こんにちは、壁です。今回は先にご紹介したLenovo S5と同時に発表されたLenovo K5 Playをご紹介します。このモデルはエントリーモデルで、これの上位にK5というモデルもあります。下位モデルには『Play』という名付け方をしているところにモトローラ端末との共通性を感じます。
1.スペック
上位のK5がMedia-Tek製CPUなのに対し、こちらのK5 PlayではSnapdragon 430を搭載してきました。RAMは2GBまたは3GBで、ストレージは16GBまたは32GBです。RAM2GBはそろそろ性能不足な感じがしますね。やはり3GBは欲しいところです。
OSはAndroid 8.0ベースの『ZUI 3.7』となっています。ディスプレイサイズは18:9の5.7インチですが、解像度のほうはHD+(1,440×720)にとどまります。
アウトカメラはデュアル構成で13MPと2MPの組み合わせ。インカメラは8MPです。ちなみに上位のK5ではアウトカメラのセカンダリセンサーが5MPとなります。しかし、普通に撮る分には、それほど大きな差は出ないと思います。少し脱線しますが、同じようなデュアル構成のUlefone T1のセカンダリセンサーはボケ処理要員としてだけで、通常撮影時はプライマリセンサーの16MPしか働いてませんでした。そう考えるとプライマリセンサーの解像度が据え置きというのは魅力的です。S5では13MPのデュアルですが、あちらはRGBとモノクロという大きな違いがあります。
顔認証や指紋認証といった機能はこのK5 Playでも利用できます。機能面での差別化を図らなかったという点では評価できると思います。一方でUSBはType-Cではなく従来通りのmicro-USBとなります。
2.デザイン
カメラと指紋センサーの配置といいS5と共通のデザインですが、カラーリングが違うとガラリと印象が変わりますね。個人的にはS5よりかはK5 Playのこのメタリックなカラーリングが好みです。DOOGEEでもこんなテイストのカラーリングがあって一目でカッコイイと思いましたが、中華スマホでは素材ではなくカラーリングで高級感を演出する方法もあるんですよね。筐体の素材はプラスチックと思われます。
カラーバリエーションはブラック、ブルー、ゴールドの3種類です。K5ではグレーの設定がありますが、入れ替わる形でこちらのK5 Playにはゴールドが加わってます。このブルーがすごい爽やかなブルーなんですよね。この色、正直いいなと思います。
3.まとめ
今回Lenovoが発表したモデルの中ではエントリーモデルとなる本機となりますが、記事を書くにあたりスペック表とにらめっこしてたのですが、これだけ上位と同じ機能を揃えているとなると、間に入るK5の存在意義とはなんだろうって思いました。
これならS5とK5 Playの2本立てでもいいような気もします。Lenovo K5 Playは中国の通販サイト「Banggood」で4月4日現在「Alert Me On Arrival(入荷お知らせ)」というステイタスになっており、近日発売予定です。
4月4日現在の参考価格は159.99ドル(17,436円、3GB/32GB)、149.99ドル(16,346円、2GB/16GB)となっています。上位機種のK5の参考価格は189.99ドルなので、30ドルの開きがあります。価格差はそれほど大きくはないのですが、最新OSを取るかどうか(K5はAndroid 7ベースのZUI 3.1 Lite)…というところが落としどころではないでしょうか。
4.関連リンク
Lenovo K5 Play(2GB/16GB):Banggood
Lenovo K5 Play(3GB/32GB):Banggood