サンワサプライがBluetoothキーボード「SKB-BTEC1BK」を発売しました。本体上部にソーラーパネルを搭載しており、電池交換をすることなく半永久的に使える、という特徴があります。私は「ソーラーパネルって晴天の屋外でないと厳しいのでは?」と思っていたのですが、それって相当前の理解だったようで、SKB-BTEC1BKのソーラーパネルについては「200Lux程度の光があれば、いつでも自動的に充電されます」とのこと。
で、200Luxというのは「一般的なオフィスや教室の明るさに相当します。家の中ではリビングやキッチンの照明くらいの明るさで、普通に本を読んだり、作業をしたりするのに十分な明るさです」とのこと。なので「晴天の屋外」である必要はありません。…まあ当たり前ですかね…。
では暗い場所ではどうなるのか?と言うと、本体にバッテリーを内蔵していて、さらに補助電源としてボタン電池(CR2032)も内蔵しているので、心配はいりません。ただし、ずーっと暗い場所で作業し続ける場合はボタン電池からの電力供給のみとなり、ボタン電池に関しては半永久的には使えませんので電池交換が必要です(ボタン電池のみで駆動する場合、最大47日の連続動作となります)。
スペック表です。電池まわりの説明も詳しく書かれています。
113キー(テンキー付き)の日本語配列でキーピッチは1.9 mmと「標準サイズ」、キースイッチはパンタグラフ方式なのでデスク用のキーボードとしてはキーストロークが浅く、2.1±0.2 mmです。一般的なノートPCのキーストロークは2 mmに満たない(1.2 mmとか1.5 mmというものが多いです)ので、ノートPCのキーボードよりはちょっと深いですけどね。
配列を見ると、アルファベットキーの右側(Enterキーの周辺)のキーがやや細くなっていますが、そこまでクセがあるようには感じられないですね。
Windows、macOS、Android、iOS、iPadOSで使え、3台マルチペアリングにも対応します。
サンワサプライ ソーラー充電Bluetoothキーボード SKB-BTEC1BKはサンワダイレクト、Amazon、楽天などで販売中で、8月4日現在のサンワダイレクトでの価格は10,880円です。また、Amazonでは配送が9月になり、出品者がサンワダイレクトではありませんが9,980円と安いです。
ソーラーパネルがついている、という以外は普通に多機能なBluetoothキーボード、という感じですが、電池切れを心配することなく使え、何より「エコ」な製品、というのが魅力ですね。
関連リンク
ソーラー充電式 Bluetoothキーボード SKB-BTEC1BK:サンワダイレクト
ソーラー充電Bluetoothキーボード SKB-BTEC1BK:Amazon
ソーラー充電式 Bluetoothキーボード SKB-BTEC1BK:楽天
ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。