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acer Spin 7 - 14インチ、キーボード非分離型 2 in 1、上級モバイルノートはみんなこうなるのかな?

acer Spin 7
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。acerは2016年9月にベルリンで開催された国際見本市「IFA 2016」でモバイルノート「Swift」と「Spin」シリーズを発表したのですが、この2シリーズがついに日本でも発売されることになりました!この記事ではまず「Spin」シリーズで唯一発売が正式に発表された、14インチサイズのキーボード非分離・ディスプレイ360度回転型の2 in 1「Spin 7」を紹介します。

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1.スペック

OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Core i7-7Y75
RAM: 8GB
ストレージ: 256GB SSD
ディスプレイ: 14インチIPS(1,920 × 1,080)
カメラ: インのみWebカメラ
入出力: USB 3.1 Type-C × 2、オーディオジャック
ネットワーク: 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1
バッテリー稼働時間: 8時間
サイズ: 324.6 × 229.6 × 10.98 mm / 重量 1.2 kg

Spinはもともと「1、3、5、7」の4つの製品が発表されていますが、日本での発売が決定しているのは最上位モデルの「7」のみです。そのため、システム構成としてもかなり高い水準になっています。CPUはKabylake世代のCore i7ですが、Core i7-7500Uなどとは異なり、Skylake世代では「Core m」と呼ばれていた、省電力型のものです。そのため、ハイエンドノートPCに搭載されているCore i7-7500Uなどよりも処理性能は多少劣ります。その代わりファンレス構造が可能で、Spin 7もファンレスとなっています。

RAM、ストレージはそれぞれ8GB、256GBと十分な容量になっていますが、RAMについては「増設不可」と明言されています。

この製品で特筆すべきは「14インチサイズ、2 in 1筺体でありながら厚さ10.98 mm、重量1.2 kg」という点です。14インチというのは日本で一般的な13.3インチサイズよりも一回り大きいのですが、厚さ、重量とも標準的な13.3インチモバイルノートをはるかに下回っています。

2.筺体

acer Spin 7 360度回転型
記事の冒頭で書いたとおり、この製品はキーボード非分離・ディスプレイ360度回転型の2 in 1です。素材はアルミニウム製、となっています。

acer Spin 7 正面
2 in 1といっても基本構造はクラムシェルノートなので、ノートPC形態であればクラムシェルノートと全く同じように使うことができます。この画像を見るとベゼル幅も細く(両サイドは7.5 mm)、薄型で非常にスタイリッシュですね。なお、筺体色は「シェールブラック」のみです。

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acer Spin 7 変形
ヒンジの開口角度によって「テントモード」「スタンドモード(acerではディスプレイモードと称しています)」そして「タブレットモード」に変形させることが可能です。また、この画像を見ると四隅がかなり丸みを帯びていることがわかります。

acer Spin 7 側面
側面です。さすがに薄いですね。そのかわり、といってはアレですが、入出力はUSB 3.1 Gen1 Type-Cポートが2つしかありません。なので、特にビジネスシーンでは多機能ハブ(ドッキングステーション)の利用が必須かな、と思います。

acer Spin 7 キーボード
キーボードです。この画像では英語配列のものを表示していますが、日本向けには日本語配列のキーボードが用意されます。acerでは特にタッチパッドの品質に自信があるようで、当然ジェスチャ対応となっています。

acer Spin 7 前面
うーん、圧倒的に薄い…。この薄さとディスプレイ面のベゼルの細さだけでデザイン性が一気に高まります。もちろんこれだけ薄ければ携帯性も極めて高いといえるでしょう。

3.価格など

acer Spin 7は2月16日発売予定で、ビックカメラではすでに予約を受付中、価格は税込みで215,773円(ポイント10%つき)となっています。

製品のパッケージングとしては非常に素晴らしいと思います。つい最近発売された「DELL XPS 13 2 in 1」に共通する部分も大きいですね。もちろんディテールはかなり異なりますが、この先は上級モバイルノートの2 in 1化が進むのかな、と感じさせてくれる製品だと思います。

ただ、価格については競合製品(XPS 13 2 in 1を念頭に置いています)と比較して、ちょっと高めかなあ、というのが個人的な印象です。ただ、この製品はOffice Home & Business Premiumが付属するので、それを考慮すれば妥当と言えるかも。acer製品は通販サイトや量販店での販売が主力、というか直販サイトが他社のように充実していないので、ほぼ量販店・通販サイトのみ、と言っていいでし。そうなると当然価格競争が発生するので、この先実売価格はもう少し下がってくるものと予想します。

しかし、「薄型、挟ベゼル」というのは正義っすね。どうやってもカッコよく見えますから。

4.関連リンク

acer Spin 7:acer公式サイト 製品紹介
Acer Spin 7 シェールブラック:ビックカメラ
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コメント

  1. 匿名 より:

    私の財布も薄型少ペゼル(少額)なので、とてもとても…

    • 匿名 より:

      あ、ベゼルですね。失礼しました。

      • wintab より:

        こんにちは、コメントありがとうございます。確かにそう簡単に買えるような値段じゃないっすよね。ちょうど買い替え時期にぶつかっている人向けか、と。

  2. 読者N より:

    結構ゴツめの筐体のが好きな人間なんで、こういったタイプのをたまに見ると
    多少不安になるくらい薄いな!って思っちゃいますね

    しかしスタイリッシュで格好いいですな

    • Wintab より:

      読者Nさん、こんにちは、コメントありがとうございます。2 in 1でこの薄さ、acer頑張っちゃいましたよね!