motorola moto g52j 5G － motorola初のおサイフケータイ対応！上位モデルを思わせる筐体デザインも魅力的です

こんにちは、かのあゆです。モトローラ・モビリティが国内向けSIMフリースマートフォン「moto g52j 5G」を正式発表しました。その名の通りグローバルで発売済みのmoto g52がベースとなっていますが、motorolaが販売する国内向けSIMフリースマートフォンとしては初めておサイフケータイとIPX5/8準拠の防水・防塵に対応したのが最大の特徴となります。筐体デザインも上位モデルであるmotorola edge 30 PROに近いものを採用しており、魅力的なミッドレンジモデルに仕上がっています。

1.moto g52j 5Gスペック

スペック表

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OSはAndroid 11です。すでにAndroid 12が普及し始めたタイミングで、先に発表されているedge 30 proではAndroid 12がプリインストールされていることを考えるとmoto g52jでも採用してほしかったところではありますが、最新バージョンにこだわるのでなければ特に気にすることはないでしょう。素のAndroid OSをベースにmotorola独自機能が追加されていますが、edgeシリーズとは異なりデスクトップPCとして利用できる「Play for」はサポートされていません。

CPUはSnapdragon 695 5Gです。ハイエンドクラスの端末に採用されているSnapdragon 8シリーズ（870、888/888+、8 Gen 1）には及ばないものの、快適に動作する性能を備えているのでメインスマートフォンとしても十分活躍できるでしょう。RAMは6GB、内蔵ストレージは128GBという構成で、MicroSDカードによるストレージ拡張に対応します。

ディスプレイは6.8インチサイズで、解像度はFHD+（2,460 × 1,080）です。パネルはIPS液晶を採用しており、ミッドレンジモデルでありながらリフレッシュレートは120Hz表示に対応します。CPUの性能上ゲームでそのリフレッシュレートの高さを生かせる機会はあまりなさそうですが、画面などのスクロールがスムーズになるため一度体験してしまうと60Hz表示に戻れなくなってしまうかもしれません。

カメラはイン13MP、アウト50MP（メイン） + 8MP（超広角） + 2MP（マクロ）という構成です。4つのピクセルを1つに組み合わせる「クアッドピクセルテクノロジー」を採用することにより、暗所性能を高めたとのことです。

ワイヤレスネットワークは802.11a/b/g/n/acとBluetooth 5.1に対応します。モバイルネットワークは4G、5Gともに国内主要4大キャリア（ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル）をサポートしていますが、auと楽天モバイルに関しては通信バンドが対応していても実際には通信できない場合があるため、発売後の動作確認情報の確認が必要です。物理SIMのほか、eSIMをサポートします。

バッテリー容量は5,000 mAhで、最大15W出力の急速充電に対応します。また前述の通り、moto g52jは日本国内向けにカスタマイズされた端末となり、motorolaが販売する国内向けSIMフリースマートフォンとしては初めておサイフケータイ（Felica）とIPX5/8準拠の防水・防塵に対応します。またNFC機能はマイナンバーカード、運転免許証の読み取りをサポートしています。

2.moto g52j 5G 筐体

前面です。上位モデルのmoto edge 30 PROと同じくパンチホールノッチが採用されていますが、写真を見る限り上下ベゼルが少し厚めな点が気になるかもしれません。ただあくまでプレスイメージなので実機だと印象が異なる可能性はあります。

左側面には指紋認証センサーを兼ねた電源キー、ボリュームキーのほか、Googleアシスタントを呼び出せるGoogleアシスタントキーが備わっています。

背面はedgeシリーズと共通のデザインを採用しています。素材は写真からは確認できませんが、光沢加工が施されているように見え、高級感のあるデザインです。筐体色は「インクブラック」と「パールホワイト」の2色展開です。

3.moto g52j 5G 価格など

moto g52j 5Gは2022年6月3日により公式オンラインストア「MOTO STORE」、Amazon.co.jp、家電量販店、MVNOキャリアより販売開始となる予定で、価格は39,800円（税込）です。motorolaのSIMフリースマートフォンは長らくおサイフケータイに対応してきませんでしたが、moto g52jではついにおサイフケータイに対応しました。まもなく国内向けモデルが発表されるとされているXiaomiのRedmi Note 11 Pro 5Gもおサイフケータイに対応すると言われており、この価格帯のモデルも選択肢が増えてきて悩みどころ、という感じですね。

moto g52jと同日付で発売が延期となっていたSnapdragon 8 Gen1搭載モデルのmoto edge 30 proも発売されますが、多くのユーザーにとってはmoto g52j 5Gで十分なのでは・・・と思っています。

4.関連リンク

moto g52j：MOTO STORE