NothingのサブブランドCMF by Nothingから同ブランド第一弾となるスマホ「CMF Phone 1」が発表されました。7月8日現在、日本発売は未定とのことですが、すでに日本語のWebページができています。この製品は海外での価格が4万円前後(米国:199ドル・約32,000円、イギリス:209ポンド・約43,000円)と手頃で、その割にスペックが良く、Nothingらしい「個性的で楽しい」デザインになっています。
1.製品概要
スペック表
CMF Phone 1 | |
OS | Nothing OS 2.6 (Android 14ベース) |
SoC | MediaTek Dimensity 7300 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB/256GB |
ディスプレイ | 6.67インチAMOLED(2,400 x 1,080)120Hz |
LTEバンド | 5G:n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78 LTE:B1/2/3/4/5/7/8/20/28/38/40/41/66 ※日本で発売される場合は変更の可能性あり |
SIM | nanoSIM × 2 |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.3 |
入出力 | USB Type-C |
カメラ | イン16MP/アウト50MP + ポートレートセンサー |
バッテリー | 5,000 mAh |
サイズ | 164 x 77 x 8-9 mm |
重量 | 197-202 g |
バリエーションモデル
・8GB/128GB
・8GB/256GB
コメント
OSはAndroid 14ベースの独自UI「Nothing OS 2.6」で「2年間のAndroidメジャーアップデート、3年間のセキュリティアップデートに対応」します。SoCのDimensity 7300は5G通信に対応、Antutuスコアは673,000点(メーカー公表値)をマークします。RAMは8GB、ストレージは128GBと256GBを選べます。
ディスプレイは6.67インチの有機ELで解像度はFHD+、リフレッシュレートも120Hzと高速です。
カメラはイン16MP、アウト50MPです。NothingのTrueLensエンジン2.0、及びGoogleとの共同開発によるUltra XDRを搭載し、美しい写真撮影が可能とのことです。
背面には大きな特徴があります。個性的なデザインなだけでなく、
このように背面カバーの「きせかえ」ができます。
カバーの色はブラック、ライトグリーン、ブルー、オレンジの4色。ブラックとライトグリーンは「ケースに直接加工を施したようなユニークな質感(ウインタブ注:ちょっと良くわからない表現ですよね)」、ブルーとオレンジはヴィーガンレザーの層が埋め込まれています(この2色は背面がレザー調、ということでしょうか)。
アクセサリも遊び心に富んでいます。背面の左下にある丸い突起(アクセサリポイント)のカバーのネジを外して、スタンドやカードホルダー、ネックストラップが装着できます。ネックストラップなんかはジジ臭くなくていいですねw
2.価格など
CMF Phone 1の日本発売は未定です。未定ですが発売する気がないのなら日本語の製品ページを作るのが無駄のようにも思われますし、日本発売にも期待したいですよね。海外での8GB/128GBモデルの価格は米国で199ドル(約32,000円)、英国で209ポンド(約43,000円)、ユーロ圏では239ユーロ(約42,000円)とのことなので、日本で発売される場合はNothing Phone (2a)(8GB/128GBモデルが49,800円)と大差ない価格になるのかもしれません。
3.関連リンク
CMF Phone 1:CMF by Nothing