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NEC LAVIE Tab S TS508 - 8インチAndroid、NECの「プレミアムタブレット」が登場!

NEC LAVIE Tab S TS508
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ウインタブでAndroid製品も積極的に紹介する方針になってからはじめてNEC製のAndroidタブレットの記事を書きます。NECのタブレットは「LAVIE Tab」という製品ブランドがついていて、Windows製品は「LAVIE Tab W」、Android製品は「LAVIE Tab E」と「LAVIE Tab S」という名称になっています。もちろんLAVIE Tab Wはこれまで何度も記事で取り上げてきたのですが、「E」と「S」は私自身なじみがありません。「E」がバリューライン、「S」がプレミアムラインということになっていて、今回紹介するのはプレミアムラインの「S」のほう、「LAVIE Tab S TS508/FAM」です。同時に「E」のほう「LAVIE Tab E TE507/FAW(7インチ)」も発表されているのですが、こちらは別記事で紹介します。

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1.スペック

NEC LAVIE Tab S TS508 スペック表

クリックで拡大します

補足します。OSはド最新ではありませんが、Android 6.0、CPUの「APQ8053」というのは「Qualcomm Snapdragon 805」で、ハイスペックなものですが登場したのが2013年11月とやや古く、最新の820などと比較するとパフォーマンスはやや見劣りします。820との性能を比較しているサイトがありましたので、興味のある人はこちらをご覧ください。
ついにSnapdragon 820の性能が明らかに、Apple A9などとの比較も:Buzzap

9月22日訂正:APQ8053はSnapdragon 625でした。大変失礼しました


高性能なCPUにマッチングされるRAMは3GBと十分、一方ストレージは16GBと、Android機とは言え、プレミアムラインとしてはやや不足感があります。ディスプレイはIPS液晶のFHD(1,920 × 1,200)と納得できる水準ですね。また、カメラもAndroid機らしく、といいますか、イン5MP/アウト8MPと、Windowsタブレットユーザーにしてみれば羨ましいレベルです。もちろん高性能なスマホには及ばないですが。

あと、サイズは重量こそ321 gとWindows タブレットの標準よりもやや軽め(私は350 g前後が8インチWindowsの標準だと思っています)ですが、特段小さいとか、軽い、というほどでもないと思います。この点Windows タブレットユーザーにも(よくも悪くも)違和感はないでしょう。

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2.筺体

NEC LAVIE Tab S TS508 筺体前面
NEC LAVIE Tab S TS508 筺体背面
サイド部分のベゼルは細めで、スタイリッシュな感じはしますが、「すごい!」ということはないですね。また、背面の素材は不明ですが、NEC製なので高級感はかなりあると思われます。なお、筺体は防塵(IP5X)・防滴(IPX2)仕様になっており、「洗面台やキッチンでも安心」です。ただし、完全な防水というわけではないので、水没させたりするのはマズイです。

NEC LAVIE Tab S TS508 側面および背面
少しわかりにくいですが、画像上が右側面、その下が左側面、その左下が下面、その右が上面となります。Androidタブレットの多くがそうであるように、入出力ポートはmicroUSBがひとつとオーディオジャックのみです。充電はmicroUSBポートを使うので、8インチWindowsタブレットと同様、基本的には充電しながらUSBポートを使うことができない、ということになります。

また、スピーカーは横持ちした際の左右側面に配置されますが、「Dolby Atmos(サラウンドシステム)」が採用され、音質へのこだわりも感じられます。

3.価格と発売時期

LAVIE Tab S TS508/FAMは2017年1月の発売予定(ずいぶん先だよね…)で、NECダイレクトでの価格は税込み31,104円となっています。しかし、なぜCPUがSnapDragon 805なのか、なぜストレージが16GBしかないのか、若干理解に苦しむところもありますね。一方でNEC製品だけに、筺体の仕上げなど、基本的な品質面には間違いがない、というかかなり満足できるのではないか、と思われます。

8インチのAndroidタブレットということなら「ASUS ZenPad 3 8.0」とか「Huawei MediaPad M3(そういえばまだ発売されていませんね)」など、外資メーカーでより高性能かつ高価格なものもある中で、この製品は「中位スペック」くらいのレンジになるのかな、と思います。NECだからって、必ずしも高価なわけでもありませんしね。

4.関連リンク

LAVIE Tab S 製品情報ページ:NEC公式サイト

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コメント

  1. miyuki より:

    すごいスルーっぷり(笑)。
    みんなデカスマホ持っているとみた。
    スマホよりはるかに安いけど、どんなに一生懸命つくっても
    泥端末にとびつくウィンタブ読者はいないのであった。

  2. 匿名 より:

    海外タブと比べて何でこんなにもやる気が感じられないんだろうか

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。必ずしもそうは思いませんが、LAVIE Hybrid ZEROくらいの実力を見せてくれたらもっとうれしいのは確か。

  3. 本山 葵 より:

    なんでこれがプレミアムなのかわかりません

    てか誰が買うのでしょうか

    泥タブはF-04HもF-02Fも健在なので欲しいと思いません。

    • wintab より:

      本山さん、こんにちは、コメントありがとうございます。あまり情報に敏感でない人でしょうか。逆に言えば大多数の人。NECだし。

  4. natsuki より:

    2年前のLAVIE Tab E使ってます。
    子供用の購入です。

    ざっくばらんに言うと、このシリーズは、良くも悪くも、初心者向け。
    さすがのNECで、幼稚園児が(操作的にも、ハード的にも)適当に扱っても抜群の安定性。
    でも、大人はまったく使ってません。

    というわけで、「E」シリーズには日本製かつ大手量販店で扱っている信頼感で、
    ファミリー向けという需要があるとは思うのですが、
    「プレミアムライン」という触れ込みの「S」になると、うーむ…

    個人的に、他にもNEC製品はひどい使い方をしているのがいくつもあって、
    品質は高く信頼しています。
    あとは、ブランドにどれだけ金を払えるかなわけですが、このスペックは、むむむ。

    • wintab より:

      natsukiさん、こんにちは。いただいたコメントが全てなのかな、と思います。だからこそのNECなんでしょうね。ウインタブは特別な知識のない人にも読んでもらいたいので、そうするとこの製品はいいと思うんですよね。

  5. 匿名 より:

    ストレージ以外の性能はまあまあ良いと思いますが、プレミアムとすると名前負けしてしまいますね。
    1年早く出てストレージが32GBだったらプレミアムだったかも?

    NECの「ハイスタンダードモデル」が3万円、と考えれば悪くはないですね。
    ストレージも、AndroidならSDカードと組み合わせて、ギリギリ使えるレベルですね。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。ストレージは確かに不満、というかもったいないですね、バランス的に。

  6. 匿名 より:

    スペックと値段はそんなもんかって感じですが、強いていえばusbはtypeCが良かったなと思いますね
    ベゼル幅も最近の流行りからすると広めですし

    これを値段そのまま二年前に出てればなあ、というのは欲張りですかね

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。最後の一行こそ、実はみんなが思ってることかも。

  7. 匿名 より:

    APQ8053は2016年登場のSnapdragon625(LTEなし)です。ミドルクラスですが、14nmプロセスを採用した新型で、性能は800や805に引けを取らず、消費電力は圧倒的に少ないです。625はzenfone3にも採用されてます。
    ちなみにSnapdragon805のLTEなしはAPQ8084(28nmプロセス)です。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。ご指摘の通りですので、記事の方は修正いたしました。失礼しました。