中国のスマホメーカーDOOGEEがニューモデル「N40 Pro」を発売します。スペックは高くありませんが、どちらかと言うと筐体デザインと日常利用での使いやすさを意識した製品で、従来の中華スマホとは少し方向性が異なっているように思われます。
1.DOOGEE N40 Pro スペック
スペック表
DOOGEE N40 Pro | |
OS | Android 11 |
CPU | MediaTek Helio P60 |
RAM | 6GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 6.52インチ(1,600 x 720) |
LTEバンド | B1/3/7/8/20 |
SIM | nanoSIM x 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2 |
入出力 | USB Type-C、MicroSDカード |
カメラ | イン16MP/アウト20MP+8MP+2MP+2MP |
バッテリー | 6,380 mAh |
サイズ | 165.2 × 75.7 × 9.9 mm |
重量 | 190 g |
ポイント
・エントリースマホよりも「ちょっと上」のスペック
・背面カバーはレザー調の美しいデザイン
コメント
OSは最新のAndroid 11で、CPUはHelio P60、RAM6GB、ストレージ128GBという構成なので、「エントリークラスよりは少し上、普段使いには十分だが、ゲーム用としては力不足」くらいの性能ですね。また、ディスプレイの解像度もFHD+ではなく、HD+にとどまります。
カメラはイン側が16MP、アウト側が20MPのメインカメラを含むクアッドレンズです。ここも画素数的には特に見るべきところはないものの、低品質という感じでもありません。また、バッテリーは6,380 mAhと大容量です。しいて言えばこのバッテリー容量がスペック表上のセールスポイントと言えるかもしれません。
2.DOOGEE N40 Pro 筐体
前面カメラ部分はパンチホールではなく水滴型ノッチとなります。一方、背面はかなり個性的ですね。レザー調のテクスチャデザインになっています。
この画像を見ていただくと背面の雰囲気がわかると思います。さすがに本革ではないでしょうが、質感は高そうですよね。
ちょっとわかりにくいですが展開図です。電源ボタンが指紋センサーを兼ねている「今どきの構造」になっていますが、割とオーソドックスな配置だと思います。そのぶん使いやすそうです。
カラーバリエーションは「ブラウン」「ブルー」「グリーン」「ブラック」の4色。個人的には背面の素材を考えるとブラウンがいいかな、と思います。
3.DOOGEE N40 Pro 価格など
DOOGEE N40 ProはAliexpress内のDOOGEE Official Storeに製品ページがあり、7月26日-28日の期間、セール(おそらく新発売セール)が予定されています。7月19日現在の価格表記は299.99ドル(33,601円)となっていますが、スペックから見てこの価格は明らかに高すぎますよね。
セール価格がいくらになるのかは不明ですが、「エントリークラスのスマホ・プラス・アルファ」くらいならかなり魅力的に思われます。ゲーム向きではありませんが、普段使い用としては十分なスペックだと思いますし、筐体の仕上げにも「しっかり手が入っている」と感じられますので、従来の中華スマホとはひと味違う、と言えそうです。
4.関連リンク
N40Pro:DOOGEE公式サイト 製品紹介
DOOGEE N40 Pro:DOOGEE Official Store(Aliexpress)