Xiaomiがスマートバンド(スマートウォッチ)、Xiaomi Smart Band 8を発売しました。XiaomiのSmart Bandシリーズ(かつてはMi Bandと言ってましたよね)は世界で最も売れているスマートバンドで、累計販売台数はなんと1億5,000万台に達するとのことです。実際、ウインタブのライター(退任された方も含む)の中にもXiaomi Smart Bandユーザーが複数いて、悪い話を聞いたことがありません。価格も安いですし、その割には…という意味では文句の付け所がない製品なんでしょう。
ニューモデル、Smart Band 8のスペックはこんな感じです。
対応OS:Android 6.0以降/iOS 12以降
ディスプレイ:1.62インチAMOLED(192 × 490)タッチ
センサー:高精度6軸センサー、PPG 心拍数センサー、環境光センサー
Bluetoothバージョン:5.1
サイズ:48 × 22.5 × 10.99 mm /27 g(バンド除く)
まず、ディスプレイサイズは従来モデルのXiaomi Smart Band 7と変わりません。解像度も同じです。ただし、輝度が500 nitから600 nitに上がり、リフレッシュレートも60 Hzになりましたので、特に屋外での視認性は上がったと思います。
外観もそんなに大きく変わったように見えません。従来モデルのユーザーでなければ、全く同じに見えてしまうかもしれませんが、実は結構変わっていて、ベゼルが強調されたデザインになっています。サイズも変わり…、
ニューモデル:48 × 22.5 × 10.99 / 27 g
従来モデル:46.5 × 20.7 × 12.25 mm / 13.5 g
こんな感じです。薄型にはなったものの、わずかに大きくなり、重さは倍増となりました。軽快さに質感を加えた、という感じでしょうか。また、標準の筐体色はゴールドとグラファイトブラックですが、単にバンド(ストラップ)の色が違うだけでなくベゼル色も異なるので、購入の際には注意が必要です。
標準付属のストラップは従来と同じTPU素材のものですが、Smart Band 8では純正のストラップのバリエーションが増え、編み込みタイプやチェーンタイプのものも選べるようになりました。
ペンダント型やシューズに取り付ける「ランニングクリップ」も用意されています。
ということで、服装や利用場所に応じた使いこなしがしやすくなっています。ビジネスシーンやフォーマルな場面でも使えると思います(このあたり、どう考えるかは人それぞれかもしれません)。
機能面では「150種類以上のワークアウトモード」「心拍数モニタリング」「血中酸素飽和度モニタリング」「睡眠モニタリング」「ストレスモニタリング」と充実しています。また、母艦スマホのアプリはMi Fitness、5ATMの防水性能やマグネット式の充電といったところも変わっていません。ちなみに、ワークアウトモードは110種類から150種類に増えましたが、「増えた40種類」に恩恵を感じる人はそんなに多くないかもしれませんね。
それと、バッテリーは容量が180 mAhから190 mAhに増え、駆動時間は通常使用モードで最大16日間(従来モデルは最大14日間)となりました。
Xiaomi Smart Band 8はXiaomi公式サイトやAmazonなどで販売中で、価格は税込み5,990円です。また、ストラップについてはTPU素材のものが税込み1,280円ですが、おしゃれなものは3,000円以上はします…。
また、AliExpress内のXiaomi Mi Storeでも発売記念セール中です。AliExpressでの価格は34.99ドル(5,448円、製品ページにあるクーポンを使用したもの)で、「ちょっと安い」ですが、そこまで大きなお買い得感はないですね。
Xiaomi Smart Band 8:Xiaomi日本公式サイト
Xiaomi Smart Band 8 ストラップ:Xiaomi日本公式サイト
[PR]Xiaomi Smart Band 8:Amazon
[PR]Xiaomi Smart Band 8:Xiaomi Mi Store(AliExpress)
次に、日本では発売されていませんが、より安価なモデル「Xiaomi Smart Band 8 Active」も発売されていますので、こちらも簡単にご紹介します。
スペックはこんな感じ。
対応OS:Android 8.0以降/iOS 12以降
ディスプレイ:1.47インチ(172 x 320)タッチ
センサー:PPG 心拍数センサー、加速度センサー
Bluetoothバージョン:5.1
サイズ:42.81 × 25.42 × 9.99 mm /14.9 g(バンド除く)
Smart Band 8よりもディスプレイが小さく、解像度も落とされ、さらに有機ELパネルではなくTFTです。
また、ディスプレイ面も「四角い」デザインになっています。
スマートバンドとしての基本的な機能は悪くありません。フィットネスモードは「50種類以上」と、Smart Band 8の「150種類以上」から減っていますが、まあ、ほとんどの人には影響ないかと…。「心拍数モニタリング」「血中酸素飽和度モニタリング」「睡眠モニタリング」「ストレスモニタリング」といった機能も備えていますし、5ATM防水やマグネット式充電にも対応しています。なので、ヘルストラッカーとしての機能に不足はありません。
Xiaomi Smart Band 8 ActiveはAliExpress内のXiaomi Mi Storeで発売記念セール中で、価格は19.9ドル(3,019円、製品ページにあるクーポンを使用したもの)と激安です。ただし、日本で正規販売されている製品ではないので、日本語対応が不十分(メニューなどが英語表記になってしまうなど)であったり、技適マークがない可能性があります。
ということで、多少不安な要因があるものの、実用性重視・コスパ重視ということならActiveのほうを選ぶのもいいかもしれないですね。
[PR]Xiaomi Smart Band 8 Active:Xiaomi Mi Store(AliExpress)