DOOGEEがタフネススマホ「V30」「S99」の2機種とAndroidタブレット「T20」の合計3機種を12月22日に発売します。一挙に3機種というのはすごいですよね。ただ、この記事を執筆している12月3日時点で公式サイトに製品ページがあるのはV30のみ、S99とT20については紹介記事を掲載できるだけの情報が入手できません。これから発売日に向け、徐々に製品情報が明らかになっていくと思いますので、今回はV30のみをご紹介します。
1.DOOGEE V30 スペック
スペック表
DOOGEE V30 |
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OS | Android 12 |
CPU | MediaTek Dimensity 900 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 6.58インチ(2,408 × 1,080)120Hz |
LTEバンド | 5G:n1/3/7/28/38/41/77/78/79 FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19 B20/25/26/28A/28B/66 TDD:34/38/39/40/41 |
SIM | nano SIM × 2、eSIM |
ネットワーク | 802.11 ac/a/b/g/n/ax、Bluetooth |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン32MP/アウト108MP+20MP+16MP |
バッテリー | 10,800 mAh |
サイズ | 178.4 × 83.1 × 18.3 mm |
重量 | 376 g |
コメント
OSはAndroid 12、CPUはDimensity 900です。5G対応しAntutuスコアは50万点弱をマークする高性能な型番です。RAMは8GBですが、RAM拡張機能(ストレージ領域の一部をRAMとして使える)により最大15GBとなります。ストレージも256GBと大容量です。
ディスプレイはFHD+解像度でリフレッシュレートは120Hzです。ただし、従来モデルV20がAMOLED(有機EL)パネルを採用していたのに対し、V30は有機ELではないようです。
V30はeSIM対応です。すみません、私もちょっと判然としないのですが、DOOGEEによれば「DOOGEE V30にはカードスロットが2つ搭載されており、1枚のSIMカード番号+4枚のeSIMカードが利用できます。」とのこと。具体的に「nanoSIM × 2 + eSIM(最大4つのキャリア情報を記憶できる)」ということなのか、あるいは「nanoSIM + eSIM(最大4つのキャリア情報を記憶できる)」ということなのか、ちょっとよくわからないですね。また、eSIMが日本で利用可能なのかも不明です。
カメラ性能も高いです。イン側32GB、アウト側は108MPのメインレンズに20MPのナイトビジョン、16MPの広角&マクロという構成で、画素数だけ見ればハイエンド機並みですし、タフネススマホらしくナイトビジョンカメラを搭載しているのも魅力的です。
また、バッテリーも10,800 mAhと超大容量です。ただし、リバースチャージ機能(V30をモバイルバッテリー代わりにして他のデバイスを充電できる機能)については説明がありませんでした。
2.DOOGEE V30 筐体
DOOGEEのVシリーズは特徴的な外観になっています。従来モデルV20では前面にパンチホールを採用し、背面にサブディスプレイを搭載していましたが、V30では前面に水滴型ノッチ、背面はレザーが貼られています。筐体色は「Dawn Orange」と「Classic Black」の2色。
背面のレザーはさすがに合皮だとは思います…。ただ、画像を見る限り相当に質感にこだわった仕上がりになっているようです。また、V30は側面も「ウッド調」になっています。
なお、V30はステレオスピーカーを搭載しており、公式サイトにはハイレゾのアイコンもありました。
3.DOOGEE V30 価格など
DOOGEE V30は12月22日午後5時(日本時間)からワールドプレミア(セール)が開催され、セール価格は279ドル(約38,400円)とアナウンスされています。ちなみに最近急激に為替が円高方向に動いていますので、円貨については12月22日の段階で大きく変わってしまう可能性もあります。
ここ1週間ほど、公式サイトでV30の情報を追っていました。「毎日小出しに製品情報が開示されてく」手法が取られていて、ようやく紹介記事を書けるくらいの情報量になったと判断したので記事を執筆しました。DOOGEEのVシリーズは、「かなり個性的なタフネススマホ」と言え、このV30についてもレザー張りの背面デザインであるとか、ハイエンド機並みのカメラ仕様といった点が非常に面白い製品だと思います。
279ドルというセール価格、これだけの製品仕様であれば十分にお買い得だと思いますね。
4.関連リンク
DOOGEE V30:DOOGEE公式サイト 製品紹介
DOOGEE V30:DOOGEE Official Store(AliExpress)
コメント
このデザインでノッチを採用する意味あるのかな? と思ってしまいます。
ノッチとパンチホールの流行は、早く終わってほしいものです。
この製品の場合、従来モデルがパンチホールだったのですが、水滴型に戻りました。ノッチが嫌いという人は、特にタフネススマホ好きの人に多いみたいですね。私もタフネススマホではノッチなしでいいんじゃないかと思います。どうせサイズは大きくなってしまうので。