ASUS ROG Phone 8 Pro/Pro Edition － RAMとストレージを増量、背面のLEDでアニメーションも作れるROG Phone 8の上位モデル

ASUSが5月15日に発表したゲーミングスマホ「ROG Phone 8シリーズ」ですが、ウインタブでも実機レビューをしています。しかし、シリーズには「ProがつかないROG Phone 8」「ROG Phone 8 Pro」「ROG Phone 8 Pro Edition」の3機種があり、少し相違点もありますので、製品の基本的な部分（性能とかサイズ感とかカメラとか）についてはROG Phone 8のレビュー記事をご覧いただくとして、この記事では「Pro/Pro Edition」について、ROG Phone 8との相違点をご説明します。

ROG Phone 8のレビュー記事はこちらです
ASUS ROG Phone 8 レビュー － 最高性能のゲーミングスマホ、サイズが小さくなり、カメラも高品質です

1.概要

スペック表

バリエーションモデル

ROG Phone 8 Pro：RAM16GB/ストレージ512GB
ROG Phone 8 Pro Edition：RAM24GB/ストレージ1TB

コメント

ウインタブでレビューしたROG Phone 8とROG Phone 8 Pro/Pro Editionのスペック表上の相違点は「RAMとストレージ容量のみ」です。ROG Phone 8がRAM16GB/ストレージ256GBという構成で、あまり激しくゲームをしないウインタブでも「ストレージ256GBではゲーマーさんには不足気味なのでは？」と感じられましたが、Pro/Pro Editionではその不安が解消されたと言えるでしょう。最近はスマホゲームでも容量20GBなんていうタイトルも増えていますし、ROG Phone 8シリーズはカメラ性能にもこだわって作られているので、写真撮影・動画撮影をする機会も多いと思われ、それらを踏まえるとやはり256GBでは足りないかもしれませんね（このあたりは使い方によりますけど）。

ROG Phone 8とPro/Pro Editionが大きく異なるのは「背面」です。この画像の左端と中央がROG Phone 8、右端がPro（Pro Editionも同じ）です。まず、ROG Phone 8では筐体色が「ファントムブラック」「レベルグレー」の2色用意されていますが、Pro/Pro Editionは「ファントムブラック」のみです。

また、ROG Phone 8ではASUSロゴの部分が発光し、ユーザーがお好みの発光パターンに設定できる「AURAライト」搭載なのに対し、Pro/Pro Editionは341個のLEDを配し、ROGのロゴだけでなく、メールなどの通知アイコンやお好みのアニメーションを表示させることができます。

あとこれ、AeroActive Coolerです。ROG Phone 8のレビューでは使用アプリによって発熱量がかなり大きくなることがわかりましたので、本体の発熱を抑えるためにこのパーツはぜひ一緒に購入しておきたいところ。

なお、最上位モデルのPro EditionにはAeroActive Coolerが同梱されます。

2.価格など

ASUS ROG Phone 8シリーズは5月17日の発売で、ASUS Storeではすでに予約販売がスタートしています。価格はROG Phone 8（レビュー機）が159,800円、ROG Phone 8 Pro（16GB/512GB）が179,800円、ROG Phone 8 Pro Edition（24GB/1TB、AEROACTIVE COOLER X同梱）が219,800円です。また、7月31日までキャンペーンが開催されており、ROG Phone 8シリーズと周辺機器の同時購入で周辺機器が15%OFFとなり、ROG SACKPACK（バッグ）がプレゼントされます（Pro EditionのみSACKPACKプレゼント対象外）

ROG Phone 8の実機を試用してみて、従来モデル（ROG Phone 7）よりも筐体サイズがひと回り小さくなって持ちやすくなったのと、単にゲーム性能だけでなくディスプレイの発色品質やカメラ性能も高く、またワイヤレス充電とおサイフケータイに対応しているなど、ゲーム以外の用途でも非常に優れた製品だと感じました。さすがに「全くゲームをしない」という人にまでおすすめしたいとは思いませんが、予算に余裕があるならぜひメインスマホとして購入したい製品です。

7.関連リンク

Gaming Phone：ASUS Store