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CHUWI HiPad Plusの実機レビュー - クラスを超えた高い質感!キーボードの出来も素晴らしいのでPCっぽくも使えます

CHUWI HiPad Plus
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はCHUWIの11インチAndroidタブレット「HiPad Plus」の実機レビューです。CPUやRAMなどのシステムスペックはそれほどでもないのですが、大きめで高精細なディスプレイを搭載し、専用キーボードも用意された、コンテンツ消費型だけでなく生産系(要は仕事用)にも使えそうな製品です。

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なお、この製品はメーカーのCHUWIにサンプルを提供していただきました。この場にて御礼申し上げます。ありがとうございました。

1.スペック

   CHUWI HiPad Plus
OS  Android 11
CPU  MediaTek MT8183
RAM  4GB
ストレージ  128GB
ディスプレイ  11インチIPS(2,176 × 1,600)
LTEバンド  –
SIM  –
ネットワーク  802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2
入出力  USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ  イン5MP/アウト13MP
バッテリー 7,300mAh
サイズ  248.3 × 179.5 × 6.95 mm
重量  500 g

ポイント

・最新OSのAndroid 11搭載
・CPUのMT8183はタブレットしてはエントリー~中位クラス
・高精細でアスペクト比約4:3の高精細ディスプレイ
・スクエアで美しい筐体デザイン

コメント

OSは最新のAndroid 11です。性能面ではMT8183というCPUのパフォーマンスが、そして4GBと「正直もうちょっと欲しかった」RAM容量の組み合わせでゲームプレイなどがどのくらいまでできるのかといった使用感、独特で美しいデザインの筐体や専用キーボードを装着しての使い勝手などをチェックしてきたいと思います。

2.筐体

同梱物

CHUWI HiPad Plus 同梱物
ペーパー類は左上から下に「検査合格証(やたらと小さいカードですが、中華製品にはこれがついていることが多いです)」「保証書」「検査報告書」が、右上に「取扱説明書」が入っていました。取扱説明書は多言語で書かれており、シンプルな内容ながら日本語も含まれていました。

保証書に重ねて置かれているのがmicroSDカードスロット開閉用のピン、あとはACアダプターと充電/データ伝送用のUSBケーブル(USB Type-A – USB Type-C)が入っていました。なお、ACアダプターのプラグ形状は「EUプラグ」でしたが、CHUWI Official Store(Aliexpress)で購入する場合は日本のコンセント形状に合うプラグか、もしくは変換プラグをつけてくれると思います。もしついていなくても100均などで変換プラグは手に入ります。

前面と背面

CHUWI HiPad Plus 前面
前面です。特徴的なのはアスペクト比がおよそ4:3(厳密には4.08:3くらいです)と、一般的なタブレットよりも縦方向に長い形状になっている(iPadとほぼ同じです)点と、もう一つ、Androidタブレットとしてはかなりナローベゼルである、という点です。特に後者はウインタブがこれまでレビューしてきた中華Androidタブレットにはない特徴で、スタイリッシュさと高級さが感じられます。

また、前面には物理ボタンやセンサーボタンはありません。

CHUWI HiPad Plus 背面
背面です。初めてこの製品に触れた際に「めっちゃ平ら」と感じました。背面はカメラ部分を除き、全くのフラットデザインです。筐体素材はアルミ合金製で、最近のCHUWIらしく、質感も非常に高いです。

それと、左側にコネクターが見えますよね?これ、キーボード接続用のコネクターです。しかし、こんな位置にコネクターがあるタブレットはあまり見かけません(キーボード接続対応機の場合、通常は下面にコネクターがあります)。

CHUWI HiPad Plus カメラ
カメラ部分は少し大きめの突起になっています。背面がフラットなので、この点は少し気になりますね。背面を下にして引きずったりしないほうが良さそうです。

