こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。前回の記事でFREETELが10月6日に発表した新スマホ「RAIJIN」を紹介しましたが、同時に発表されたのが「SAMURAI KIWAMI 2」です。FREETELによればKIWAMI 2こそが「フラッグシップ機」ということらしいんですが、個人的には「サムライ」という言葉を冠するのなら、いい加減なスペックにはしてほしくないなあ、と思います。さて…
1.スペック
補足します。同時リリースの「RAIJIN」が税抜きで3万円を切る低価格ながらミドルハイ~ハイスペックな製品なのですが、KIWAMI 2の方はスペック表を見るとRAIJINよりも高性能なMediaTek製の10コアCPUを搭載し、ディスプレイも有機ELの5.7インチWQHD(2,560 × 1,440)となっていて、さらに高スペックになっていることがわかります。
一方、RAM4GB、ストレージ64GBというのはRAIJINと変わりません。またOSはAndroid 6.0ですからRAIJINのAndroid 7のような話題性もないですね。もちろん6.0でも困ることなんてないでしょうけど。あ、GoogleのDaydream(VR技術)は対応しないんでしたっけ。また、バッテリーは3,400mAhと決して不足のある容量ではないですが、RAIJINの5,000mAhには及びません。
カメラの方はイン800万画素、アウト1,600万画素ですから、自撮りにせよ風景写真にせよ不足はないでしょう。また、DSDS(デュアルSIMによる同時待ち受け)にもしっかり対応しています。総じて言うと、大切なCPUが10コアの高性能なものであることと、ディスプレイが有機ELの非常に高精細なものである、という点で「フラッグシップ機」ということなんでしょう。
2.筺体、価格など
この製品も筺体画像はあまり公開されていません。FREETELによれば「アルミ削り出しの高品質ボディ」ということです。サイド部分のベゼルはかなり細くなっていますね。また、指紋センサーはホームボタン兼用なのかな、と思います。
FREETEL SAMURAI KIWAMI 2は12月発売予定で価格は税抜き49,800円(税込み53,784円)です。RAIJINの紹介記事で、「CPU以外はASUS ZenFon 3 Deluxe(5.5インチ)と同等レベル」と書きましたが、同じZenFone 3で考えると、KIWAMI 2のほうは「ZenFone 3 Deluxe(5.7インチ)」のほうに近いといえるかもしれません。しかし、ZenFoneのほうは価格が10万円に近いかわりにRAM6GB、ストレージ236GBと、とんでもないスペックなので、比較対象として適切だとも言えませんね。
個人的にはKIWAMI 2のほうもスペックの割に割安感は大きいと思います。しかし、先に記事にしたRAIJINのほうがさらに強い割安感を感じてしまいますね。あるいはRAM6GBとかストレージ256GBなんていう製品がAndroidスマホに登場し始めた、ということも若干この製品の「フラッグシップ感」を弱めているようにも感じられます。
3.関連リンク
FREETEL KIWAMI 2:FREETEL公式サイト 製品紹介ページ
コメント
極2はAndroid7にアプデ予定ですよ
こんにちは、ご指摘ありがとうございます。VR対応はどうなんでしょうね?
確かHelio X20は割と評判高いですよね。
グラフィックは弱いけれど、代わりにバッテリー持ちが良いSoCだとか。
W10MでいうとLumia950XLに近い性能でしょうか。
こんにちは、コメントありがとうございます。参考になります。スマホだと一定以上のパフォーマンスがあるのならバッテリー持ちの方を重視したい、というのが私の重いです。
外部メディア非対応が痛いところかなぁ。
同じDSDS対応で雷神はsd使えるのになんでこっちは非対応なんだろう。
こんにちは、コメントありがとうございます。調達元が異なるため、と言ってしまえばそれまでですねw FREETELは中国メーカーから製品を調達してると思われるので…