AvidPad A30Pro － 8.4インチサイズでディスプレイ解像度が1,920 × 1,200と高く、Netflixでも高画質視聴ができるエントリー・タブレット

先日ウインタブでも実機レビューをしたAvidPadからタブレットのニューモデル「A30 Pro」が発売されました。ウインタブでレビューした「S30」（8.68インチ）とよく似たパッケージングですが、ディスプレイサイズが若干異なる（8.4インチ）ほかに、いくつか見逃せないポイント（S30よりも魅力的な部分）があります。

なお、この製品には従来モデルに「A30」というのがありますが、この記事では「実機レビューをして製品のことがよくわかっている」S30と適宜比較しながらご紹介します。

Amazonの製品ページはこちらです
AvidPad A30Pro：Amazon

1.製品概要

スペック表

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OSはAndroid 14、SoCはUNISOC T606、RAMは6GB（拡張機能により最大16GB）、ストレージは128GBと、ここまでは先日レビューしたS30と同じで、「エントリークラスながら普段使いには十分なスペック」と言えます。S30と大きく異なるのはディスプレイです。

S30が8.68インチ・解像度1,340 × 800であるのに対し、A30Proは8.4インチ・解像度1,920 × 1,200です。ウインタブでは直近Blackview Tab 60やTeclast M50 Miniの実機レビューをしていますが、これらの製品もS30と同じサイズ・解像度でした。個人的には「これでも別に悪くない」と思っていますが、「FHD（WUXGA）でないと…」と感じる方も少なくないでしょうから、A30Proのディスプレイ仕様は歓迎されるのではないかと思います。また、A30ProはWidevine L1でNetflixでもHD画質視聴が可能です。

一方で、S30よりもスペックが低いのがカメラです。S30はイン8MP/アウト20MP、A30Proはイン8MP/アウト13MPなんですよね。ただ、S30のレビューで「ここはイマイチ」と指摘したのがカメラ品質でして、実際のところ「イマイチどころじゃない」くらいに「awful」なものでしたから、個人的にはA30Proのカメラにも期待はしませんし、そういうことなら20MPだろうと13MPだろうと関係ないですw

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各部名称です。背面のカメラバンプ付近がS30よりも気持ち高級かな、と感じられますが、もともとS30の筐体も安っぽさは感じられませんでしたし、イヤホンジャックも省略されておらず、スピーカーも配置がよくないながらもステレオなので、必要にして十分、という感じです。

あと、ディスプレイサイズが8.4インチなので、S30と比較すると若干小さいです。8インチタブレットって、本当に気軽に使えるサイズ感なんですよね。

2.価格など

AvidPad A30ProはAmazonで販売中で、6月19日現在の価格は22,980円ですが、製品ページに6,000円OFFクーポンと5%OFFクーポンがあり、これらを使うと15,831円で購入できます。

8インチ級の低価格帯タブレットは差別化できる項目が少なく、どうしても「価格勝負」的な製品比較になってしまいますが、このA30Proについてはディスプレイ解像度が高くてNetflixでもWidevine L1対応という点で競合製品に対する優位点がありますね。

3.関連リンク

AvidPad A30Pro：Amazon