側面

CHUWI HiPad Plus 上面
これ以降、横持ちする前提で「上面、左側面、右側面、下面」と表記します。

まずは上面。音量ボタン(音量上、音量下が独立している)とスピーカーグリルがあります。下面にも同じように2つスピーカーグリルがあります(後述します)が、「本物は1つ」です。この画像の左側のほうしか音が出ません。下面についても同様なので、CHUWI HiPad Plusのスピーカーは4スピーカーではなく2スピーカーですね。また、モノラルではなくステレオです。

CHUWI HiPad Plus 左側面
左側面です。こちらには電源ボタンとUSB Type-Cポートがあります。

CHUWI HiPad Plus 右側面
続いて右側面です。右側面にはポート類、ボタン類などは何もありません。

CHUWI HiPad Plus 下面
下面です。繰り返しになりますが、スピーカーグリル状の穴が2つあります。で、右側が本物。あとはmicroSDカードスロットがあります。

CHUWI HiPad Plus SDスロット
microSDスロットはスマホのSIMスロットのようにピンを使って開閉する仕組みですが、CHUWI HiPad Plusは「Wi-Fi機」なので、ここにSIMカードは入りません。というか入るのかもしれませんけど意味はありません。

筐体デザインは上にも書いたとおり、「非常にフラット、スクエア」です。中華Androidタブレットとしてはあまり見かけないタイプだと思います。そして、質感は「抜群」です。外観だけ見れば高級機という風情があります。

キーボード

CHUWI HiPad Plusは別売りでキーボード(タブレットカバーにもなるもの)が用意されています。キーボードをセットすべきかどうか、というのはお好みの問題ですが、今回のレビュー機にはキーボードもセットしてもらいましたので、本体と一緒にご紹介します。

CHUWI HiPad Plus キーボードカバー
この状態、まだタブレット本体をセットしていません。なにげに「思っていたより高級」な雰囲気です。

CHUWI HiPad Plus キーボードカバー
表面はファブリック張りです。素材はわかりませんが、手触りは「ふかふか」ですね。ジュースなどをこぼしてしまうと後始末が大変そうに思われますが、見た目はよく、手で持ったときの感触は非常に気持ちのいいものです。

CHUWI HiPad Plus キックスタンド
このキーボードにはキックスタンドがついています。角度は無段階で調整でき、少なくとも新品状態ではかなり動作は硬めです。つまり、キックスタンド使用時にぐらついたり角度が変わったりしない、ということです。

CHUWI HiPad Plus キーボードカバー
開いてみました。カバー側(タブレットの背面に密着する側)にコネクターがあります。こことタブレット背面のコネクターが繋がります。しかし、この位置だと少々接続が不安定なのでは?と思いますよね。

しかし、この製品のカバー側には非常に強力なマグネットがついていて、タブレットをガッチリ固定します。いやほんと、めちゃめちゃ強力で、いったんタブレット本体に接続してしまうと、決してズレたりせず、外すのに苦労するくらいです。また、マグネットの位置も工夫されているらしく、接続はワンタッチで、位置合わせのようなことは必要ありません。

一応「いかにマグネットが強力か」という動画を撮影してみましたw

CHUWI HiPad Plus キーボード接続

次にキーボード面を見ていきます。

CHUWI HiPad Plus キーボード
キーボードです。アルファベットキーのキーピッチは手採寸で18 mm弱(ほんの少し18 mmに届かないくらいです)と、やや狭めなものの、タイピングに苦労するようなサイズ感ではありません。

CHUWI HiPad Plus キーボード
キーストロークはこのタイプのキーボードとしては十分な深さを確保しています。キーピッチ、キーストロークとも、11インチタブレット用の簡易キーボードとしては決して悪くはなく、十分快適にタイピングできる、というのが私の印象です。

CHUWI HiPad Plus 最大開口

CHUWI HiPad Plus 横から
キックスタンドの角度調整範囲も十分ですね。上の画像が最大開口したもの、下の画像は「常識的な角度」にしたものですが、これだけの範囲で角度調整できれば不満は感じないでしょう。

