Blackviewが日本のAmazonでAndroidタブレット「Tab 5」のセールを開催中です。8インチと小ぶりなサイズのエントリータブレットで、性能は低めながら、今回のセールでは1万円を切る価格で購入ができます。
1.Blackview Tab 5 スペック
スペック表
Blackview Tab5 | |
OS | Doke OS Go 3.0(Android 12ベース) |
CPU | Rockchip RK3326S |
RAM | 3GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 8インチ(1,280 x 800)IPS |
LTEバンド | — |
SIM | — |
ネットワーク | 802.11b/g/n、Bluetooth |
入出力 | USB Type-C、MicroSDカード、3.5mmイヤホンジャック |
カメラ | イン0.3MP/アウト2MP |
バッテリー | 5,580 mAh |
サイズ | 211.2 x 126.2 x 9.7 mm |
重量 | 355 g |
コメント
OSはAndroid 12ベースのDoke OS Go 3.0です。Doke OSを搭載するBlackview端末はウインタブでも実機レビューを行っており、素のAndroidに準じたUIを採用しつつタブレットでは「PCモード」を利用することができましたが、Tab 5では「Go」という名称となっており、エントリー端末向けの軽量版OS、Android 12 Go Editionがベースになっているものと思われるため、一部機能が利用できない可能性があります。
CPUは Rockchip RK3326Sです。最近ではあまり搭載している端末を見かけなくなってきましたが、10年ほど前に販売されていた中国メーカーの激安AndroidタブレットではよくRockChip製CPUが採用されていました。AnTuTu Benchmark v9での総合スコアは6~7万点程度となっており、場合によってはWEBブラウジングなどの通常利用でもパフォーマンス不足に感じる場面が出てくるかもしれません。
RAMは3GB、内蔵ストレージは64GBです。エントリーモデルながら内蔵ストレージを2GB割り当てることによりRAM容量を実質5GBとして使えるRAM拡張機能もサポートしています。ストレージ容量を増設できるMicroSDカードスロットも備わっています。
ディスプレイは8インチサイズで、解像度は1,280 × 800です。エントリーモデルということもあり、(ドットが目立ちすぎて極端に画質が劣るというわけではありませんが)2023年現在の基準で見ると物足りなさを感じるスペックです。Widevineについての説明はありませんでしたが、おそらくL3にとどまっているものと思われますので、Amazonプライムビデオなどの動画サブスクリプションサービスでHD画質の視聴はできないでしょう(YouTubeであればHD画質の視聴は可能です)。
カメラはイン0.3MP、アウト2MPです。「きれいに撮影できる」と言うよりは「とりあえず付いている」程度に考えた方が良さそうです。SNSで共有する用途でもかなり厳しそうです。
2.Blackview Tab5 筐体
トップ画像を再掲します。前面は極端にベゼルが太いというわけではないものの、一昔前に販売されていたAndroidタブレットそのものといえるデザインで、今となっては少し懐かしさを感じられます。背面はおそらく樹脂素材ですが、つや消し加工が施されており落ち着いた色合いで、安っぽさは感じられません。
Blackviewブランドの製品は低価格モデルでも筐体の質感は高いのでTab 5も期待できそうです。筐体色は「トワイライト・ブルー」と「トリュフ・グレー」がありますが、Amazonでのセール品は「トリュフ・グレー」のみです。
各部名称です。8インチタブレットとしてはオーソドックスなレイアウトだと思います。イヤホンジャックも残っていますね。また、スピーカーは「縦持ち時の下面」に2つ配置されており、横持ちで動画を視聴する際にはちょっとバランスが悪そうです。
3.Blackview Tab5 価格など
Blackview Tab 5はAmazonで2023年3月7日から3月12日までセールを開催中、通常価格12,900円(税込)のところ製品ページにある2,000円OFFクーポンと1,000円OFFクーポンコード「TAB5CODE」を併用すれば9,900円(税込)で購入可能です。
日本国内のAmazonからの発送なので注文すれば最短翌日には到着しますし、万が一の時のサポート面でも安心できると思います。スペックは高くありませんが、Google関連のサービスが利用できるAndroidタブレットとしては現時点で最安値に近く、サブ機としてとりあえず購入してしまうのもありだと思います。一昔前だと1万円未満のAndroidタブレットは国内でも様々なメーカーが投入していたのですが、今となって希少なのでこの機会をお見逃しなく!
4.関連リンク
Blackview Tab5:Amazon.co.jp