こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。モバイルバッテリーに求めるものは「容量が大きくてサイズが小さくて安全性に配慮されてて…」みたいな感じで、多くの人は「サイズ」も重視していると思います。今回紹介する「Wireless energy board」は逆です。でかいです。容量も8,000 mAhなので、不足とは言いませんがそんなに大したことはありません。ただこれ、結構面白いんですよね…。
これがWireless energy boardです。外見はタブレット端末にしか見えません。
これがスペック表です。この製品は「モバイルバッテリー」と「電子ペーパー」の2つの顔がありますので、まずモバイルバッテリーのほうに注目してみましょう。上に書いたとおり、容量は8,000 mAhなので、2019年の水準だと特に大容量という感じでもありません。しかし、十分実用的な水準だと思います。
この製品は有線で他のデバイスに給電できるほか、Qi規格のワイヤレス充電にも対応します。タブレット面の下側がワイヤレス充電に対応する部分です。トップ画像にあるように、有線と無線の両方を同時に使って2台の端末を充電できます(ただし、無線のほうはQi規格に対応する端末のみ)。
ワイヤレス充電に対応するモバイルバッテリーはぼちぼち市場に出回っていて、最近だとそんなに珍しくはありませんが、特性上どうしてもサイズが大きめにならざるを得ないですよね?その点この製品はディスプレイが8インチサイズなので、大きさという点では余裕です。
次に電子ペーパーのほうを見てみます。ウインタブでしばしば紹介しているE-Inkではないですね。また、判然としませんが筆圧に対応するとかでもないようです。落書きとかメモとか、そういうライトな用途に使うもののようです。
価格を考えると無理言っちゃいけませんが、この製品で描いたメモとかイラストをデータとしてエクスポートすることはできません。「保存したい場合はスマホで撮影しなさい」と書いてありました。ここはちょっと残念ですけど、データとして保持できるようにすると、構造上飛躍的にコストが上がりそうですもんね…。
スタイラスペンも付属します。本体上部に収納スペースがあり、ワンタッチで着脱できるとのこと。
筐体色は3色から選べます。
この製品のメリットをまとめたものです。
Wireless energy boardはGREEN FUNDINGでクラウドファンディング中で、6月12日現在最も低価格なものは4,680円(送料込み)です。ワイヤレス充電に対応するモバイルバッテリーで、さらに8インチと比較的大きな画面の電子メモがついている、ということを考慮すれば十分妥当というか、安いと思います。
サイズは大きいですが、タブレット型なので薄く、バッグに入れても思ったほど邪魔にならないと思います。また、モバイルバッテリーとしての実用性も高いと言えるでしょう。ま、何でもかんでもPDFとかJPGで保存しなくても、こうやって瞬間的にメモを取って、用が済んだら破棄する、とかのほうがいっそ気楽かもしれないですね。
関連リンク(GREEN FUNDING)
繰り返し利用できる電子ペーパー×大容量ワイヤレス充電器!モバイルバッテリーのイノベーション『Wireless energy board』
コメント
ブギーボードと同じ仕組みなら感圧ですね。