Blackviewがタフネスタブレット「Active 8」を発売しました。「Active 8 Pro」は先日ウインタブでも実機レビューしていますが、ここでご紹介するのは「製品名に『Pro』がつかないもの」です。つまり、Active 8 Proの下位モデルですね。すでに日本のAmazonでも販売がスタートしており、この先AliExpressのセール価格にも期待できそうな製品です。
なお、この製品はBlackview Active 8 Proと外観・サイズとも全く同じです。そのため、この記事ではActive 8 Proとの相違点についてご説明します。筐体等についてはこちらのレビュー記事をご参照下さい。
Blackview Active 8 Pro レビュー - アウトドア派は必見!Helio G99と48MPカメラを搭載するタフネス・タブレット
1.Blackview Active 8 概要
スペック表
Blackview Active 8 | |
OS | Doke OS_P 3.0(Android 13ベース) |
CPU | UNISOC T616 |
RAM | 6GB(拡張機能により最大12GB) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 10.36インチ(2,000 x 1,200) |
LTEバンド | FDD:B1/3/7/8/20 TDD:B34/38/39/40/41 |
SIM | nanoSIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン16MP/アウト13MP |
バッテリー | 22,000 mAh |
サイズ | 256.3 × 165.8 × 16.8 mm |
重量 | 976 g |
コメント
スペック表から読み取れるActive 8 Proとの相違点は下記の通り。
・CPUがHelio G99からUNISOC T616に
・RAMが8GBから6GBに
・ストレージが256GBから128GBに
・アウトカメラが48MPから13MPに
・LTEの対応バンドが減少(B18/19/28など非対応に)
あとはActive 8 Proと変わりません。CPU性能はHelio G99がAntutu Ver.9のスコア37.1万点(Active 8 Proレビュー時の実測値)、UNISOC T616が25万点弱なので、結構な差があるものの、T616でもゲームプレイを前提としないのであれば十分かと思います。
RAMは8GBから6GBにダウンしましたが、RAM拡張機能で最大12GBにできます(ただし、物理RAMの12GBとは異なるので、速度は速くありません)。ストレージも256GBから128GBになりました。個人的にはアウトドアで動画をたくさん撮影する場合は256GBあるほうが安心かな、とは思いますが、ゲームを大量にインストールするのでなければ128GBでも問題ないでしょう。
ちょっと残念なのがアウトカメラのスペックダウンです。タフネスタブレットの場合、アウトドアでのレジャーに持ち出す機会が多く、従って写真撮影も増えると思うので…。
でも22,000 mAhという超大容量のバッテリーは健在で、リバースチャージにも対応しているので外出先では「モバイルバッテリーいらず」の運用もできます。また、筐体の外観はActive 8 Proと同一と思われ、サイズ・重量も全く同じです。IP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格(MIL-STD-810H)も備えています。
そして!Active 8 ProではL3だったWidevineのセキュリティレベルがL1になりました!この点は「あえてPro版ではなくこちらを選ぶ」理由の一つになると思います(ただし、Widevine L1でも全ての動画サブスクリプションサービスでHD画質視聴が可能とは限りません。特にNetflixではHD画質視聴はできないと思います)。
あと、SIM運用される方にはご注意いただきたいのですが、LTEの対応バンドが減り、ドコモやauのプラチナバンドに非対応になってしまいました。
2.Blackview Active 8 価格など
Blackview Active 8はAmazonおよびAliExpress内のBlackview Official Storeにて販売中で、9月3日現在の価格はAmazonで税込み28,720円、AliExpressでは230.99ドル(35,020円)です。ちなみにActive 8 ProのほうはAmazonで税込み36,720円、AliExpressで259.99ドル(39,483円)なので、Proよりも数千円(Amazonの価格ベースだと8,000円)安いですね。
システムスペックは下げられていますが、ディスプレイ解像度やバッテリー容量、筐体品質については下げられていませんので、アウトドア用としては「これで十分」という気もします。また、WidevineがL1というのも大きなメリットだと思います。
3.関連リンク
[PR]Blackview Active 8:Amazon
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[PR]Blackview Active 8:Blackview Official Store(AliExpress)
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