株式会社アーキサイトがUSB/Bluetooth両対応のモバイルキーボード「MOBO Keyboard 2」を発売しました。割とよく見かける3つ折りタイプの小型キーボードですが、同タイプ(2つ折りや3つ折りタイプ)の他社製品と比較して、多くの特徴があります。
これがキー配列です。で、この製品のどこに大きな特徴があるのか、と言いますと…
「この画像の説明に尽きる」と思います。ウインタブでこの製品をご紹介したいと思った理由もほぼ100%がこれです。Amazonなどで同種のモバイルキーボードを検索してみると、売れ筋と思われる製品は軒並み英語配列で、日本語配列の製品も見受けられますが、MOBO Keyboardほど「普通の日本語配列(縦長で大きなEnterキーなど)」になっているものは見受けられません。
また、キーピッチについても開示が十分ではない製品がほとんどですし、おそらくMOBO Keyboard 2のように主要キーのキーピッチが約19 mm(パソコンのキーボードとして標準のサイズです)になっていないものも多いと思います。個人的にはこれらの特徴だけでもMOBO Keyboardを購入する理由になる、と思いました。
名称に「2」とあるように、この製品はMOBO Keyboardという製品のリニューアル版です。リニューアル版となって、キートップにくぼみができ、指のかかりが良くなりました。
スペック表です。Bluetooth/USB有線接続に対応し、充電式で、サイズは他社製品と大きくは違いません。対応OSにAndroidがありませんが、この点についてはメーカー側で「基本的に動作するが、AndroidはオープンソースOSなので、メーカー毎にハードウェアキーボードの動作方法が異なる、また、IMEの種類も多岐にわたるため、すべてのAndroid製品で動作するという保証はできない」とのことです。
次に、MOBOならでは、とまでは言えませんが、各種便利機能についてご説明します。
同時ペアリングは2台までで、この画像のようにスマホとタブレットを並べて切り替えながら使うことができます。
折りたたむと自動的に電源OFF、展開すると自動的に電源ONになる、省電力設計です。
保護ケースがスタンドとして使えます。個人的には「この手のキーボードはスタンドがないと話にならない」とまでに思っていますので、これは地味にうれしいです。
この製品、打鍵感も追求しているようで、このように両サイドにたわみ防止の脚があります。
MOBO Keyboard 2はAmazonで販売中で、11月2日現在の価格は税込み7,180円です。この価格は同種(折りたたみ式Bluetoothキーボード)よりも高価ですが、キー配列やキーピッチ、スタンドにもなる保護ケースやたわみ防止用の脚など、この手のキーボードとしては非常に優れた仕様になっていますので、個人的には「買うならこれかな」と思います。
ここ1年半ほど、外出の機会が激減してしまい、このようなモバイルキーボードを使いたくなる場面はほとんどありませんでした。「出先であえてタブレットやスマホに外付けのキーボードを接続して文書作成する」というのは一種のロマンだと思っています。早くこのような製品を使い倒せる環境に戻って欲しいですね。
関連リンク
MOBO Keyboard 2:公式サイト
MOBO Keyboard2(ホワイト):Amazon
MOBO Keyboard2(ブラック):Amazon
コメント
これ、私も1世代前のやつを使っていますけど、かなりいいですよ。
地味に、両端のフラップがいい仕事をしています。
折りたたみなので、膝上で使う人にはオススメ出来ません。
英語配列のBTキーボードじゃ納得出来ない人の選択肢はコレしかないでしょう。