サンワサプライ静音マウス MA-BL156/MA-WBL153/MA-BTBL155 －全ボタンが静音！接続方式を選べるコンパクトなマウス

サンワサプライが「すべてのボタンが静音」のマウス3機種を発売しました。このマウスは「5ボタン」なのですが、どれも静音なので、静かな場所でも人の目を気にせずに使えそうです。私も欲しいですが、「メカニカルキーボード使ってるやつがマウスだけ静音にしてどうすんの？」と言われそうですし、実際自分でもそう思うので、自分には向かないかな、と感じなくもないです。

このマウスは接続方法が「有線（画像左・MA-BL156）」「USB無線（画像中央・MA-WBL153）」「Bluetooth（画像右・MA-BTBL155）」の3種類あり、3モデルともカラーをブルー、レッド、ブラックの3色から選べます。基本構造は同じですが、少しだけ機能が異なります。

これが基本機能。まず、この製品の最大のセールスポイントである「全ボタン静音」ですが、左右のクリックボタンと側面の2つのボタン、そしてホイール（押せばボタンとして機能します）が対象です。サンワサプライの他のマウスの製品情報を確認してみましたが、左右と側面のボタンが静音というのはあるものの、ホイール（ボタン）まで静音、というのは「初」のようですね。

次に上の図の「2」の部分ですが、個人的にはここが素晴らしいと思いました。多ボタンマウスというのはもはや珍しくもなんともありませんが、低価格なものだとボタンに機能割り当てができないものが多いです。例えばサイドに2つのボタンがついているが、ブラウザーの「進む」「戻る」しかできないとか（私が使っているマウスがこれです）。しかし、この製品は（特に有線タイプが）比較的低価格であるにも関わらず、アプリを使って側面とホイール（ボタン）に好みの操作を割り当てることができます。

このマウス、接続方式別に「機能の差」があります。カウント（マウスカーソルの敏感さ）の切り替え機能です。有線タイプは「1000・1600・2400・3200」の四段階、USB無線タイプは「1000・1600」の二段階、そしてBluetoothタイプは「1000・1600・2400」の三段階です。個人的な意見ですが、2400とか3200というのはかなり敏感（手首を少し動かしただけでカーソルが大きく動く）なので、1000と1600が使えれば十分だと思います。ただ、より綿密にマウスカーソル設定をしたいということなら有線タイプを選ぶといいでしょう。

メーカーではこの製品のサイズを「MINI」と言っています。これがマウスを持ってみたところですが、コンパクトサイズとは言えるものの、「ミニ」というほど小さくはないですね。どちらかというと手の小さい人や小ぶりなマウスが好きな人に向くと思います。

サンワサプライ静音マウス MA-BL156/MA-WBL153/MA-BTBL155はサンワダイレクトで販売中で、4月24日現在の価格は有線タイプ（MA-BL156）が税込み1,850円、USB無線タイプ（MA-WBL153）が税込み2,980円、Bluetoothタイプ（MA-BTBL155）が税込み3,780円ですが、ブラックとブルーの2色はセール中で税込み3,010円とお買い得になっていました。

記事の冒頭で書かせていただいたとおり、私はメカニカルキーボードを愛用しているので、マウスだけ静音にしても仕方ないがな、ということです。しかし、在宅勤務用にせよ会社用にせよ、音が出ないマウスというのは周囲に気兼ねしなくていいという意味でストレスが溜まらないんじゃないか、と思いますね。また、この製品は静音なだけでなく、カウント切り替えとか、マウスボタンに任意の操作を割り当てることができるとか、価格の割に便利な機能がついているので、トータルで見るとかなり便利に使えそうです。

関連リンク（サンワダイレクト）