HeadwolfがエントリークラスのAndroidタブレット「WPad5」を発売します。「エントリークラス」と書きましたが、スペックは決して悪くありません。この記事執筆時点で楽天で11,999円(クーポン使用後)で予約販売中なのですが、この価格にしては「素晴らしい」仕様になっていると思います。
販売ページはこちらです
Headwolf WPad5:楽天
1.製品概要
スペック表
Headwolf WPad5 | |
OS | Android 14 |
SoC | UNISOC T606 |
RAM | 4GB(拡張機能により最大8GB) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 10.1インチ(1,920 × 1,200) |
LTEバンド | — |
SIM | — |
ネットワーク | Wi-Fi(2.4G/5G)、Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB Type-C 、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン5MP/アウト8MP |
バッテリー | 5,500 mAh |
サイズ | 不明 |
重量 | 500 g |
コメント
OSはAndroid 14です。先日ライターのかのあゆさんが「Android 15の開発者向けプレビュー版」の記事を投稿してくれましたが、タブレット製品としてはまだAndroid 14搭載機すら少ないです。
SoCはUNISOC T606で、Antutuスコアは25万点弱(ウインタブのレビュー実績値)をマークする性能なので、動画視聴やSNS、軽量なゲームアプリなどに使うぶんには不満を感じません。RAMは4GBで拡張機能により最大8GBとして使え、ストレージは128GBです。
ディスプレイは10.1インチのWUXGA(FHD)解像度でWidevineもL1です。12,000円前後で購入できるタブレットだとストレージが64GBだったりディスプレイがWXGA(HD)解像度だったりすることがありますが、この価格にしてこのディスプレイなのであれば文句なしです。なお、動画サブスクで(コンテンツが対応していれば)FHD(1080p)画質で視聴ができますが、NetflixのみHD(720p)画質までの対応、とのことです。…まあ、HD画質で視聴できるなら十分のような気もしますけどね。
カメラはイン5MP、アウト8MPと「価格なり」という感じです。しかし、タブレットで写真撮影に凝る人はあまりいないと思いますし、インカメラ5MPということであればWebミーティングなどには十分な画質となります。
あと、この製品はWi-Fi専用機です。SIMカードを入れてのLTE/5G通信には対応しませんのでご注意ください。
2.筐体
外観は本当に普通のタブレット、という感じで特にコメントできるような感じではありません。背面の素材についても説明がなく、おそらく樹脂素材だろうと思います。
スピーカーはステレオです。ただ、製品ページの画像をチェックしてみたのですが、正確なスピーカー位置がわかりませんでした。このイメージ画像のように横持ち時の左右側面にスピーカーが配置されているとベストなのですが…。
各部名称です。ここもオーソドックスに感じられます。イヤホンジャックがあるのがうれしいですね。
3.価格など
Headwolf WPad5は楽天市場内のHeadwolf楽天市場内で予約販売中(発送予定は3月20日)で、2月21日現在の価格は14,999円ですが、製品ページを開くと右下に「クーポン獲得」というウインドウが表示され、3,000円OFFクーポンが獲得できますので、それを使うと11,999円で購入ができます(このクーポンは楽天にログインしていないと表示されないようです)。
また、Headwolfの公式LINE(@283daaku)に友だち登録をして、注文番号を送信すれば特典キャンペーンの応募チャンスがある、とのことでした(特典の詳細は不明)。
中国メーカーも最近は日本での顧客対応に力を入れていて、Headwolfに関しては「日本語での問い合わせ可能」「1年間の修理保証」がつきますので、「中華なのでアフターサービスが心配」という感じでもありません(でもここに記載されている電話番号は中国のものなので、問い合わせはメールのほうがいいと思いますw)。
この製品はスペックが高いというわけではないのですが、「Android 14、WUXGAディスプレイ、Widevone L1、ステレオスピーカー搭載」と、普段使い用(あるいは動画用)としてしっかりツボが押さえられていると思います。11,999円なら買いでいいでしょう。