Blackviewのサブブランド「OSCAL」から、ポータブル電源「PowerMAX700」が発売されました。ウインタブでよくご紹介しているタフネススマホメーカーでは他にOUKITELもポータブル電源を手掛けていますが、ウインタブでこれらタフネススマホメーカーのポータブル電源をご紹介するのはこれが初めてです。
なんとなく「アウトドア繋がり」でこれらタフネススマホメーカーがポータブル電源を販売するのもわかるような気がしますけど、今回Blackviewは日本のAmazonでこの製品を「先行」発売したようです(ウインタブが確認した限り、AliExpressではまだ取り扱いがないと思われます)。
1.OSCAL PowerMAX700 概要
スペック表
OSCAL PowerMAX700 | |
容量 | 666 Wh |
定格出力 | AC700 W (瞬間最大1,400 W) |
出力波形 | 純正弦波 |
AC充電入力 | DC150W、USB-PD65W、ソーラー最大150W |
出力 | AC出力×2:110V/60Hz, 700W (瞬間最大1,400W) DC出力(5521)×2:最大65W USB Type-A(Fast)×2:SCP対応, 最大22.5W USB Type-A ×2:QC対応, 最大18W USB Type-C(入出力):PD 100W対応 USB TYpe-C:PD 30W対応 シガーソケット出力:最大120W ワイヤレス充電:最大15W |
充電温度範囲 | 0 ~ 45°C |
放電温度範囲 | -20℃~40℃ |
サイズ | 312 × 191 × 245 mm |
重量 | 約7.4 kg |
コメント
容量666 Wh、定格出力700Wと、ポータブル電源としては小型の部類ですが、おそらく多くの人は初めてのポータブル電源にこのくらいの容量の製品を選ばれるのではないか、と思います。
PowerMAX700で利用可能な電気製品と充電回数です。ウインタブでよくご紹介しているPCやスマホなどの充電では定格出力とか容量をそこまで心配する必要はないと思いますが、家電製品の場合は一般に消費電力が大きく、電気ポットでお湯を沸かす場合だと定格出力700Wの制限に引っかかる可能性が高く、電気コンロなどでも一部700Wをオーバーするものがありますので、お手持ちの家電製品(ポータブル電源で給電する可能性のあるもの)の消費電力(出力)を確認しておくといいと思います。
Amazonの製品ページでは「認証」についてあまり詳しく触れられていません。さすがにPSE認証は取得していますが、ポータブル電源の場合はどうしても安全性が気になるところです。ウインタブとしてはBlackviewは「勝手知ったる会社」なので信用したいところですが、このあたりは読者それぞれのご判断かと思います。
なお、ポータブル電源の購入検討でよく「パススルー充電(この製品を充電しながら他のデバイスに給電する機能)」について気にされる人がおられますが、この製品はパススルー充電に対応しているとのことです。
ポート配置です。OSCAL PowerMAX700はACコンセント × 2、シガーソケット × 1、DCジャック(5521、外径5.5 mm、内径2.1 mm)× 2、USB Type-C × 2、USB Type-A × 4、上部にワイヤレス充電器があり、最大で12台の機器に同時充電/給電が可能です。12台も同時充電したらすぐに容量切れになってしまうと思いますけどね。
また、PowerMAX700への充電はACコンセント(150W)、ソーラー充電(最大150W、ソーラーパネルは付属しません)、USB Type-C充電(最大65W)が使えますし、ACコンセント+USB Type-C(合計最大215W)やソーラー+USB Type-C(合計最大215W)といった組み合わせでの充電も可能で、この場合は3~4時間で満充電できるとのことです。
2.OSCAL PowerMAX700 価格など
Blackview OSCAL PowerMAX700はAmazonで販売中で、通常価格79,999円のところ、製品ページに50%OFFクーポンがありますので、39,999円で購入できます。666Whでポート数も多いポータブル電源としては安価な部類だと思います。
記事中にも書きましたが、ウインタブとしてはBlackviewはおなじみさんなので、この製品にも魅力を感じていますが、実際のところポータブル電源というジャンルでは「新参者」でもあります。ただ、危険とか低品質、ということはないと思いますので、ポータブル電源の購入検討の際にこの製品も比較対象にされるといいと思います。
3.関連リンク
【PR】OSCALポータブル電源 PowerMAX700:Amazon