DOOGEEがAndroidタブレット「DOOGEE T20mini」を発売します。その名の通り8.4インチサイズの小型タブレットで、直近だとALLDOCUBE iPlay 50 miniやiPlay 50 mini Proに続いての登場、ということになります。8インチクラスの中国タブレットは他にもありますが、ほとんどがエントリークラスの製品なので、ある程度の性能の小型タブレットというのは依然として希少です。
1.DOOGEE T20mini 概要
スペック表
DOOGEE T20mini | |
OS | Android 13 |
CPU | UNIDOC T616 |
RAM | 4GB(拡張機能により最大9GB) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 8.4インチIPS(1,920 × 1,200) |
LTEバンド | 不明 |
SIM形式 | Nano SIM×2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth(いずれも推定) |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック(推定) |
カメラ | イン5MP/アウト13MP |
バッテリー | 5,060mAh |
サイズ | 202.5×125.8×7.4mm |
重量 | 330 g |
OSはAndroid 13、CPUはUNISOC T616です。少し前までは上位クラスの中国タブレットが軒並み採用していた型番ですが、最近はより高性能なHelio G99搭載機が増えています。とはいえT616もAntutu Ver.9のスコアが20万点台半ばくらいなので、ゲーム用ということでなければ様々な用途で快適に使えると思います。
RAMは4GB、拡張機能で最大9GBにすることができます。この「拡張機能」というのはストレージの空き領域の一部をRAMとして割り当てるものなので、物理RAMが9GBあるのとは事情が異なりますが、この製品の場合はもともとのRAM容量が小さいので、拡張機能が生きるんじゃないかと思います。ストレージは128GBです。
ディスプレイは8.4インチで解像度は1,920 × 1,200、そしてWidevineはL1です。よって、動画サブスクでHD以上の画質での視聴が可能です(すべての動画サブスクでHD画質視聴が可能なわけではありませんのでご注意ください)。
また、別売りのペンを使えば1024段階の筆圧に対応するペン入力が可能です。
カメラはイン5MP/アウト13MPです。タブレット製品なので、このくらいでも十分かと思います。
バッテリー容量は5,060 mAhと、10インチ級のタブレットよりはやや小さめで、リバースチャージについての説明はありませんでした。
筐体色は「Moonlit Purple」「Mint Green」「Midnight Black」の3色から選べます
2.DOOGEE T20mini 価格など
DOOGEE T20miniはAliExpress内のDOOGEE Official Storeに製品ページがあり、近日中にワールドプレミア(セール)が予定されています。正確な日付は不明ですが、8月21日に複数の新製品のワールドプレミアが予告されていますので、T20miniについてもおそらく21日に開催されるものと思います。また、この記事執筆時点でAliExpressの製品ページは未完成のようなので、詳細な製品情報についてはDOOGEEの公式サイトのほうでチェックしてください。
この製品は先行して販売されているALLDOCUBE iPlay 50 miniに近いスペック(CPU性能はT20miniのほうがちょっとだけ上、ストレージとバッテリー容量もT20miniのほうが上)になっていますので、iPlay 50 miniの実売価格をにらみつつ購入検討することになると思います。ちなみにiPlay 50 miniの実売価格は12,000円台なので、同程度か若干高いくらいのセール価格なのであれば買いでもいいんじゃないでしょうか。8.4インチでWidevine L1というパッケージングは魅力ですよね。
3.関連リンク
T20mini:DOOGEE公式サイト 製品紹介
[PR]T20mini:DOOGEE Official Store(AliExpress)
コメント
小さいし筆圧ペン対応は気になる
AmazonのアーアユーM60とHeadwolfのFPad3もコンパチぽいので入手性で有りかもしれません。
UAUUって、全くコンタクトを持っていないのですが、面白い製品が多いですよね?ただ、Amazonのコメントに一部ネガティブなものもある(他のメーカーの製品にもあるけど)ので、一度実機を試してみたいです。