FFF SMART LIFE CONNECTED株式会社がAndroidタブレット「IRIE FFF-TAB10A2」を発売しました。エントリースペックの製品ですが、日本メーカーが手掛けるものとしては価格が低く抑えられていますし、メーカー直販サイトのほか、Amazonや楽天、PayPayモールなどでも購入ができます。
1.IRIE FFF-TAB10A2 スペック
スペック
FFF-TAB10A2 | |
OS | Android 11 |
SoC | MediaTek MT8168V |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 10.1インチIPS(1,280 × 800) |
LTEバンド | — |
SIM | — |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C 、microHDMI、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン2MP/アウト5MP |
バッテリー | 3.7V/6,000mAh |
サイズ | 243 x 162 x 9.4 mm |
重量 | 513 g |
コメント
OSはAndroid 11で、CPUのMT8168VはAntutu Ver.9のスコアがおよそ10万点くらいと思われますので、基本的な操作ではサクサク動くと思いますが、ゲーム向きとは言えません。RAMは3GB、ストレージは32GBと控えめです。ゲームプレイを前提としないのであればRAMは3GBでも大丈夫だと思いますが、ストレージはちょっと不足気味ですね。ただし、microSDカードが使えます。また、ディスプレイは10.1インチのIPS液晶で、解像度は1,280 × 800とやや控えめです。
ウインタブでは日頃中国タブレットをよくご紹介していて、エントリークラスの中国タブでもRAM4GB/ストレージ64GB/1,920 × 1,200ディスプレイといった仕様になっているものが多いので、それらとの比較では全般にやや低めのスペックと感じられます。
しかし、中国製品にはない魅力もあります。例えばFMラジオが使える、という点です。中国タブレットでもラジオアプリは入っていますが、「周波数が合わない」ので、事実上使い物にならないんですよね。そしてもちろん、日本メーカーによる日本仕様の製品ですから、初期不良時や故障時のサポートも手厚いものと思われます。
あと、入出力ポートがちょっと面白くて、microHDMIポートを装備しています。これは結構珍しいんじゃないかと思いますね。また、USBポートはType-Cですし、イヤホンジャックも装備されています。
2.IRIE FFF-TAB10A2 筐体
展開図です。Androidタブレットとしてはオーソドックスなデザインで、サイズについても標準的、と言える感じです。上に書かせていただいたようにmicroHDMIポートがある、というのが目を引きます。また、スピーカーは(横持ち時の)下側面にあり「ステレオ」と明記されていました。
筐体素材は不明ですが、おそらく樹脂製と思われます。背面にはこのように模様が入っています。
3.IRIE FFF-TAB10A2 価格など
IRIE FFF-TAB10A2はFFF SMART LIFE CONNECTEDの直販サイトのほか、Amazon、楽天、PayPayモールで販売中で、11月7日現在、価格は税込み17,800円(期間限定価格)です。日本メーカーならではの手厚いサポートや故障時の修理対応など、安心できる点も多いと思います。あと、個人的には「ラジオが聴ける」というのはなにげに大きな魅力ですね。
4.関連リンク
FFF-TAB10A2:メーカーサイト 製品紹介
FFF-TAB10A2:メーカー直販サイト 製品ページ
FFF IRIE タブレットPC:Amazon
IRIE FFF-TAB10A2:楽天
IRIE FFF-TAB10A2:PayPayモール