こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。私は周辺機器の中で特にキーボードに強い関心があります。仕事柄長時間テキストライティングをする、というのもありますし、他の周辺機器と比較して、比較的価格が安いにもかかわらずPCの使用感を大きく左右するものだから、というのもありますし、「なんとなく好き」というのもありまして、なんだかんだ言って3番目の理由が一番大きいのかな、と思っております。理由はともかく、ウインタブ読者もキーボードについて関心が高い、という人が多いのではないでしょうか?
今回紹介するのはサンワサプライのエルゴノミクスキーボードです。基本的にキーボードというのは長方形ですが、世の中にはいろいろとマニアックな形状のキーボードというのも数多く存在していて、この製品「SKB-ERG3BK / SKB-ERG5BK」もまた、単純な長方形ではありません。
こちらが「SKB-ERG5BK」です。
そしてこちらが「SKB-ERG3BK」。この2機種は同一の形状、同一のサイズ(重量のみSKB-ERG5BKのほうが10 gだけ重いです)になっていて、相違点はトラックボールの有無のみです。
このスペック表はトラックボールつきのSKB-ERG5BKのものですが、SKB-ERG3BKもほとんど同じ内容です。トラックボールがないということと、重量が780 gになっていて、10 gだけ軽いというくらいですね。
USB有線接続のメンブレンタイプで、キーピッチは19 mmとフルサイズ、キーストロークは4.5 mmですからデスクトップ用の深さになっています。しかし、上に掲載した画像の通りテンキーはありません。横幅350 mmというのはテンキーレスのキーボードとしては標準くらいですが、テンキーレスのキーボードはモバイル利用を前提とした横幅300 mmを切るサイズのものも多く、それらモバイル向けのキーボードと比較してしまうと大きくて重いです。ちなみにテンキーのついたデスクトップ用キーボードだと横幅は440~450 mmくらいなので、それよりも10センチくらいは小さいですね。なので、デスクトップ用としては省スペースタイプであると言っていいでしょう。
サイズ感はこんな感じです。この製品の特徴は「左右に2分割されたキー配列」で、メーカーによれば、この構造により「キー入力中の手首と肩への負担を軽減できるため、長時間作業していても疲れにくい」とのことです。それと、リストレストが大きめですよね。これもまた長時間の入力作業での疲労軽減に役立つと思います。
前後左右の側面です。通常デスクトップ用のキーボードは角度調整用の「脚」が底面にありますが、この製品はあらかじめゆるやかな傾斜がついています。丸みを帯びた形状で、いかにも「エルゴノミクス」という感じです。
SKB-ERG5BKのトラックボール部分です。本体下部中央に大きめのトラックボールがあり、左右のクリックボタンもついています。日頃からノートPCのタッチパッドやトラックポイントなどを愛用している人なら「マウスいらず」になるかもしれません。また、トラックボールの上にスクロールホイールがついていて、このホイールはトラックボールなしのSKB-ERG3BKにも装備されます。
サンワサプライ エルゴノミクスキーボード SKB-ERG3BK / SKB-ERG5BKはサンワダイレクトで販売中で、8月24日現在の価格はトラックボールなしのSKB-ERG3BKが税込み5,680円、トラックボールつきのSKB-ERG5BKが税込み8,580円(ともに送料無料)です。
キーボードの価格は本当にピンキリで、1,000円台から買えるものもありますし数万円するものもあります。この製品はメンブレンタイプなので、メカニカルキーボードよりも打鍵感は良くないと思いますが、エルゴノミクス形状ということで長時間のPC作業をする人には歓迎されるかもしれませんね。また、トラックボールに関しては、個人的に配置もサイズも良さそうに見えますので、この種のポインティングデバイスに慣れている人ならマウスが不要になると思います。なので、このキーボードの特徴が体質に合う、という場合なら安い買い物になるんじゃないでしょうか?
関連リンク(サンワダイレクト)
エルゴノミクスキーボード SKB-ERG3BK(トラックボールなし)
エルゴノミクスキーボード SKB-ERG5BK(トラックボールつき)
コメント
先日大掃除をする必要が発生し3日くらいかけてあちこち整頓していたらキーボードだけでダンボール2箱分になってしまったのでこれ以上買うと確実に怒られます・・・
が、欲しい・・・
入力することの結構多い「アンダーバー」が地の果てに左遷されてる系統の変態配列か・・