
ALLDOCUBEがタブレット「iPlay 70 Max Pro」を発売します。ディスプレイサイズが13インチと大きく、ウインタブでは所見となるSoC「UNISOC S715」を搭載する、モバイル5G通信に対応する製品です。発売記念価格は29,999円と、スペックの割にリーズナブルです。
・セール価格:29,999円
(通常価格は38,999円)
・セール開始は11月21日11時
なお、このセール情報はAlldocube JapanのこのXポストに基づいています。
※販売開始は11月21日11時です。ご注意ください
1. スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | ALLDOCUBE OS 4.0L (Android 15) |
| SoC | UNISOC S715 |
| RAM | 8GB (拡張機能により最大16GB) |
| ストレージ | 128GB |
| ディスプレイ | 13インチ (2,560×1,600) |
| バンド | 5G SA:n1/3/5/7/8/20/28AB/38/41/77/78 4G FDD:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28A/28B 4G TDD:B34/38/39/40/41 |
| 無線通信 | Wi-Fi 5、Bluetooth 5 |
| ポート類 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
| カメラ | 前面 8MP/背面 13MP |
| バッテリー | 10,000 mAh |
| サイズ | 298.4✕193.4✕7.1 mm |
| 重量 | 684g |
2. OS/SoC/RAM/ストレージ
OSはAndroid 15ベースの独自UI、ALLDOCUBE OS 4.0Lです。

独自の機能を多数搭載し、「PCモード (アプリのウインドウ表示が可能で、Windows PCに似たUIになるモード)」にも対応する旨明記されています。
SoCはUNISOC S715です (UNISOC公式サイト)。

製品ページにこのような比較表がありました。UNISOC T616のAntutu Ver. 10のスコアは約29万点 (出所:Nanoreview)で、この表だと約38万点になっていますので、おそらく「Ver. 11」の数値と思われます。よって、S715の約65万点というのは、私たちが馴染みのあるVer. 10のスコアにすると「ざっくり55万点」くらいではないか、と思います。
よって、中国タブ中上位モデルに搭載されるHelio G99 (スコア約40万点)よりはワンランク上の性能と言えます。また、S715はモバイル5G通信にも対応しますが、UNISOC製のSoCは初期状態で日本のVoLTEに対応していないことが多く、VoLTEの利用には「ひと手間」かかるかもしれません (詳しくはこちらをご覧ください)。
RAMは8GBで拡張機能 (ストレージの空き容量を仮想RAMとして使うもの)により最大16GBとして使えます。ストレージは128GBで、microSDカードによる拡張が可能です。
3. ディスプレイ

ディスプレイは13インチで解像度は2.5K (2,560✕1,600)と高く、WidevineもL1なので、動画サブスクリプションサービスでHD以上の画質で視聴できます (メーカーによればNetflixでもHD以上の画質視聴が可能とのこと)。リフレッシュレートについては説明がありませんでした。
4. 筐体/機能

カメラは前面8MP/背面13MPと、低価格帯中国タブレットとしては比較的高い画素数です。13インチの大型タブレットでスナップ写真や記念写真を撮影する機会はまずないと思いますので、実用上 (前面カメラでWebミーティング、背面カメラでのドキュメントの撮影など)はこの画素数で問題ないでしょう。

バッテリーは10,000 mAhと大きく、33Wの急速充電にも対応します (付属のACアダプターも33W出力対応)。

各部名称です。ポートの配置は割とオーソドックスですが、イヤホンジャックはありません。また、この画像だとスピーカーグリルが4つ見えますが、iPlay 70 Max Proは「8スピーカー」搭載です。おそらく1つのスピーカーグリルの場所に2つのスピーカーがあるんでしょうね。また、スピーカー配置もよく、動画視聴時やゲームプレイ時に迫力ある音が楽しめると思います。
5. 価格など
ALLDOCUBE iPlay 70 Max Proは11月21日11時からAmazonと楽天で同時発売されます。通常価格38,999円のところ、発売記念価格は29,999円となります。
この製品のセール情報はAlldocube JapanのこのXポストに基づいています。
6. 関連リンク
※販売開始は11月21日11時です。ご注意ください
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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