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SoundPEATS TrueFree+ レビュー - クリアなサウンドが魅力の完全ワイヤレスイヤホンを試す!(実機レビュー:かのあゆ)

SoundPEATS TrueFree+
こんにちは、かのあゆです。今回はSoundPEATSのBletooth 5.0対応ワイヤレスイヤホン「TrueFree+」をレビューします。本製品は昨年11月に発売された「TrueFree」の後継モデルに相当し、充電ケースにストライプカバーが追加されるなどの改善が行われています。オーディオ機器のレビューはかのあゆとしては初で、あまり慣れていないので至らない部分もあると思われますが、ご購入の参考になれば幸いです。なお、この製品はメーカーであるSoundPEATSにサンプル提供していただいております。SoundPEATSにはこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

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1.スペック

Bluetoothバージョン: Bluetooth 5.0
対応コーデック: SBC/AAC
チップセット: Realtek 8763BFR
最大通信距離: 約10m (障害物なし)
待機時間: 約120時間
再生時間: 約4時間
充電時間: 約1.5時間
充電ケース-イヤホン充電可能回数: 9-10回
充電ケース:・バッテリー: 800mAh

前モデルのTrueFree同様、Bluetoothのバージョンは5.0となっており、対応するスマートフォンであれば音飛びや途切れを最小限に抑えて快適に音楽を楽しむことが可能です。チップセットにRealTek製の8763FRを採用しており、以前の製品と比較すると通信速度と通信範囲ともに飛躍的に向上しており、接続時の通信問題も改善されています。

またTrueFreeからの改善点として、充電ケースに「ストライブカバー」と呼ばれる上蓋が搭載されたほか、充電ケース、イヤホン本体共にバッテリー容量が大きくなっており、イヤホン単体で最大4時間、専用ケースを利用すれば最大35時間使用することができるようになっています。

音量面でも改善されており、旧TrueFreeでは音量が低すぎるといった問題があったようですが、TrueFree+では基本音量が向上しています。

対応コーデックはSBCとAAC。AACコーデックの方は基本的にはiOSデバイスでの利用を前提にしていますが、Android 8.0”Oreo”以降を搭載したAndroidスマートフォンであれば(全ての端末でサポートされているわけではありませんが)OSレベルでAACのサポートが追加されているため、対応Android端末ではSBCコーデックよりも高音質なサウンドをスマートフォンでも楽しむことが可能です。

2.筐体

SoundPEATS TrueFree+ 付属品
付属品はイヤピース(S、M、L)、MicroUSBケーブル、マニュアル類です。家電量販店でも販売されている製品ということもあり、マニュアルは日本語もしっかり記載されています。

MicroUSBケーブルは特に特殊な仕様というわけではないので、かのあゆは未開封のままにしています。100円均一で販売されているMicroUSBケーブルでも対応可能なので、純正のケーブルはできれば万が一の時に備えて保管しておきたいと思います。

ケース
充電ドックも兼ねたケースです。かのあゆはSoundPEATS製品のレビューは初となるため、前モデルのTrueFreeとの比較ができないのですが、持ち運び時のケースも兼ねていることを踏まえると非常にしっかりした作りになっていると思います。

初代TrueFreeではケースに蓋がついていなかったようですが、改良版であるTrueFree+ではストライプデザインの上蓋が新たに搭載されたため、イヤホン本体も保護でき、より安心して持ち歩くことができるようになったと言えるでしょう。ただしプラスチック製のケースなので、自宅の鍵などと一緒に持ち歩きたくない(傷がつきそう…)というのが正直な感想で、普段は胸ポケットかリュックのポケットに入れた状態で持ち歩いています。

前面
前面にはインジケーターランプが配置されており、充電時は緑色に点灯します。

背面
背面にはMicroUSBポートを装備しています。贅沢を言うのであれば近年普及し始めているUSB-Cポートを採用して欲しかったところではありますが、まだMicroUSBケーブルは100円均一などでも入手しやすいので、利用時に困ることはないかと思われます。

