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Blackview Tab 18 - Helio G99搭載でWidevineはL1、4,096段階の筆圧対応ペン入力もできる12インチタブレット

Blackview Tab 18

Blackviewがタブレットのニューモデル「Tab 18」を発売します。12インチと大型のディスプレイを搭載して動画視聴に向くほか、新バージョンのUI「Doke OS_P4.0」によりPCモードがさらに進化、4,096段階の筆圧に対応するペン入力も可能な「よさげな」タブレットです。

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1.製品概要

Blackview Tab 18
OSDoke OS_P4.0(Android 13)
SoCMediaTek Helio G99
RAM12GB(拡張機能により最大24GB)
ストレージ256GB
ディスプレイ12インチIPS(2,000 × 1,200)
バンドB1/3/7/8/20/40
ネットワーク802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth
入出力USB Type-C、microSDカードリーダー
カメライン8MP/アウト16MP
バッテリー8,800mAh
サイズ277.3 × 173.2 × 7.9 mm
重量632 g

OSはAndroid 13ベースの独自UI「Doke OS_P 4.0」です。Doke OS_Pというのはタブレットに最適化されたUIで、ウインタブでは前バージョンのDoke OS_P 3.0搭載機をレビューしています。バージョンが4.0に上がったことにより新機能が追加され、機能改善も果たしていますが、中でも…

Blackview Tab 18

PCモードが「2.0」になった、というのが大きいと思います。PCモードは「画面下にタスクバーが表示され、アプリをウインドウ表示できる」というものですが、従来のPCモードについては「メーカーの努力は高く評価するが、使っていて不満な部分も多い」と感じていました。バージョンが上がったことにより使い勝手がかなり改善されているのではないか、と思います。

SoCはHelio G99です。もはや中華製品(の上位モデル)では定番とも言える型番で、製品ページの記載を見るとAntutuスコアは457,641とのこと。RAMは12GBで拡張機能により最大24GBとして使え、ストレージも256GBと十分な容量です。

Blackview Tab 18

「ちょっとよくわからない」のがディスプレイです。12インチの大型サイズであるのは間違いありませんが、この画像には「2.4K」と書かれており、メーカー開示のスペック表だと解像度は2,000 × 1,200です。普通2.4Kというのは「長辺のピクセル数が2,400前後」のことを指すと思うので、2,000 × 1,200なのであれば「2K」のはずなんですよね。2.4Kという打ち出しで凝った画像も用意したわけですから、おそらくスペック表記載の解像度が誤りなのではないか、と推測しています。

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Blackview Tab 18

ペンの方式は新しくなりました。従来のBlackviewのペンは「速く描くと線が太くなり、ゆっくり描くと線が細くなる」というものでしたが、新しい「Sペン(別売り)」は4,096段階の筆圧に対応し、充電式で本体にマグネットで装着ができます。このペンにはちょっと期待したいところ。

また、WidevineはL1です。そして、これはメーカーから聞いた話ですが「NetflixでもHD画質視聴ができる」とのことでした。従来SoCにHelio G99を搭載する中国製品の多くはWidevine L3でしたし、他のSoCを搭載しWidevine L1の製品でも「NetflixではHD画質視聴不可」だったので、「快挙」と言えるかもしれません。

Blackview Tab 18

カメラはイン側8MP、アウト側16MPです。スマホと比較すると低い画素数ですが、タブレット製品としては悪くありません。また、Blackview製品はArcSoftアルゴリズム(もともとBlackbiew社外の技術だったようですが、現在は内製化された技術のようです。詳細はわかりません)を採用し、近年カメラ画質がどんどん改善されているので、撮影品質にも「ある程度は」期待できます。

最近のBlackview製品はウインタブの知る限りすべて技適マークを取得していますので、Tab 18もほぼ確実に技適マークがついていると思います。ただし、通信バンドについては日本の主要バンドをすべてカバーできているわけではありません。

Blackview Tab 18

バッテリー容量は8,800 mAhです。10インチ~11インチ級の中華タブレットは7,000 mAh程度であることが多いので、それらとの比較では大容量です。というか、タフネス系の製品でもありませんし8,800 mAhあれば十分でしょう。

Blackview Tab 18

筐体はユニボディ(金属製で一体成型という意味で使っていると思います)で防汚加工が施され、電源ボタンには指紋センサーも内蔵しています。筐体色はスペースグレー、グレイシャーブルー、ターコイズグリーンの3色。

Blackview Tab 18

厚さは7.9 mmと薄型、重量は632 gとちょっと重いですが、12インチサイズなので仕方のないところでしょう。

2.価格など

Blackview Tab 18はAliExpress内のBlackview Global Storeに製品ページがあり、11月11日のシングルデーセール(中国のECで年間最大のセール日)に合わせて発売記念セールが開催されます。この記事執筆時点でセール価格はわかっていません。

12インチと大型のサイズでSoCの性能もよく、WidevineもL1、さらに4,096段階の筆圧対応ペン入力ができてPCモードも使える、「盛りだくさん」なニューモデルです。セール価格次第では人気が出そうですね。

3.関連リンク

Blackview Tab 18:Blackview Global Store(AliExpress)

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