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ONEXGPU 2 - Radeon RX7800M搭載、サイズも一回り大きくなったポータブルeGPU、間もなくクラウドファンディング開始

ONEXGPU 2
ONE-NETBOOKがポータブルeGPU(外付けGPU、GPU BOX)のニューモデル「ONEXGPU 2」を発売します。9月26日午前9時(日本時間9月27日午前1時)からINDIEGOGOでクラウドファンディングが開始される予定です。従来モデルの「ONEXGPU」から搭載GPUが大きくパワーアップし、筐体も一回り大きくなりました。

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ONEXGPU 2
スペック表です。搭載されているGPUが従来モデルのRadeon RX7600M XTからRadeon RX7800Mに変更されました。型番を見れば、「ああ、上位の型番になったのね」というのはわかりますが、「具体的にどのくらい…」というのがイマイチピンときませんよね。メーカー発表によれば「パフォーマンスはNVIDIA RTX 4070M(GeForce RTX4070 Laptop GPUのことだと思います)よりも28%優れており、最新のAAAタイトルをスムーズに実行し、マルチタスクのグラフィカルワークロードを効率的に処理できます」とのことです。それならほとんどのAAAタイトルも高画質でプレイできそうですね。

ONEXGPU 2
GPUの型番変更により消費電力も大きくなりますので、ONEXGPU2にはRX7800Mの消費電力180Wに合わせるべく「Turbo Key」がついています。

ONEXGPU 2
ポート構成です。従来モデルと見比べてみたところ、HDMIポートが1つ減らされており、最大4画面出力から最大3画面出力に変更されていますね。

ONEXGPU 2
従来モデルと同様、SSDの増設も可能です。ゲーミングUMPCにせよゲーミングノートにせよ、本体のSSDが512GBとかだと早い段階で容量不足に陥ってしまいますので、こうやって手軽に増設できるのはありがたいところ。

ONEXGPU 2
サイズのイメージです。依然としてGPU BOXとしてはコンパクトなサイズながら、「デスクトップに置くのが似合う」くらいの大きさになりました。もともとONEXGPUは動作するために外部電源が必要なのでモバイル利用には向きませんし、これはこれでいいんじゃないでしょうか。

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ONEXGPU 2
予告されている価格です。クラウドファンディング開始後96時間以内だと839ドル(1ドル145円として121,655円)。従来モデルの価格が99,980円(9月21日現在のハイビームでのセール価格。通常価格は106,800円)ですから、「従来モデルの国内価格と比較すると悪くない」ですが、クラウドファンディングの早割価格で12万円ということは、国内の通常価格は14万円~15万円位になりそうですよね。

ゲーミングUMPCユーザーやノートPCユーザー、ミニPCユーザーに需要のある製品だと思います。ただ、このように「スペックを上げて価格も上げる」だけでなく「スペックそこそこ、価格もそこそこ」というモデルが出てきてくれるとうれしい、と感じました。

関連リンク

OneXGPU 2: Ultimate eGPU with AMD Radeon RX 7800M:INDIEGOGO 予告ページ

↓ONE-NETBOOKによる紹介動画

Meet OneXPlayer OneXGPU 2 – the First eGPU with AMD Radeon RX 7800M!
執筆者:ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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コメント

  1. 匿名 より:

    RX7800MはRDNA3-60CUなので、おおよそ52〜60CUと言われているPS5proのGPUと同等の規模、性能になりますね
    もちろん、USB4/OCulinkの通信速度という解決困難な問題がありますので、実効性能はかなり落ちると思われますが……