こんにちは、かのあゆです。Samsungが5G対応スマートフォン「Galaxy A32 5G」をau向けに投入します。グローバル版も1月に投入されたばかりですが、早くも国内販売が開始されます。
普段使いに十分な性能で、おサイフケータイや防水・防塵機能など日本向けのカスタマイズもしっかり行われています。
1.スペック
Galaxy A32 5G | |
OS | Android 11 with One UI 3.1 |
CPU | MediaTek Dimensity 720 5G |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 6.5インチ(1,600 x 720) |
LTEバンド | 対応バンド未公開(2021年2月16日現在) |
SIM | nanoSIM |
ネットワーク | IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C、MicroSDカード、3.5mmイヤホンジャック |
カメラ | イン13MP/アウト48MP + 8MP + 5MP + 2MP |
バッテリー | 5,000 mAh |
サイズ | 164 x 76 x 9.1 mm |
重量 | 209 g |
搭載OSはAndroid 11で、Samsung独自UIとしてOne UI 3.1が採用されています。Galaxy S20シリーズやNote20 Ultraなど、既存のGalaxyスマートフォンでもアップデートが開始されていますが、プリインストールモデルは日本では初登場となります。
最新バージョンとなるOne UI 3.1ではホーム画面の使い勝手が向上し、カレンダーアプリやギャラリーアプリのUIも変更されるなどより使いやすくなっています。
CPUはMediaTek Dimensity 720 5Gです。Dimensity搭載機は先日Xiaomiから発表されたRedmi Note 9T Proに続いて国内2台目となります。Redmi Note 9T Proに搭載されているDimensity 800Uと比較すると若干性能が落とされていますが、Antutuでの総合ベンチマークスコアは29万点程度ということなので普段使いには十分な性能です。RAMは4GB、内蔵ストレージは64GBという構成で、MicroSDカードによるストレージ拡張に対応します。
ディスプレイは6.5インチサイズでIPS液晶を採用しており、解像度はHD+(1,600 x 720)です。ミッドレンジクラスの端末ではすでにFHD+が一般的になっており、ドットが目立って画質が荒いということはありませんがこの点に関しては少し残念に感じます。
カメラはイン13MP、アウト48MP + 8MP + 5MP + 2MPという構成です。上位モデルとなるGalaxy A51 5Gとは異なり、スーパー手ぶれ補正(Super Steady)は搭載されていませんが、背景を自然にぼかせる「ライブフォーカス」やマクロレンズによる接写撮影などに対応しています。
バッテリー容量は5,000 mAhで、最大15Wの急速充電に対応します。またグローバルモデルでは対応していなかったIPX5/8準拠の防水・防塵性能を備えており、日本独自機能としておサイフケータイをサポートしています。
2.筐体
Galaxy A32 5Gでは涙目型ノッチの「Infinity-V Display」を採用します。上位モデルと比較するとディスプレイ下部のベゼルは広めです。
背面はGalaxy S21やNote20 Ultraなどと異なりカメラレンズ部がフラットなデザインです。見た目としてはLGの「VELVET」に近い印象です。個人的にはカメラの出っ張りが目立つようになってしまった最近のSシリーズやNoteシリーズよりも、こちらのデザインの方がスタイリッシュに感じます。
筐体色は「オーサムホワイト」「オーサムブラック」「オーサムブルー」が用意されます。
3.まとめ
Galaxy A32 5Gは2月25日にauから販売開始予定となっており、一括販売価格は31,190円(税込)です。Galaxyの国内向け5G対応ミッドレンジモデルは先にGalaxy A51 5Gが投入されていましたが、それよりもさらに購入しやすい価格帯の端末となります。
ディスプレイの解像度がHD+と控えめな点が残念ですが、その点をのぞけばCPUの性能も十分高く、先に投入されていたGalaxy A51 5Gよりもさらにお求めやすい価格で購入できる魅力的な5G対応ミッドレンジに仕上がっていえると思います。
筐体もシンプルなデザインながら美しく、カメラ機能も充実しており初心者にもお勧めできる一台です。
4.関連リンク
Galaxy A32 5G:Galaxy Mobile Japan