ケース開封
ケースを開けるとTrueFree+本体が姿を現します。初代TrueFreeではイヤホン本体が取り出しづらいと言う問題があったようですが、マグネットの磁力を弱めたため前モデルと比較すると取り出しやすくなっているようです。

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実際ケースの磁力が弱すぎて外れやすいと言うわけでもなく、逆に磁力が強すぎて取り出しづらいと言うこともない、絶妙なバランスになっていると思います。

イヤホンデザイン
イヤホンはこのようなデザインになっています。下部には充電ポートが配置されており、L、Rの表記もあるので左右を間違えることはないと思います。

前面ボタン
前面にはボタンとインジケーターランプが配置されています。イヤホン左側のボタンを二回押すと前の曲に戻り、右側のボタンを二回押すと次の曲に進みます。そのほか再生・停止といった基本操作も行えますが、ボリュームの調整には対応していないので、各種アプリ側で調整する必要があります。

ただしスマホ本体を出さなくても再生、停止、曲戻し、曲送りといった動作が行えるので非常に快適です。

3.使用感

端末との接続に関して

Android端末でもAAC接続可能

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Android端末で一般的に採用されているapt-X/apt-X HDやLDACをサポートしておらず、Bluetoothで標準サポートされているSBCかiOSデバイスでサポートされるAACしかサポートされていませんが、上に書いたとおり、Android 8.0以降のバージョンであればAACコーデックも標準サポートされているため、Androidスマートフォンでも高音質なAACコーデックで音楽を楽しむことが可能です。

ただし廉価なエントリー端末などではSBCコーデックのみサポートされている可能性もあるので、この点に関しては注意が必要です。ミッドハイ〜ハイエンドクラスのAndroidスマートフォンであれば基本的には問題なくAACコーデックを利用することができるはずです。

音質

ワイヤレスイヤホンといえばケーブルの煩わしさはなくなるものの、どうしても音質には妥協しないといけない、というイメージがかのあゆの中では強かったのですが、SoundPEATS TrueFree+はワイヤードイヤホンと比較しても遜色がないくらいクリアな音質を実現しており、非常に驚きました。

普段かのあゆはFinalのE2000という有線ヘッドフォンをメインで使用しているのですが、そちらと比べても違和感がないくらいバランスの良いサウンドを実現していると思います。Bluetooth 5.0をサポートしているスマートフォン環境であれば無線通信による遅延も気にならないレベルで、動画視聴にも十分使えるレベルでした。

LDACやapt-X HDは前述の通りサポートされていないため、ハイレゾ相当の高音質転送はサポートしていないとはいえ、Spotifyなどの定額音楽再生を楽しむ分には十分な音質だと思います。

4.まとめ

SoundPEATS TrueeFree+はAmazon.co.jpで3,980円(税込)で販売中です。iPhone 7以降でヘッドフォンジャックが廃止され、Androidスマートフォンでもハイエンドモデルを中心にイヤホンジャックを廃止したモデルが増えてきた今、高音質で楽しめるワイヤレスヘッドフォンの必要性は大きくなっているような気がします。

完全ワイヤレスヘッドフォンにはiPhoneユーザーに人気のあるEarPodsも含め2万円を超えるような製品も存在しますが、TrueFree+は3,980円(税込)で購入可能で音質も十分なレベルの製品となっており、Bluetoothワイヤレスヘッドフォン入門にはちょうどいいのではないでしょうか。

Android 8.0以降のバージョンを搭載したスマートフォンでも、多くの場合iPhoneと同じく高音質なAACコーデックを使用して音楽を楽しむことが可能で、Bluetooth 5.0に対応していることもあって接続も非常に安定しています。

かのあゆはどちらかといえば今でも有線ヘッドフォン派ではあるのですが、やはりケーブルが存在しないのは非常に快適で、現在ではTrueFree+を持ち出す機会が増えています。とてもおすすめできる製品に仕上がっていると思います。

5.関連リンク

SoundPEATS(サウンドピーツ) TrueFree+ ワイヤレスイヤホン:Amazon.co.jp

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