キーボードの打鍵感、またキックスタンドの剛性感、そして超強力なマグネット接続と、実用性が高く、使いやすいキーボードだと思います。

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CHUWI HiPad Plus カバー装着
タブレット本体をキーボードカバーに収納したところです。本体がスクエアなデザインになっていることもありますし、カバーの表面がファブリック張りになっていることもあり、非常にカッコいいと思います。ほんとに高級感があります。

ちなみに、本体+キーボードの実測重量は1,050 gでした。このサイズ感ならバッグに入れて気軽に持ち運べると思います。

3.システム

CHUWI HiPad Plus ホーム画面
ホーム画面です。Android機としてはごくプレーンなものになっていました。

CHUWI HiPad Plus ドロワー画面

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初期状態のアプリ一覧です。完全に「素」ですね。メーカー固有のアプリなどは一切入っていません。キャリアモデルのスマホなんかを使っている人には羨ましく感じられるんじゃないでしょうか。

CHUWI HiPad Plus 設定

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システム情報です。なお、この画像は重要な項目が表示されるよう、こちらで配置を加工していますので、スクリーンショットそのまんま、ではありません。

128GBのストレージはほぼ90%が空きの状態になっていましたので、アプリや画像など個人データはたくさんインストールできると思います。

CHUWI HiPad Plus 設定

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こちらが設定メニューです。ここも特に変わった項目はなく、ほとんど「素のAndroid」と言っていいでしょう。「素」だけに(メーカーの固有機能がないので)日本語化も完璧です。

4.カメラ

Androidタブレットのカメラは総じてあまり性能がよくありません。実際に写真撮影にタブレットを使う、あるいは写真撮影のためにAndroidタブレットを購入するという人は多くはないと思うので、タブレットの場合、個人的にはスマホのようにカメラ品質を気にする必要もないかな、と思っています。しかし、結論から言うと、CHUWI HiPad Plusのカメラはそこそこ使える品質です。

CHUWI HiPad Plus カメラアプリ

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CHUWI HiPad Plus カメラアプリ

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カメラアプリはおそらくMediaTek標準のものだと思います。国内メーカーのスマホほど多機能ではありませんが、以前の中華タブのカメラアプリと比較すればずいぶんと充実しているように感じました。また、Google One契約者限定の機能もありましたね。

CHUWI HiPad Plus 撮影例

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CHUWI HiPad Plus 撮影例

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撮影日は天候が曇りで、あまり鮮やかな写真にはなりませんでしたが、13MPのアウトカメラは結構クリアな写真撮影が可能です。

CHUWI HiPad Plus 撮影例

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ただし、ズームしちゃうと厳しいですね。この画像は「4倍ズーム(この製品の最大倍率)」で撮影したものですが、以前の中華タブのような画質になってしまいます。

CHUWI HiPad Plusのカメラは、ミッドレンジクラス以上のスマホにはかないませんが、タブレット製品としては結構使える品質であると評価していいと思います。

5.性能テスト

CHUWI HiPad Plus Antutu
まずはAntutu Ver.9のスコアです。ウインタブでVer.9のテストをするのはこれで2回目、初回はライターのnatsukiさんが、OnePlus Nord N10で実施しています。

OnePlus Nord N10(Snapdragon 690):342,506

予想された話ではありますが、Snapdragon 690よりもかなり低いスコアになっています。また、WebでAntutu Ver.8のスコアを確認してみましたが、この製品のMT8183というCPUはAmazon Fire HD10(2019)にも搭載されていて、そのスコアが12万点強のようでした。なので、ウインタブではおなじみのMediaTek Helio P60よりもワンランク落ちるくらいの性能と言えるでしょう。Androidの基本操作でもたつくことはありませんが、ゲーム向きのタブレットとは言いにくいですね。

