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OUKITEL C17 Pro - 6.35インチでパンチホール型ディスプレイを採用するエントリースマホ。ゲームやらないなら十分なスペックになってます

OUKITEL C17 Pro
中国メーカーの「Oukitel」はどちらかと言うと低スペック、低価格な製品に強い会社だと思います。ウインタブでは過去に「C8」という激安な、しかし品質的にはよくできた製品をレビューしたことがあります。
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中国通販の製品ページをいろいろチェックしていて、当初「C16」という格安な製品の紹介記事を書こうとしていたんですけど、メーカーサイトを確認したら、この「C17 Pro」という、非常に魅力的なエントリースマホの情報がありまして、急遽この記事を書いています。

1.スペック

OUKITEL C17 Pro
中華に限らず、スマホのスペック表で最初に見るのがCPUの型番だと思います。この型番で該当製品がエントリークラスなのか、それともハイエンドなのか、おおよそ見当がつきますよね?この製品のCPUはHelio P23(クロックスピードが2.0GHzになっていますので、低クロック版のMT6763Vと思われます)です。そんなに新しい型番ではなく、Antutuスコアが8万点前後なので、2018年だとミドルスペック、2019年だとエントリーのいいほう、もしくはミドルスペックの下のほう、くらいになると思います。

RAMは4GB、ストレージは64GBなので、この製品の位置づけから見て妥当な容量と言えるでしょう。このシステム構成であれば、重量級ゲームは少々厳しいものの、それ以外はストレスなく動作してくれると思いますし、購入して短期間でストレージ容量が不足するような事態にもならないはずです。

OUKITEL C17 Pro
ディスプレイは「パンチホール型」のカメラになっていて、ここはちょっと高級感があります。この製品の価格帯を思えば、ちょっとうれしい構造ですよね!ただし6.35インチと比較的大型サイズながら解像度はHD+なので、汚いということはないですが、ディスプレイ画質にこだわる人だとちょっと粗く感じるでしょう。

OUKITEL C17 Pro
カメラは48MP…ではないです。しかし、アウト側はトリプルレンズでソニー製ということなので、画質には期待できます。ただねえ、画素数がちょっと物足りないかも。特にインカメラが5MPしかない、という点が少し気がかりです。

それと、通信バンドは「素晴らしい」ですね。日本の主要バンドがしっかりカバーされたグローバル対応になっています。また、バッテリーは3,900 mAhと比較的大きな容量になっていますので、ずーっとゲームをするというのでなければ終日充電は必要ないと思います。

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2.筐体

OUKITEL C17 Pro
上に書いたとおり、前面はパンチホール型ディスプレイになっていますので、低価格な製品としてはカッコよく見えます。また、背面には指紋センサーも見えます。この製品は顔認証と指紋認証の両方に対応しますが、指紋センサーはディスプレイ埋込式ではなく、オーソドックスな位置になります。

背面の素材は不明ですが、Oukitelの製品は(以前のWindows Phoneのように)背面が「カパッ」と開く構造になっていることが多く(特にエントリー製品)、この製品もそういう構造かな、と予想します。なので、プラスティック製でしょう。

OUKITEL C17 Pro

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前面、背面と主要な側面の画像です。ボタンやポートは割とオーソドックスな配置ですが、SIM(microSD)スロットの位置がよくわからないですね。メーカーサイトで他の画像を確認したところ、この画像にはない左側面にSIMスロットが見えました。それと、USBポートはType-Cで、オーディオジャックは廃止されています。同梱物にType-C – 3.5 mm ジャックの変換ケーブルが含まれます。

OUKITEL C17 Pro
筐体色はグリーン、ブラック、グラディエント(ブルー~グリーンのグラデーション)の3色を選べます。最近はグラデーションを使うスマホが増えましたよね。

3.価格など

Oukitel C17 Proはウインタブが日頃巡回する中国通販ではまだ取り扱いがなく、AliexpressのOukitel Official Store(メーカーサイトからリンクされていたので、直販サイトと考えていいと思います)で販売中、8月13日現在の価格は139.99ドル(14,994円)です。

スペック的には100ドルクラスのスマホよりもCPU、RAM、ストレージとも1~2ランクくらい上なので、中華スマホの価格水準から見て150ドル付近が妥当かな、と思います。また、この製品はパンチホール型ディスプレイやアウト側トリプルカメラも搭載していますので、それを考慮すると139.99ドルというのはかなりお買い得に思われます。

ウインタブがよく紹介する製品の価格帯だな、と思います。スマホ好きな人、もっぱらゲームプをする人にはちょっと物足りないかもしれませんが、このくらいのスペックだとメインスマホとしても十分使えると思いますし、価格に見合わないギミックもありますので、メインスマホ、あるいはサブスマホとして購入検討するのもいいんじゃないでしょうか。

4.関連リンク

OUKITEL C17 Pro:Oukitel Offical Store(Aliexpress)

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