モトローラがスマートフォン「moto g52j 5G」のアップグレード版「moto g52j 5G Ⅱ」を発表しました。もともと装備充実で価格も手頃なmoto g52j 5Gですが、moto g52j 5G ⅡとなってRAM容量が6GBから8GBに増量されています。
なお、moto g52j 5G ⅡはRAM容量の変更以外はmoto g52j 5Gと同じです。そのため、この記事では主にスペックの変更点と価格についてご説明します。その他の製品詳細についてはこちらの紹介記事をご覧ください。
motorola moto g52j 5G - motorola初のおサイフケータイ対応!上位モデルを思わせる筐体デザインも魅力的です
1.moto g52j 5G Ⅱ 概要
スペック表
moto g52j 5G Ⅱ | |
OS | Android 11 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 695 5G |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 6.8インチ(2,460 x 1,080)120Hz |
LTEバンド |
5G:n3/n28/n77/n78 LTE:B1/2/3/8/18/19/28/38/41/42 |
SIM | nanoSIM + eSIM |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.1 |
入出力 | USB Type-C、MicroSDカード |
カメラ | イン13MP/アウト50MP + 8MP + 2MP |
バッテリー | 5,000 mAh |
サイズ | 171.0 x 76.8 x 9.1 mm |
重量 | 206 g |
コメント
前回の紹介記事を少し補足します。まずOSですが、メーカー開示上は「Android 11」となっているものの「利用可能な新しいプラットフォームへのアップデートがある場合、ホーム画面上に通知メッセージが表示されます。メッセージの指示に従い、アップデートを実行することでプラットフォームのバージョンを最新にすることができます。製品の生産時期により記載されているプラットフォームより新しいバージョンが搭載されている場合があります。」という説明がありましたので、あるいは入手時にAndroid 12になっているかもしれません(すでにこの春にAndroid 12へのOTAアップデートが配信されています)。
冒頭記載のとおり、moto g52j 5G Ⅱが新しくなったのはRAM容量のみです。従来モデルの6GBから8GBになりました。この結果、ゲームプレイをはじめ、全体的に挙動が改善されるものと思います。
また、SIMまわりですが、この製品は「nanoSIMスロット2つとeSIM」がありますが、メーカー側で「デュアルSIM構成はnanoSIMとeSIMとなります。SIMトレイでは物理SIM(nanoSIM 1枚)とmicroSDを同時使用できますが、nanoSIM 2枚を同時使用できません。」との説明がありましたのでご注意ください。
ここは従来モデルと変わりませんが、IP68相当の防水・防塵性能があり、おサイフケータイにも対応しているのがうれしいところです。また、カメラもアウト側50MPと高い画素数になっています。
2.moto g52j 5G Ⅱ 価格など
motorola moto g52j 5G Ⅱは7月4日以降、公式オンラインストア「MOTO STORE」、Amazon、国内オンラインショップ、家電量販店、MVNO事業者などで販売されます。MOTO STOREではすでに予約販売が開始されており、価格は税込み40,800円です。
これまで述べてきたとおり、従来モデルから外観は全く変わっておらず、システム構成でも「RAMが8GBになった」という違いのみです。従来モデルmoto g52j 5Gの実売価格が2万円台半ば(Amazonのメーカー出品のものだと割引クーポン利用で31,300円)で購入できることを考えると「むしろ従来モデルでいいや!」と感じる人も少なくないと思いますが…、どうでしょう?
3.関連リンク
moto g52j 5G Ⅱ:MOTO STORE