ゲームプレイ

CHUWI HiPad Plus ウマ娘
大人気のゲーム「ウマ娘」をプレイしてみました。

CHUWI HiPad Plusでウマ娘をプレイ

やたらと長い動画ですが、飛ばしながら見ていただければと思います。最初に「トレーニング」で、SKIP(早送り)2段階(速いほう)、ついで1段階(遅いほう)で試していますが、ウマ娘をプレイしている人なら「遅えなあ」と思うでしょう。次に「レース」ですが、ダウンロードが入ってしまっています。ただ、それを差し引いても画面遷移(ロード時間)が長いことがわかると思います。

また、RAMも4GBだと足りません。バックグラウンドで他のアプリが動いている際は、起動できなかったり、起動してもすぐにアプリが落ちてしまいます。

原神も試してみましたが、グラフィックがデフォルトで低品質となり、操作中にもカクつきが発生、描画も結構粗くなってしまいます。

実際に全てのアプリを試すのは難しいですが、CHUWI HiPad Plusでゲームプレイをする場合、ちょっと古めの2Dシューティングゲームとかパズル系など、軽めのアプリに限定されると思います。

WideVineはL3

CHUWI HiPad Plusのディスプレイは11インチで解像度は2,176 × 1,600と高精細です。またアスペクト比も約4:3と、一般的なAndroidタブレットよりも縦方向に長い形状です(iPadシリーズとほぼ同じ)。

ただ、残念ながらWideVineはL3です。そのため、NetFlixやAmazonプライム・ビデオなどではHD画質になりません。YouTubeだとその制約はありません。個人的に視力が良くないこともあり、「別にL3でもネトフリ見ちゃうよ」とは思いますが、動画のサブスクがタブレットの主目的という人はご注意ください。

6.使用感

タブレットとして

Androidタブレットでよく見かけるサイズは8インチと10.1インチです。CHUWI HiPad Plusはそれよりも少しだけ大きい11インチですが、手に持った感じは10.1インチタブレットと変わりません。筐体がスクエアなデザインでエッジも立っていますので、持ちやすいですね。

一方で重量は500 gと開示されていて、これは中華の10.1インチAndroidタブレットと同じくらいですね。「非常に重い」というほどではありませんが、やっぱ少し重いですw 例えばソファーに座っていて、この製品を膝の上に乗せて使う、という場合は重さは気にしなくても大丈夫です。しかし、「寝タブ」として使う場合とか、電車の中で起立した状態でこの製品を使う場合は、ちょっとしんどいかもしれません。まあ、私が老化してきたせい、と言えなくもないですけどね…。

キーボード接続

キーボードを接続してノートPCライクに使う場合は、「快適」です。ここで一緒にレビューしているキーボードの作りは非常にいいですね。これまでご説明してきたとおり、タブレット本体と強力なマグネットで接続しますので安定感も抜群ですし、キーボードの打鍵感もよく、さらに「そもそもGboard(AndroidのIME)の出来が良い」ので、とても使いやすいです。

もちろんOSがWindowsではないし、ChromeOSでもありませんので、アプリ面での制約はあります。例えばブラウザーのChrome。見た目はPC用とあまり変わりませんが、CHUWI HiPad PlusのChromeは「モバイル用」なので、拡張機能も使えませんし、ズーム機能もありません。特にズームができないというのはPCライクに使う場合はWebアプリの表示や操作という点で結構不便です。

ただ、昨今はブラウザー上でWebアプリを操作する機会が多いと思うので、その意味ではPCに近い感覚で作業ができると思います。

CHUWI HiPad Plus 画面分割
画面分割も可能です。この場合、アスペクト比4:3というのが威力を発揮しますね。ただし、「ウマ娘」は画面分割に対応していませんでしたw

