先日ゲーミングマウス「DELUX M800PRO Highspeed」の実機レビュー記事を掲載しました。実はレビュー後もこの製品を毎日使っていまして、私はそんなに高いカウント(DPI)は使いませんし、ポーリングレートにも無頓着なんですけど、ゲーミングマウスは軽くて滑りがいい(マウスソールがしっかりしている)のと、USB無線とかBluetooth接続といった複数の接続方式に対応しているので機器との接続や持ち運びも面倒ではなく、ゲーム以外でも結構使いやすいと思っています。
今回ご紹介するRapoo VT9 Airはウインタブでお付き合いのある通販サイト「MECHKEYS」が「最新モデルで性能も高いのでぜひ読者に紹介してください!」といいうことなので記事にしています。おそらくよっぽど腕の立つゲーマーでないとDELUX M800PRO Highspeedとの性能差は体感できないと思いますが、なにしろ軽量ですしデザインもカッコよく、性能の割に価格もそれほど高くないので、ご紹介する価値はあるものと思っています。
Rapoo VT9 Air | |
接続 | USB有線/USB無線 |
カウント(DPI) | 最大26,000 |
センサー | PAW-3398 |
ポーリングレート | 無線:最大4,000Hz 有線:最大8,000Hz |
ACC(加速度) | 50G |
応答速度 | 無線:0.25ms/有線:0.125ms |
スイッチ | Omron |
ポート | USB Type-C |
バッテリー | 800 mAh |
サイズ | 120 x 65.7 x 37.5 mm |
重量 | 59 g |
Rapoo VT9 AirはBluetooth接続には対応していませんが、有線接続と無線接続が可能です。有線の場合はもちろん、無線でも相当な性能を発揮します。
搭載センサーはPixArt PAW3398です。ハイエンドとされるPAW3395(DELUX M800PRO Highspeedに使われていました)のアップグレード版とのことなのですが、実現されたカウント(マウスを1インチ動かした際に移動するカーソルの距離)は26,000DPIとPAW3395と変わらず、ポーリングレート(1秒間にマウスの操作情報をPCに送信できる回数)が有線の場合に8,000Hz、無線の場合に4,000Hzとすごい数値になっています。…ただまあ、人間の限界を超えた数値ではありますけどね。
半透明の外観も特徴的です。MECHKEYSの製品ページでは「Translucent」と「Black Translucent」と表記されています。LEDによるライティングが可能かどうかは不明ですが、画像を見る限りライティングの機能はないと思われます。
サイズを見ると一般的なマウスとしては大型の部類で、どちらかと言うとかぶせ持ち向けでしょうね。重量はわずかに59 gで、これだけの軽さにも関わらず800 mAhのバッテリーを内蔵しているのは驚きです。
底面です。USBドングルを収納できる構造ですが、重量59 gというのはドングルを含むのか含まないのかは不明です。また、マウスソールは滑りの良いものになっていると思います(詳しくはわかりません)。
画像を見る限りボタン数は7(左右クリック、ホイール、ホイール後部のボタン2つ、サイドボタン2つ)と思われ、ほぼ間違いなくドライバー(設定アプリ)でボタンの割り当てを始めとする細かな設定が可能です。
Rapoo VT9 AirはMECHKEYSで販売中(プレオーダー中)で、11月7日現在の価格は59.99ドル(1ドル150円として約9,000円)です。また、送料及び輸入消費税見合いとして10ドルがかかりますが、読者クーポン「WIN-TAB5」で5ドルOFFになりますので、トータルで64.99ドル(1ドル150円として約9,750円)となります。
マウスとしては高価な部類となりますが、ゲーマーさんにとっては価値の大きい製品かと思います。あと、クリエイターの方々にも使い方によっては重宝しそうですね。
関連リンク
Rapoo VT9Air 8khz Mouse:MECHKEYS
クーポンコード「WIN-TAB5」で5ドルOFF