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Nothing Phone (1) - Nothingブランド初のスマートフォン、個性的なデザインだけでなく、長期的なソフトウェアアップデート提供も魅力

Nothing Phone 1紹介
こんにちは、かのあゆです。OnePlusの創始者の一人として知られるカール・ペイ氏が立ち上げたブランド「Nothing」よりスマートフォン第一弾となる「Nothing Phone(1)」が発表されました。Nothingは2021年8月に最初の製品となるワイヤレスイヤホン「Nothing Ear(1)」を投入しています。

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デザイン製の高い個性的な端末に仕上がっています。また、日本国内での正規発売も決定しています。

1.Nothing Phone(1)スペック

スペック表

   Nothing Phone(1)
OS Nothing OS(Android 12ベース)
CPU Qualcomm Snapdragon 778G+
RAM 8GB/12GB
ストレージ 128GB/256GB
ディスプレイ 6.55インチOLED(2,400 x 1,080)120Hz
LTEバンド 5G:n1/n3/n28/n41/n77/n78
LTE:B1/3/8/18/19/26/28/41
※日本国内での対応バンド
SIM nanoSIM × 2
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力 USB Type-C
カメラ イン16MP/アウト50MP + 50MP
バッテリー 4,500 mAh
サイズ 159.2 x 75.8 x 8.3 mm
重量 193.5 g

バリエーションモデル

・RAM8GB/ストレージ128GB
・RAM8GB/ストレージ256GB
・RAM12GB/ストレージ256GB

コメント

OSはAndroid 12ベースのNothing OSです。カスタムUIではあるものの、XiaomiのMIUIやOPPOのColor OSとは異なり素のAndroidに準じたUIを採用しており、プリインストールされているアプリを厳選することによってスムーズな動作を実現しています。GoogleのPixelシリーズやSamsungのGalaxyシリーズと同じく、OSアップデートは3年、セキュリティアップデートは4年(2ヶ月に一回配信)提供することを保証しており、長い間安心して使っていくことができます。

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CPUはSnapdragon 778G+です。Xiaomi 12 Lite等に搭載されているSnapdragon 778G 5Gのマイナーチェンジ版となる製品ですが、CPUとGPU性能が強化されています。AnTuTu Benchmark v9での総合スコアは54万点程度をマークするとのことです。RAMは8GB/12GB、内蔵ストレージは128GB/256GBという構成で、MicroSDカードによるストレージ拡張には対応しません。

ディスプレイは6.55インチサイズで解像度はFHD+(2,400 × 1,080)、パネルはOLED(有機EL)です。リフレッシュレートは60~120Hzの「アダプティブ」で、タッチサンプリングレートは240Hz、前面ガラスはコーニング・ゴリラガラス5が使われています。

Nothing Phone 1 カメラ
カメラはイン16MP、アウト50MP(メイン) + 50MP(超広角)という構成です。トリプルレンズやクアッドレンズを搭載するスマートフォンが増えてきていますが、Nothingでは「品質を決めるのはカメラの多さではない」として、デュアルレンズカメラを採用しています。新規メーカーと言うことでカメラのチューニングに関しては未知数ではあるものの、メインカメラと超広角カメラの画素数が50MPに統一されているため、超広角撮影時も画像の劣化は抑えられていそうです。

ワイヤレスネットワークは802.11a/b/g/n/ac/axとBluetooth 5.2に対応します。日本国内での販売も既に決定していることもあり、モバイルネットワークは4G、5Gともに国内主要4大キャリアの回線に対応しています(ただし、auと楽天モバイルに関してはバンドが対応していても実際には通信できない場合もあるため、注意が必要です)。

バッテリー容量は4,500 mAhで、33W出力のUSB PD急速充電に対応するほか、15W出力のワイヤレス充電、5W出力のリバースチャージもサポートしています。

2.Nothing Phone(1)筐体

Nothing Phone 1 前面
前面です。中央にパンチホールノッチが採用されており、前面だけ見ると他社スマートフォンでもよく見られるデザインです。左右が湾曲していないフラットディスプレイが採用されており、ベゼルは狭めです。

Nothing Phone 1 背面
Nothing Phone(1)最大の特徴はこの背面デザインです。先に投入されているワイヤレスイヤホンの「Nothing Ear 1」と同じく背面が透けて見えるようになっており、通知や電話の着信などでLEDライトが点灯する「Glyph Interface」が組み込まれています。

Glyph Interface
なんと900個のLEDライトが組み込まれているとのことです。ほかのスマートフォンには見られない個性的なデザインなので、クリアケースを装着して運用したいところです。筐体色は「ホワイト」と「ブラック」が用意されています。

3.Nothing Phone(1)価格など

Nothing Phone(1)は日本国内では2022年8月に発売予定となっており、Nothing公式サイトでの販売価格は69,800円(税込)からです。

OnePlusの創始者が立ち上げたブランドである点や、正式発表前にシリアルナンバー入りの限定モデルをオークションサイトに出品するなど何かと話題になっていたNothing Phone(1)ですが、意外と購入しやすい価格帯に収まったなぁという印象です。ミッドハイレンジの製品になりますが、個性的な背面デザインなどが特徴的で、スペックだけで語られる端末という感じではありません。そういう意味ではかつて販売されていたトリニティのNuAns NEOシリーズやバルミューダの「BALMUDA Phone」に近いコンセプトの製品なのかもしれません。

また、デザインだけでなく、シンプルなソフトウェアに長期的なソフトウェアアップデート提供など、長く使っていけるような配慮もなされています。

4.関連リンク

Nothing Phone 1:Nothing

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