東プレがテンキー「REALFORCE RT1 Ten Keyboard」を発売しました。製品名が「REALFORCE」なので、テンキーながらキースイッチは静電容量無接点方式。素晴らしい打鍵感と高い耐久性を両立した製品です。もちろん機能性にも優れた「プロ向け」のテンキーです。
スペック表です。USB有線接続専用のテンキーで、キースイッチは上にも書いた通り静電容量無接点方式、「ステップスカルプチャー(キーが階段状の段差を持ち、上下の段が緩やかな凹型を描いている構造)」とか「Nキーロールオーバー(複数のキーを同時に押したときに、すべてのキーの入力が認識される機能)」といった、高級キーボードに採用されている機能も搭載しています。
前面と底面です。テンキーとしてのレイアウトは割とオーソドックスですが、各キーに立体感があります。また、底面には角度調整用の脚もついていますね。
「キーの立体感」はこんな感じ。指のかかりも良さそうですよね。静電容量無接点方式のキースイッチと合わせ、非常に気持ちの良い打鍵感になっているはずです。
製品の特徴です。スイッチは「静音」で、専用のアプリが用意され、なんとAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー、キー押下時に入力を認識する深さを変更できる機能)までついています。また、すべてのキーのマッピングが変更でき、最大4つのキーマップを作成できるので、左手デバイス的な使い方もできます。それと、本体にメモリが内蔵されているため、APCやキーマッピングの変更をしたあとで接続するPCを変えても、設定が引き継がれます。
筐体色はブラックとスーパーホワイトの2色。
オプションでMac用のキーキャップやキースペーサー(キーストローク小さくするパーツ)も用意されています。
東プレ REALFORCE RT1 Ten KeyboardはAmazonや楽天、ビックカメラなどで販売中で、価格は13,200円です…が、12月4日現在「在庫切れ」になっています。…おかしいなあ、12月3日が発売日だったのに、12月4日には在庫切れかあ…。テンキーで13,200円というのは「ごく高価」で、なんなら有名メーカーのメカニカルキーボードが買えてしまうようなお値段なんですが、REALFORCEブランド恐るべし。ということで、購入できるのはもう少し先になりそうです。
関連リンク
REALFORCE RT1 テンキーボード:Amazon
REALFORCE RT1 テンキーボード:楽天
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。