サンワサプライがマウス「400-MABT206」を発売しました。この製品は「スライド式」になっていて、収納時には非常にコンパクトなサイズになります。同社の従来モデル「400-MABT192」の機能改善版、ということになりますが、「そもそも従来モデルのことも知らんがな」という方が多いと思いますので、改めて製品の特徴をご説明します。
こんな構造のマウスです。使用時の長さは約11センチなので「小型~中型」くらいのサイズなのですが、本体がスライド式になっていて、収納時には長さが約7センチとなります。というか見た目でもはっきりわかるくらいに小さくなりますよね。
マウスの持ち方でよく「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」と言われますが、この製品の場合は特につかみ持ちとつまみ持ちに向くサイズ感です。
従来モデルからの改善点は主に3箇所。中央に「ホイール」がつきました。従来モデルはここが「センサー」だったので、当然使用感は大きく向上しています。また、側面に「進む」「戻る」の2ボタンがつきました。従来モデルは「戻る」ボタンのみでした。
それと、カウント(解像度、DPI。マウスカーソルの敏感さの指標です)切り替えが可能になりました。DPIの範囲は800/1200/1600/2400/4000の5段階。従来モデルは1600DPI固定でしたから「ちょっと速すぎ、あるいは遅すぎ」と感じられた方も、このニューモデルならお好みのDPIに調整できます。
このほか細かい話になりますが、充電ポート(USB Type-C)の位置が側面から前面に移動しています。400-MABT206はBluetooth接続専用機で充電式です。従来モデルと同様「静音ボタン」を採用しています。
サイズスペックです。従来モデルと全くの同寸ですが、重量が4 gほど軽くなっています。また、ポーチが付属するのもうれしいですね。
筐体色はブラックとブルーの2色です。背面(手のひらが当たる部分)にはラバーコーティングが施され、手触りもいいです。
サンワダイレクト スライド式モバイルマウス 400-MABT206はサンワダイレクトやAmazon、楽天などで販売中で、11月13日現在のサンワダイレクトでの価格は3,980円です。これ、従来モデルの発売時の価格と同じです。
マウスの携帯性を重視する方、モバイルノートのお供として外出用のマウスを探している方には便利な製品だと思います。また、従来モデルからの改善点はいずれも使用感を大きく高めてくれるもののはずですから、従来モデルをお持ちの方の買い替え用としてもいいんじゃないでしょうか。
関連リンク
Bluetoothマウス 400-MABT206:サンワダイレクト
Bluetoothマウス 400-MABT206:Amazon
Bluetoothマウス 400-MABT206:楽天
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。