モトローラが、moto gファミリーの最上位機種となるスマートフォン「moto g100」を発表しました。これまでのmoto gファミリーは、どちらかと言うとエントリー~ミッドレンジクラスの製品が主体でしたが、このmoto g100はハイスペッククラスと言っていい仕様になっています。もちろんSIMフリー機で5Gにも対応します
目次
1.motorola moto g100 スペック
スペック表
moto g100 | |
OS | Android 11 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 870 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 6.7インチ(2,520 x 1,080)90Hz |
バンド | 5G:n1/3/5/7/8/28/38/41/66/77/78 4G:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19 20/26/28/32/34/38/39/40/41/42/43/66 |
SIM | Nano SIM×2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1 |
入出力 | USB Type-C、イヤホンジャック、microSDカードリーダー |
カメラ | イン16MP+8MP アウト64MP+16MP+2MP+TOF |
バッテリー | 5,000mAh |
サイズ | 168.38×73.97×9.69mm(最薄部) |
重量 | 215 g |
バリエーションモデル
5月13日の発表時点では単一バリエーション、カラーもイリディセントスカイの1色のみです
ポイント
・moto gファミリー初の5G端末、5G+4GのデュアルSIMデュアルスタンバイに対応
・デュアル・インカメラ
・CPUにSnapdragon 870を搭載
・デスクトップライクなUI「Ready For」に対応
コメント
CPUのSnapdragon 870はAntutu Ver.9のスコアが70万点(ソースはこの動画)をマークする最新型番です。現状最高性能のSnapdragon 888のAnttutu Ver.9のスコアが81万点なので、それには及ばないとは言え、「まあハイエンド」と言っていい性能ですね。
RAMは8GB、ストレージは128GBと、一部のゲーミングスマホを別とすれば十分な容量で、microSDカードによるストレージ拡張も可能です。ディスプレイは6.7インチでFHD+解像度、またリフレッシュレートも90 Hzと、やはり文句なしの水準です。
カメラはアウト側が64MPになっているほか、イン側がデュアルカメラです。16MPの標準レンズと8MPの超広角レンズですね。これにより「セルフィー撮影において、標準レンズの4倍以上の範囲をフレームに収めることが可能」とのことです。
機能面で注目したいのが「Ready For」です。SamsungやHUAWEIの一部製品に実装されているデスクトップライクなUIで、個人的にはこの機能に激しく期待していますし、将来的にスマホがPCに置き換わっていく鍵にもなる機能だと思います。
YouTubeにReady Forを紹介する動画がありましたので、リンクしておきます(ただし、動画で使われているスマホはmoto g100ではありません)。
2.motorola moto g100 筐体
前面と背面です。前面は(デュアルカメラなので)パンチホール×2になってますね。エッジ部分が側面に大きく回り込んでいるデザインではなく、割とオーソドックスに見えます。
背面は、この画像を見る限り「moto gにしては割と地味」な印象を持ちました。上にも書きましたが、筐体色が「イリディセントスカイ」という、やや落ち着いた感じの色になっているのがその理由かと思います。
左右側面と上下面です。画像の縮率が異なっていますがご容赦ください。
左側面にはSIMスロットとボタン、右側面にはボタンが2つ。
筐体色が異なっていますが、これは製品ページにあった右側面の拡大画像です。右側面にあるのは「音量ボタン」「指紋センサー内蔵の電源ボタン」だと思われます。moto g100には「My UX」という、独自機能があり、電源キーを2回タップするとMy UXの呼び出しが可能、との説明もありました。
また、moto g100には「Googleアシスタントキー」がついている、という説明がありましたので、左側面にあるボタンがそれだと思います。
3.motorola moto g100 価格など
motorola moto g100は5月28日の発売予定で、公式ストア「MOTO STORE」では予約注文を受け付けています。5月13日現在の価格は税込み58,800円です。国内で販売されているスマホの新製品だと、やはりXiaomi Redmi Note 10 Proが非常に割安と感じられます(ただし、5G非対応です)が、このmoto g100についてもCPU性能が非常に高い5Gスマホとして「安い」と感じます。というか相当にお買い得と言えるんじゃないでしょうか。
コメント
870のコスパ機といえばPOCO F3とかあるけど
OnePlusかZTEとか一部除けば中華系の888 or 870は原則USB2.0だから
USB3.1 Gen1対応してると思えば悪くないですね
3.1対応870機でいえばOnePlus 9Rとか同じ値段ですし
MediaTekのハイエンドはそもそもUSB2.0だし次で強化してくんないかな…
こんにちは。スマホのUSB規格について日頃よく見ていないので勉強になりました。私は動画撮影の際にOneDrive経由でPCに取り込んでいるのですが、USBで有線接続するほうが速いですもんね。そうなると規格も気にしなくてはなりません。あと、この製品の場合デスクトップライクなUIも使えるのでなおさらでしょうね。