スピーカー品質

スピーカーの音質そのものは悪くはありません。音域は狭い(低音や高音が弱い)ものの、こもった音質ではなく、全体的にクリアに聞こえますし、この価格帯のタブレット製品としては十分合格点をあげられると思います。

ただ、惜しいのが「スピーカーの位置」です。筐体のところでご説明しましたが、この製品は「見た目」上面に2つ、下面に2つのスピーカーグリルがありますが、実際は上面に1つ、下面に1つのステレオスピーカーとなっています。厳密には上面の向かって右側、それと下面の向かって右側がスピーカーです。この位置だと、横持ち時には右側から音が聞こえるので、バランスが良くありません。また、キーボード接続時には下面のスピーカーがキーボードに干渉し、音質に少し影響が出てしまいます。

一方で、縦持ちにする場合は、左右からステレオサウンドが聴けますので、自然な音質となります。…ただねえ、この製品で動画などを観る場合、基本横持ちにしますよねー。その意味ではやっぱ残念です。

バッテリーは長持ち

Windows PCなんかと比較するとバッテリーは長持ちするほうです。「YouTubeで動画視聴を2時間やって、バッテリー消費は22%」でした。なので、YouTubeなら10時間は楽しめそうです。ゲームプレイの場合はこれよりも短くなると思いますが、上の性能テストのところで書いたように、バッテリー消費の大きそうな重量級ゲームはそもそも快適にプレイできないと思いますので、10時間も連続してゲームはしないだろうと思います。私はウマ娘を1時間プレイしましたが、「待ち時間が長すぎて」それが限界でした。

RAMは足りない

これはCHUWI HiPad Plusに限った話ではありませんが、いろんなことに使おうとすると、RAM4GBだと少し足りないですね。試用中にRAM不足と思われる挙動が見られました。例えばウマ娘は他のアプリを閉じないと起動できないとか、複数のアプリが起動した状態だとテキスト入力のレスポンスが悪くなる、といったものです。使っていないアプリをこまめに閉じるようにすれば問題なく使えると思いますが、CPU性能が低いことを割り引いても出来の良い製品だと感じましたので、次回作はRAM6GB以上にしてもらいたいなあ、と思いました。

7.レビューまとめ

CHUWI HiPad PlusはAliexpress内のCHUWI Official Storeで販売中で、5月17日からワールドプレミアセールが開催され、本体のみが249.99ドル(27,926円)、キーボードセットが279.99ドル(31,277円)で購入できます。

この製品はウインタブでよくご紹介しているALLDOCUBE iPlay 40Teclast M40(ともにCPUにUNISOC T618を搭載する高性能なタブレット)とは芸風が異なります。CPU性能に関しては、CHUWI HiPad Plusはこの2機種に及びません。したがって、ゲームプレイを目的に購入する場合はHiPad Plusにしないほうがいいと思います。

CHUWI HiPad Plusの素晴らしいところは「価格からはとても想像できない高級感」「高精細でアスペクト比4:3のディスプレイ」「別売りとなるが、極めて出来がよく、やはり高級感のあるキーボードカバー」ですね。特にAndroid機でPCライクな作業ができるというのはビジネスユーザーにも非常に大きなメリットと言えると思います。さらに「OSが素のAndroidでメーカー独自のプリインストールアプリなし」というのも幅広いユーザーに歓迎されるでしょう。

高級感があるので持つ喜びも感じられると思いますし、「キーボードを使って何かやってみよう」と思わせてくれるタブレットです。なお、この製品を購入される場合、使う予定があるかどうかは別として、キーボードを一緒に購入されることをおすすめします。

8.関連リンク

CHUWI HiPad Plus:CHUWI Official Store(Aliexpress)

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コメント

  1. 匿名 より:

    これだけ大きいとChromebookで欲しくなるね

  2. wintab より:

