サンワサプライが電源タップ「700-TAP080」を発売しました。ただの電源タップではなく、「電源タップ + USB PD急速充電器」です。また、USB PD充電に関しては電力表示ができるディスプレイもついています。トップ画像を見ていただくと「あ、ちょっとカッコいい」と思えますよね。
サイズと各部名称です。電源タップとしては「3つ口(AC差し込み口が3つ)」で、それに加えて「USB Type-Cポートが3つ」ついています。
こちらがスペック表です。USBポートを使用せず、単に電源タップとして使う場合は最大1,250W、USBポートも使用する場合は最大1,125Wの出力が可能です。
3つのUSB Type-Cポートの出力の組み合わせはこんな感じです。単ポートで使う場合は最大67WなのでノートPCの充電にも十分、2ポート、3ポートを同時に使う場合は個々の出力は落ちます。
また、この画像にある「USB PD-PPS」についてはこちらの解説記事をご覧ください。USB PD-PPS対応のデバイスを使う場合、より効率的な充電が可能…ではあるのですが、現状この規格に対応しているデバイスは多いとは言えません(ウインタブの記事でもこの規格について触れるのは今回が初めてです)。
話を700-TAP080に戻します。このように本体にディスプレイがついていて、使用中のUSBポートの合計出力が表示されます。出力表示は必ずしも必要なものではありませんが、たまに「これ、ちゃんと急速充電されているのかな?」などと不安になることもありますので、表示機能がないよりはあるほうがありがたいですよね。
あと、ケーブル長が2メートル、というのもうれしいところ。配置の自由度が上がります。
サンワダイレクト USB充電機能付きキューブ型タップ 700-TAP080はサンワダイレクト、Amazon、楽天などで販売中で、12月5日現在のサンワダイレクトでの価格は8,580円です。電源タップとしては高価ですし、65Wの急速充電器としても安くはありませんが、電源タップ+急速充電器の複合製品で2メートルのロングケーブルにより配置もしやすく、デザイン性にも優れている、という点は魅力かと思います。
関連リンク
USB充電機能付きキューブ型タップ 700-TAP080サンワダイレクト
USB充電機能付きキューブ型タップ 700-TAP080:Amazon
USB充電機能付きキューブ型タップ 700-TAP080:楽天
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。