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DOOGEE S97 Pro - DOOGEEの最新タフネススマホは「レーザー式距離計」がついてます!

DOOGEE S97 Pro
中国メーカーのDOOGEEがタフネススマホ「DOOGEE S97 Pro」を発売しました。DOOGEEのタフネススマホは「型番の数字が大きいほうが上位モデル」という傾向がありますので、このS97 ProはDOOGEEとしては最上位クラスの製品ということが言えると思います。

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しかしこの製品、5G対応もしませんし、スペックが低いわけではないですがそこまで高性能という感じもありません。そのかわり、タフネススマホとしては世界初となる新機能が搭載されています。

1.DOOGEE S97 Pro スペック

スペック表

  DOOGEE S97 Pro
OS Android 11
SoC MediaTek Helio G95
RAM 8GB
ストレージ 128GB
ディスプレイ 6.39インチ (1,560 × 720)
バンド B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19
20/25/26/28A/28B/66
SIM nano-SIM ×2 (SIM2はmicroSDと排他)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
入出力 USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ イン16MP/アウト48MP+8MP+2MP+2MP
バッテリー 8,500mAh
サイズ 170.2 × 83.6 × 16.2 mm
重量 約353g

バリエーションモデル

7月2日現在、上記スペック表の単一バリエーションで、筐体色が3色設定されています。

ポイント

・OSは最新のAndroid 11
・CPUのHelio G95はAntutu Ver.8が約30万点のミッドハイクラス
・ディスプレイはHD+にとどまり、解像度はやや低め
・IP68/IP69Kの防水・防塵性能
・アウトカメラは48MPを含むクアッドレンズ
・タフネススマホでは世界初の「レーザー式距離計」を搭載

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コメント

DOOGEE S97 Proは最新OSであるAndroid 11を搭載し、CPUのHelio G95はAntutu Ver.8のスコアが約30万点、RAM8GB、ストレージ128GBと、タフネススマホとしては高いスペックになっています。一方でディスプレイはHD+解像度にとどまり、5G対応もしませんので、やや物足りない部分もありますね。

DOOGEE S97 Pro
この製品の最大のセールスポイントはタフネススマホとしては世界初(たぶん、スマホ全体でも世界初なんじゃないでしょうか)となる「レーザー式距離計(Laser Rangefinder)」を搭載している、という点です。

DOOGEE S97 Pro

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これが「レーザー式距離計でできること」です。「距離(Length)」「ピタゴラス(Pythagoras、説明を読むと三角形の底辺と高さを測定すれば斜辺の長さがわかる、というもののようです)」「面積(Area)」「体積(Volume)」が計算できます。面積は「タテ・ヨコ」、体積は「タテ・ヨコ・高さ」を測定する必要がありますけどね。

DOOGEE S97 Pro
また、カメラはタフネススマホとしては健闘している方だと思います。イン側が16MP、アウト側は48MPを含むクアッドレンズなので、画素数だけで判断すれば十分な品質になっていると言えるでしょう。

2.DOOGEE S97 Pro 筐体

DOOGEE S97 Pro
前面は左端にパンチホールカメラがあり、上下ベゼルは残っていますが、比較的細めです。また前面ガラスはタフネススマホらしくゴリラガラスが使われています。

一方で背面はタフネススマホとしてはおとなしめというかかなりシンプルです。フレーム部分がゴツいのでアウトドア系の製品であることはひと目でわかりますけどね。

DOOGEE S97 Pro

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側面のボタン配置です。ユーザーが任意に機能を割り当てることができる「カスタムキー」が2つも装備されています。また、指紋センサーは電源ボタンが兼ねているのではなく、独立して配置されています。これ、ちょっと珍しい仕様です。

DOOGEE S97 Pro
筐体色は「Orange Tiger」「Red Lava」「Silver Black」の3色。すべて基調色はブラックでアクセントカラーのみ異なります。

3.DOOGEE S97 Pro 価格など

DOOGEE S97 Proは中国の通販サイト「Banggood」で販売中で、7月2日現在の価格は349.99ドル(39,366円)です。5G対応しないタフネススマホとしては結構高価に思われますが、「レーザー式距離計」という特殊機能がついていますので、一概に高いとか安いということは言えません。

先日、サーマルカメラつきのタフネススマホ「Ulefone Armor 11T 5G」の紹介記事を掲載した際、個人的にはサーマルカメラにあまり関心がなかったのですが、読者から多くのコメントを頂きました。サーマルカメラにニーズのある人が少なくなかった、ということだと思います。

この製品の「レーザー式距離計」についても、やはり個人的にはあまりピンと来ませんが、ニーズのある人もいるでしょうね。また、サーマルカメラにせよレーザー式距離計にせよ、中国の新興メーカーのガッツというか挑戦する姿勢というか、そういうのは本当に素晴らしいと思います。

4.関連リンク

DOOGEE S97 Pro:Banggood

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