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Blackview Active 6 - Blackviewタフネスタブレットの低価格版、むしろこっちのほうが使いやすいかも!?

Blackview Active 6
BlackviewがAndroidタブレット「Active 6」を発表しました。最近ウインタブでもよくご紹介しているタフネスタブレットで、先行して販売されている「Active 8 Pro」「Active 8」の下位モデル、という位置づけになるかと思います。また、BlackviewのサブブランドであるOSCALのタフネスタブレット「OSCAL Spider 8」と非常に近いスペックになっています。

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Active 8 Proのスペックダウン版がActive 8、そしてActive 8のスペックダウン版がActive 6ということになりますが、実はActive 6が一番使いやすいかもしれん、と感じました。

なお、Active 8 Proはウインタブで実機レビュー済み、Active 8とOSCAL Spider 8も紹介記事掲載済みです。この記事ではActive 6の上位モデルとの相違点に絞ってご紹介します。

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1.Blackview Active 6 概要

スペック表

   Blackview Active 6
OS Doke OS_P 3.0(Android 13ベース)
CPU UNISOC T606
RAM 8GB(拡張機能により最大16GB)
ストレージ 128GB
ディスプレイ 10.1インチ(1,280 x 800)
LTEバンド FDD:B1/3/7/8/20
TDD:B34/38/39/40/41
SIM nanoSIM × 2(SIM2はmicroSDと排他)
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
入出力 USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ イン16MP/アウト13MP
バッテリー 13,000 mAh
サイズ 251.3 × 170.1 × 14.9 mm
重量 854 g

コメント

Active 8 ProのCPUはHelio G99、Active 8とOSCAL Spider 8はUNISOC T616、そしてこのActive 6はUNISOC T606です。T606のAntutu Ver.9スコアは20万点台前半くらいなので、Helio G99(スコア35万点程度)よりも性能は低いですが、T616とはそれほど大きな差はありません。Active 6はタフネスタブレットですから、ゲームを主目的として購入するような製品とも思えませんし、個人的にはT606で十分なのではないかと思います。

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RAMは8GB、拡張機能により最大16GBとして使えます。またストレージは128GBです。

ディスプレイは上位モデルとは異なります。

Active 8/8 Pro:10.36インチ(2,000 x 1,200)
OSCAL Spider 8:10.1インチ(1,920 x 1,200)
Active 6:10.1インチ(1,280 x 800)

このように、若干ですがサイズが小さくなり、解像度も下がりました。しかし、WidevineはL1なので、動画サブスクリプションサービスでHD画質視聴が可能です(NetflixはHD画質視聴ができません)。なお、Active 8 ProはWidevine L3、Active 8/OSCAL Spider 8はL1です。

カメラはイン16MP/アウト13MPで、Active 8/OSCAL Spider 8と同じ構成です。Active 8 Proはイン16MP/アウト48MPなので、アウトカメラについては大きな差がありますね。

Blackview Active 6
バッテリーは13,000 mAhです。タフネスタブレットらしい大容量で33Wの急速充電およびリバースチャージにも対応しますが、Active 8/8 Proの22,000 mAhよりも容量がダウンしました(OSCAL Spider 8とは同容量)。しかし、そもそも22,000 mAhもいらんがな…と思っていましたし、バッテリー容量は筐体重量に大きく影響しますので、13,000 mAhで十分かと思います。この点は筐体サイズにも現れています。

Active 8/8 Pro:256.3 × 165.8 × 16.8 mm / 976 g
Active 6/OSCAL Spider 8:251.3 × 170.1 × 14.9 mm / 854 g

ディスプレイのサイズと形状が変わりましたので、タテ・ヨコサイズも少し異なりますが、「厚さと重さ」はバッテリー容量の変更によるものと言えますね。854 gでも相当に重いですが、976 gよりはマシかと…。

Blackview Active 6
Blackview Active 6
筐体色は「ブラック」と「オレンジ」の2色です。デザインはOSCAL Spiderとほぼ同じで、Active 8/8 Proとは少し異なります。もちろんIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL-STD-810Hの堅牢性を備えています。

…ちょっとややこしくなってきました。要するに、

Active 6はActive 8/8 Proの下位モデルという位置づけで、OSCAL Spider 8とほぼ同一筐体、同一スペックだが、CPUとディスプレイ解像度がOSCAL Spider 8よりも劣る。よって、システムスペックという点では

Active 8 Pro > Active 8 > Oscal Spider 8 > Active 6

の順と言えます。

2.Blackview Active 6 価格など

Blackview Active 6はAliExpress内のBlackview Official Storeに製品ページがあり、9月30日現在だとまだ発売記念セールの日程およびセール価格が判明していません。Active 8/8 Pro、OSCAL Spider 8の価格(9月30日現在)は下記のとおりです。

Active 8 Pro:275.99ドル(42,957円)
Active 8:230.99ドル(35,988円)
OSCAL Spider 8:188.99ドル(29,521円)
※OSCAL Spider 8は製品ページにあるクーポンを使用した価格

これを踏まえると、Active 6の発売記念セール価格は200ドルを下回ることが予想されます。日本円だと2万円台半ば~後半くらいになるかもしれないですね。

アウトドアでの利用を視野に入れた製品です。アウトドアでは一切使わない、ということであればこの製品よりも「普通のAndroidタブレット」にするほうがコスパがずっと高くなりますし、サイズの面でもはるかに使いやすいと思います。

スペックは上位モデルよりも低いですが、WidevineがL1ですし、バッテリー容量も「割と常識的」、そして筐体もいくぶん薄く、軽くなったことで、実際の利用シーンでは上位モデルよりもむしろこの製品のほうが使いやすいじゃないかと思います。

3.関連リンク

Blackview Active 6:Blackview Official Store(AliExpress)

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