こんにちは。かのあゆです。Handscape社がAndroid/iOS向けBluetoothゲームパッド「MUJA Smart TouchPad」を発表しました。この製品は通常のゲームコントローラーではなく、背面にタッチパッドを増設するタイプの製品になっています。また装着することにより、スマートフォン本体を冷却する効果も見込める設計になっているようです。1月下旬よりクラウドファンディング「Indigogo」に出品される予定です。
1.スマートフォンに背面タッチパッドを追加
MUJA Smart TouchPadはその名の通り、通常のゲームコントローラーではなく、Playstation Vitaによく似た背面タッチパッドをスマートフォンの追加ボタンとして拡張する製品です。
そのため、スマートフォン液晶側のバーチャルパッドと組み合わせて使うことになります。具体的な使用例としてはPUBG Mobileで射撃などの動作やレースゲームのアクセル・ブレーキ操作をMUJA Smart TouchPadに割り当てることができるものと思われます。
接続はBluetooth経由となり、対応するデバイスはAndroid、およびiPhoneをサポートしています。450mAhのバッテリーを内蔵しており、最大36時間の利用が可能です。
2.ケースをつけた状態でも装着可能。冷却効果も
一般的なスマートフォン専用ゲームパッドとは異なり、MUJA Smart TouchPadは装着面に吸盤が配置されており、スマートフォン背面にそのまま吸着するタイプの製品であるため、形状にもよりますが基本的にケースをつけた状態でも装着できるのが特徴です。
また、近年の3Dゲームは据え置き機レベルのグラフィックに達してきていることもあり、長時間のプレイになるとどうしてもスマートフォンに熱がこもってきてしまいますが、MUJA Smart TouchPadを装着することにより、排熱効果も追加されるとのこと。
どの程度効果があるのかは実際に製品が登場しないとわからない部分ではありますが、ゲームプレイ中に熱がこもるとCPUの動作クロックが落とされて著しくパフォーマンスが低下するという現象もよく見られるだけに、この辺に関しては期待したいところですね。
3.まとめ
MUJA Smart TouchPadは1月末からIndigogoでのクラウドファンディングを開始する予定です。現時点ではIndigogoの商品ページで明らかにされている以上の情報が公開されておらず、価格自体も「未定」なのですが、Indigogoでのクラウドファンディング開始時に先行投資することによりスーパーアーリーバード価格として本体価格が50% OFFになるようです。
クラウドファンディング製品なので先行投資しても実際に製品が登場するかどうかはメーカー次第というリスクはありますが、手軽に手持ちのスマートフォンをゲーミングスマートフォン化できるというのはかなり面白いコンセプトなのではないかと思います。
特に背面のタッチパッドに操作を割り当てることで「PUBG Mobile」などは操作性が向上することもあり、今後の情報公開に期待したいところです。
4.関連リンク
MUJA:A Revolutionary Gamepad You Never Play Before : Indigogo