UMIDIGIから連絡があり、ヘルストラッカー「UFit」を発売するとのこと。最近はしっかり技適を通した製品を日本のAmazonで販売していたりもしますし、UMIDIGIの日本市場への意欲は個人的には高く評価しています。また私が毎日使っているスマホもUMIDIGI製で、品質にも満足しています。ときおり彼らが製品情報すらまともに提供せず、突然「記事書いてくれ」と不躾にメールしてくるのは気に食わないですけどね。
ただ、このUFitに関しては、まだ詳細スペックが明かされていないような状態ではありますが、ウインタブ読者にはお知らせしておいたほうがよさそうな機能があります。
「SpO2」って知ってます?私は知りませんでした。SpO2というのは「経皮的動脈血酸素飽和度」のことで、「oxygen(酸素)のsaturation(飽和度)をpercutaneous(経皮的)に測定する」というものだそうです。こちらのサイトにわかりやすい説明がありましたので、気になる人はぜひご覧ください。
SpO2:キャリタス看護
ろくに医学知識のない私が偉そうに説明すると間違いなくボロが出るので、ごく簡単に。多くの健康指標と同じようにSpO2にも適正な数値というのがあり、これが低下すると肺疾患などが疑われるようです。UMIDIGIから送られてきた資料には例のコロナウイルスに関する言及もありましたが、コロナについては現状すべてのことがわかっているわけでもないので、このタイミングでコロナ云々というのは感心できません。なので無視。
「SpO2が測定できるヘルストラッカーは世界初」というわけではありませんが、これを低価格でリリースできるというのがUMIDIGIの強みです。また、現状この製品の詳細な機能が明らかになっていませんが、Aliexpressに作られている製品ページを見ると、SpO2のほか、少なくとも心拍数系と5ATM防水(5気圧防水)の機能があることが開示されていました。おそらく、低価格なヘルストラッカーに搭載されている各種健康管理機能は一通り搭載されているものと思われます。
また、製品画像もごく少数しか公開されていないものの、前面ガラスは2.5D曲面仕上げになっていて、スポーツウォッチっぽくない、少し落ち着いたデザインになっているようです。
UMIDIGI UFitは3月16日に「Global Launch」とアナウンスされていますが、UMIDIGIからのメールによると、発売日は3月27日で、このタイミングでUMIDIGI F2とUMIDIGI Power 3のセールも実施するとのことです。さらにAliexpress 10周年記念としてUFitなどのプレゼント企画も開催されるとのこと。
それと、中国メーカーでは「毎度おなじみ」の「Give Away(プレゼント企画)」も開催中です。UMIDIGIのYouTubeチャンネルをチャンネル登録するとかTwitterアカウントをフォローするなどしてGive Awayの応募資格を得る、という仕組みで、UFitが15名に、UMIDIGI F2が5名にプレゼントされます。興味のある人はこちらから。
UMIDIGI UFit Give Away:UMIDIGI
UMIDIGI UFitは3月12日現在、Aliexpressに製品ページがあり、価格は59.99ドル(6,376円)と表示されています。過去の経験上、実売価格、特に発売直後のセール価格はこれよりも低くなるものと予想します。
この製品は「SpO2」の機能をどう評価するか、というのがポイントで、それによってニーズがあったりなかったり、ということになると思います。あとは一般的なヘルストラッカーとして、Xiaomi Mi スマートバンド4などよりも少々高級感のあるデザインになっていますので、その割には購入しやすいかな、という気もしますね。3月16日とか3月27日とか、少し情報が錯綜していますが、少なくとも3月16日には新たな情報が得られると思いますので、期待して待ちましょう。
関連リンク
UMIDIGI UFit Give Away:UMIDIGI
UMIDIGI UFit:UMIDIGI Official Store(Aliexpress)