MSIが低価格なゲーミングマウス「CLUTCH GM08 GAMING MOUSE」を発売しました。実はこの製品、8月13日(木)の0:00にプレスリリースが出ていて、製品概要を確認したあと市場想定価格を見たら「税別1,800円」と書かれていたので、「ああ、MSIやっちまったな…。そのうち訂正リリースが出るだろう。」と思いました。そうしたら、「本当に税別1,800円」だったんですよね…。MSI製のマウスとして、また機能面から見てもありえないくらいの安さだと思います。
スペックはこんな感じ。
接続: 有線(USB 2.0)
ケーブル長: 1.8 m(端子部分は金メッキ)
センサー方式: Optical
対応OS: Windows 10/8.1/8/7
サイズ: 128 x 68.5 x 40.5 mm
重量: 92g(ウエイトとケーブル別)~103g
カラー: ブラック(LEDライトはレッド)
解像度(DPI): 200/400/800/1600/3200(ソフト利用で4200)
ボタン数: 6
DPIのところを見ると最大で4,200(ハードウェアのみだと最大3,200)となっていて、やや高価なゲーミングマウスだと最大16,000とかが普通なので、この点は「価格なり」なのかもしれません。ただし、3,200とか4,200でも「超敏感」なので、通常利用時はもちろん、ゲームプレイ時でも動きの鈍さを感じることはまずないと思います(プロ級のゲーマーなら別でしょうけど)。
外観です。ゲーミングマウスらしく、レッドのLEDがついています(おそらく消灯も可能と思われます)。
マウスには左右非対称デザイン、ゆえに右利き用(正確には右手持ち用)あるいは左利き用(左手持ち用)の製品というのがありますが、この製品は左右対称なので、右手持ちでも左手持ちでも快適に使えます。…というのがMSIの説明なんですけど、
サイドに2つのボタンがあり、ここは明らかに右手持ちじゃないと使えないですよね。また、側面の模様(凹凸)は「ドラゴンスケールグリップ」といい、正確な操作を可能にしてくれます。
左右のクリックボタンは立体的なデザインになっていて、指によく馴染むと思います。このマウスには1,000万回以上のクリックが可能な高耐久スイッチが採用されています。それと、マウスホイールの下(画像では上)にあるボタンはDPI切り替え用です。
底面にはマウスの重量調整用のウエイトがあります。上に掲載したスペック表で「ケーブルとウエイトなしで92 g」と書いていますが、ここに最大11 g(3g+3g+5g)上乗せできる、ということですね。
MSI CLUTCH GM08 GAMING MOUSEは8月13日に発売され、MSI指定販売店であるPCショップアークでの価格は税込み1,980円ですが、8月15日現在売り切れです。Amazonでは税込み2,000円で、配送期間が1~3週間となっているので、「入荷が確定しているが倉庫には在庫がない」状態と思われます。要するにかなり人気がある、ということでしょう。
ハイエンドなゲーミングマウスの場合、有線と無線(USB無線もしくはBluetooth)の両方に対応していたり、DPIが16,000クラスだったりしますので、この製品はそれらの点では及びませんが、個人的には「どう考えても激安」だと思います。これ、ノーブランド品じゃなくてMSI製品ですからね。ゲーム用としてはもちろん、オフィス用や自宅用としても非常に使いやすいでしょうし、家電量販店で販売されているマウスと変わらない価格なので、購入に抵抗感もないと思います。
ちなみにMSI初となるリストレスト「VIGOR WR01 Wrist Rest」も同時に発売されました。こちらは「冷感ジェル」が内蔵され、暑い夏場や白熱した試合でもひんやりした感触で快適にゲームをプレイできます、との説明がありました。このリストレストもマウスとほぼ同価格で、PCショップアークでは税込み1,980円ながら売り切れ中、Amazonでは税込み2,184円で販売中です。「冷感ジェル」というのが新しいですが、リストレストの価格としては「まあ普通」くらいですかね。ただ、MSIのドラゴン・ロゴはカッコいいです。
関連リンク
CLUTCH GM08 GAMING MOUSE:MSI公式サイト 製品ページ
MSI Clutch GM08 Clutch GM08 ゲーミングマウス:Amazon
VIGOR WR01 WRIST REST:MSI公式サイト 製品ページ
MSI Vigor WR01 Wrist Rest:Amazon