    ブラウザーのChromeの仕様がすべて、といいますか、ChromebookのChromeはPCと同じ機能が使えますが、AndroidのChromeはモバイル用(スマホと同じ)になってしまうので、その時点でキーボード接続時の使用感はChromebookに負けちゃいます。ただ、Androidアプリに関してはGPUの仕様の違いでIntel CPU搭載の上位Chromebookよりも低スペックなAndroid機(ARM CPU搭載)のほうがサクサク動いたりするんですけどね。このサイズくらいがAndroidとChromeOSの境目と言えるかもしれません。

  3. よっしー より:

    自分が買ったやつはver.10ですね~
    そのうちアップデートが来るのかな?
    CHUWIさんにあまり期待は出来ないですが
    技適も箱に印刷はされているんだけど・・・
    ディスプレイが綺麗なので、YouTubeや電子書籍のリーダーとしてとても優秀ですね。

  4. wintab より:

    以前紹介記事を書いた際はAndroid 10だったので、途中でバージョンアップされたみたいですね。アップデート、それもメジャーアップデートは中国メーカーだとあまり期待できないかも。私はこの筐体の質感がとっても気に入りました。

  5. 匿名 より:

    重箱の隅をつつくようですが、ディスプレイの品質はどうでしょうか?

  6. wintab より:

    いえ、それは重箱の隅ではなく、むしろ王道の質問かと。私は視力が悪く、あまり適切な評価ではないかもしれませんが、文句なしにキレイだと思います。発色の偏りも感じられませんでした。ただし、記事中に書かせていただいたとおりWideVineがL3なので、Netflixなどの動画のサブスクリプションサービスでは最高画質になりません。この点は画質を気にする人にとって重要な注意事項だと思います。

  7. 匿名 より:

    うちにもAndroid11版のHiPad Plusが本日届きました! 画面がキレイで電子コミックを読むのが楽しいです・・・これはよいものだ・・・。なんですが、ちょっとお伺いしたいことが。。。

    キーボードカバーのキーボード面をタブレットの裏側まで回したとき、いったん画面がオフになるので何かの仕掛けは入っているみたいなんですが、結局キーボードは切断されずにタッチパッドもキーも反応してしまうんですよね。ウィンタブさんのところに届いたものはどうでしたか?

    初期不良なのかとも思ったのですが、オフィシャルストアのかスタマーレビューに同じ症状を書いている人がいたので、仕様なんですかね・・・いやそんな仕様はありえんだろ・・・うーん。
    https://store.chuwi.com/products/hipad-plus-keyboard

    • よっしー より:

      匿名さん、自分のもキーボードをひっくり返しても反応してしまいます。そういう仕様なんでしょうね
      しょうがないので、キーボードを使わない時は(大体いつも)毎回カバーを外して使ってます。
      これが、CHUWI品質!

      • wintab より:

        フォローしていただき、ありがとうございました。大変助かりました。

        • よっしー より:

          いえいえ。
          いつもウインタブさんの記事を参考にさせて頂いてますからね♪

    • wintab より:

      こんにちは、回答もせずすみませんでした。他の方に助けていただいたのが申し訳ないです。

  8. 匿名 より:

    なるほど、やっぱりそうですかー。CHUWIのストアにも念のため聞いてみたんですが、その動きで正常だよという返答でした。せめて物理スイッチを付けてほしかった・・・。

    自分は、カバーと本体の接点部分にスクリーン拭きの薄い布を挟んでおき、キーボードを使うときだけ布を外して通電させています。

  9. kouta1186 より:

    CHUWIのサイトでは 4G LTE対応のように見えますが WiFi +LTE 版は 国内では未発売ですか?

    • 朴念仁 より:

      販売ページの記載はWifiのみですが、なぜか本家のメーカーサイトの製品説明ではLTEと書いてありますね。
      しかしCPUのMT8183はモデム機能を持っていませんから、おそらく記載ミスだと思います。

  10. zen より:

    筆圧対応のスタイラスペンは使えるのでしょうか?