こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ASUSのゲーミングブランド「ROG(Republic of Gamers)」の名を冠するハイエンドなゲーミングスマホ「ASUS ROG Phone ZS600KL」が、さらなる大幅値下げです!
ゲーミングスマホのジャンルでは、Xiaomi系のBlackshark 2がRAMとストレージを簡素化したモデルをリリースし、話題になっているところです。
超ハイスペックスマホ、衝撃の49,800円:KAZUNA
Blackshark 2の49,800円(税込み53,784円)のモデルは「Snapdragon 855/RAM6GB/ストレージ128GB」というスペックで、まさに価格破壊と言えるくらいの低価格なのですが、ROG Phoneのほうも99,500円(税込み107,460円)からなんと2万円の値下げ、79,500円(税込み85,860円)となりました(ASUS Storeでの直販価格です)。ROG Phoneは発売当初の価格が119,500円(税込み129,060円)、今年6月に2万円の値下げをして99,500円になったばかりですが、これで2回目の値下げということになります。
なお、ROG Phoneについては発売時に紹介記事を掲載していますので、詳細はこちらの記事をご覧ください。
ASUS ROG Phone ZS600KL - 正真正銘ハイエンドスマホ、というよりはゲーム専用スマホ、日本発売!周辺機器も充実!
1.概要
簡単にスペックについてご説明します。最初に言ってしまうと、唯一残念なのがCPUで、Snapdragon 845です。海外ではROG Phone 2が発表されていまして、遠からずROG Phoneは日本でも旧モデルになりそうな感じなんです。今回の値下げは、この点も関係しているのかもしれません。もちろん845だってハイスペックCPUであるのは間違いないんですけど、この製品はゲーミングスマホなので、CPUの型番については妥協できない、という人が多いと思います。ただし、この製品に搭載されている845はオーバークロックが施されてまして、通常だと2.8GHzのところ、2.96GHzでの動作が可能なので、他の845搭載機よりもパフォーマンスは高くなっています。
スペック全般を見ると、その内容は一級品というか特級品ですw RAMは8GB、ストレージは512GB、ディスプレイも有機EL、リフレッシュレートは90 Hzとなっています。
基本構成の高さに加え、ROG Phoneには豊富な外付けパーツが用意されています。
パフォーマンスが高いので、このように外部ディスプレイを接続したり、
デュアルスクリーン拡張ドック(TwinView Dock)を接続すれば、ゲーム専用機のようにして使うことができます。とはいえ、これら魅力的な周辺機器も決して安価ではない(例えばTwinView Dockは税抜で34,800円)ので、一通り揃えるとかなりの出費になってしまいますけどね。
2.価格など
ASUS ROG Phone ZS600KLの、8月16日からの新価格は79,500円(税込み85,860円)です。この価格はASUS Storeのもので、この製品は家電量販店などでも販売されていますので、実売価格はさらに下がる可能性があります。
ウインタブはもともとスペックに関しては鷹揚というか、あまり高望みをしないほうなんですけど、このようにゲーマー向けのハイエンドスマホ(ゲーミングPCでも同じですが)に関して言えば、やはりCPUの世代は気になるところです。価格が下がったとは言え、またオーバークロックが施されているとは言え、今や旧型番であるSnapdragon 845を搭載している、という点がコアゲーマーにどう評価されるか、というのは少し心配ではあります。しかし、ゲーミングに関してはノウハウのあるASUSの製品ですし、他の製品には見られない豊富な周辺機器群がラインナップされているというのは大きな魅力ですよね!