サンワサプライが携帯可能なノートパソコンテーブル「200-HUS011」を発売しました。ウインタブでは以前「200-HUS007」という膝上テーブルを購入し、実機レビューしていますが、 今回ご紹介する「200-HUS011」はその「モバイル版」と言えそうな製品です。PC用の膝上テーブルって、利用シーンによってはかなり便利に使えるんですよね。
これが製品画像兼スペック表です。スライド(引き出し)式のマウステーブルもついていますが、このマウステーブルは左右どちらにも引き出すことができます。本体のタテ・ヨコサイズは360 × 250 mmなので、比較的新しめの15.6インチノートとほぼ同寸くらいです。なので、15.6インチまでは対応可能と考えていいでしょう。ただし、3年くらい前の15.6インチPCだと横幅が380 mmくらいになっているものが多いので、古い15.6インチだと厳しいかもしれません。
素材はABS製で、表裏に滑り止めがつき、見るからに頑丈そうです。
利用イメージです。画像を見なくともだいたいはイメージできそうな製品ですが、画像右上の「ノートPCの熱が膝に直接伝わらない」というのも重要なポイントと言えるでしょうね。
タテ・ヨコサイズが15.6インチと同じくらいなので、バッグに入れて持ち運ぶことも可能です。しかし、ここは賛否が分かれるでしょう。重量が926 gと、1キロ近いわけで、このテーブルがあれば外出先での作業がはかどるのは間違いないにせよ、「そのためにバッグが1キロ重くなってもいいのか?」という疑問はあります。
むしろテレワーク、といいますか、自宅内であちこち場所を変えてPCを使う際に便利かなあ、と思います。
で、実はこの製品とよく似た「200-HUS010」という膝上テーブルがあります。こちらだと重さが366 gと、かなり軽量ですし、厚みも200-HUS011の半分しかありません。素材はレザー調のPVCで、質感(特に頑丈さ、安定性)はHUS011とは大きく異なると思われます。要するに薄くて軽いぶん華奢な作りであることは間違いないでしょう。マウステーブルに力を入れてしまうと、たわんだりするのだろうと思います。
サンワサプライ 膝上テーブル 200-HUS011と200-HUS010はサンワダイレクトで販売中で、4月8日現在の価格はどちらも税込み2,980円です。私の経験上、この類の膝上テーブルってかなり使いやすく、車の座席で作業する際などに便利です。また、私が使っている膝上テーブルは携帯用ではないので実際に試したことはありませんが、新幹線や飛行機の中などでも、座席備え付けのテーブルよりも膝上テーブルのほうが快適性が高いだろうと思います。
問題は頑丈で重いほう(200-HUS011)と軽くて(おそらく)華奢なほう(200-HUS010)のどちらにするか、という点でしょう。個人的にはどう考えても頑丈な200-HUS011のほうが使いやすいと思うのですが、「PCのほかに1キロ」を持ち歩くというのもなあ…。どちらがお好みですか?
コメント
コロナ騒動で気が滅入るニュースばかりですが、ここでヘンテコなガジェットやサプライの話題を読むと少し気が晴れます。
健康に気をつけて頑張ってください。