先日紹介した「NOMU M6」ですが、この製品はスペック面では特に見るべきところもないエントリークラスの製品ながら、美しい筐体デザインのアウトドアスマホ(タフネススマホ)、ということで私が予想していた以上に読者の皆さん、またTwitterなどでも好評価だったように思います。ただ、前回の記事では「製品画像はまだCGだよね」とか「価格が全然わからないんじゃ…」ということもありました。しかし、NOMUはすでにM6の動画をYouTubeにいくつかアップしていますし、新機能の追加、というアナウンスももらっていますので、今回はそのへんのところをフォローしたいと思います。
これがM6のスペック表です。ご覧の通り典型的なエントリースペックとなっています。また、重量が322 gと記載されていますが、これはNOMUの公式サイトから転載したもの、ではありますけど、「ちょっと重すぎなんじゃね?」という疑問はあります。ひょっとして223 gとか233 gなのかもしれないですね…。なお、スペックに関する説明は前回の記事でやってますので、詳しくはこちらをご覧ください。
これはつい最近追加された情報なのですが、「顔認証」に対応するようになった、とのこと。NOMUは従来製品でOTA(Windows Updateのようなもの)によるOSアップグレードを実施した経験がありますので、顔認証以外でも新機能をOTAで追加していく可能性はありそうです。
ただねえ、中華製品の顔認証って、かなりザルな場合もあるみたいなんですよね。詳しくはnatsukiさんの「UHANS i8の実機レビュー」をご覧ください。ただ、NOMUは例えばMIL規格についてもきちんと評価機関の認証をとったりしていますので、「機能の信頼性」という点では一応は期待できます。
次に、NOMUがYouTubeにアップした動画を確認し、実機画像(映像)も確認できましたので、簡単に説明します。
まずは前面です。前面にはホームボタンなど物理ボタン(センサーボタンも含む)はついていないようで、OSのソフトウェアキーで操作するようです。また、スペック表からわかる通り、ディスプレイは縦長タイプではなく、上下のベゼルは太いです。
この製品のセールスポイント「鏡面仕上げの背面パネル」です。アウトドアスマホとしては極めてあっさりしたデザインで、とても美しい仕上がりになっています。
で、いきなりリアルな世界になりますが、手脂はつきやすいようですw なので、クリーナークロスは常備しておくほうがいいでしょう。
NOMUではもはやお約束と言っていいでしょう。例によって無茶なテストをやってました。たぶん「塩、醤油、サラダ油、黒酢」なんかを実機にかけての動作確認です。詳しくは後掲する動画をご確認ください。
ドイツのAmazonでは販売がスタートしていました、129.99ユーロ(約16,945円)です。これを参考にすると、中国の通販サイトで販売開始される際には140~150ドルくらいからスタートするのかな、と思われます。IP68の防水・防塵機能もありますし、割と妥当な価格なんじゃないでしょうか?
最後にNOMUの動画にリンクしておきますので、ご覧ください。
コメント
重すぎる重量は実は本体重量じゃなくてパッケージング総重量でした!ってオチだったりしてw
こんにちは、コメントありがとうございます。そうあることを祈っておりますが、マジで300 g以上あったりして…。
本当にFFのクリスタルみたいなデザインで出てきた! 炒め物にしたら美味そうな調味料かけてるあたりが笑える。やっぱりいくらなんでも300g越えはなさそうですよねぇ。
natsukiさん、調味料うまそうだなあ、と思ってみたり…。