ロジクールがエルゴノミクスマウス(ロジクールでは「縦型マウス」と呼んでいます)「LIFT M800」を発売します。ロジクールの上位ブランド「MXシリーズ」のMX Verticalよりも約22%小さく、手の小さい人や女性にもフィットするサイズになっています。
スペック表です。USB無線とBluetoothに両対応する電池式(単3乾電池1本使用)マウスで6ボタン、最大解像度4,000dpiの高性能な製品です。注意したいのはUSB無線の規格が「Logi Bolt」である、という点で、Logi Bolt規格のロジクール製品とはレシーバー(USBドングル)を共有できますが、同じロジクールでもUnifying規格の製品とは互換性がありません。
サイズはコンパクトです。MX Verticalと並べてみると一目瞭然。ロジクールではMX Verticalを「M/Lサイズの手」向き、このLIFT M800を「S/Mサイズの手」向き、としています。
画像左から「前面、側面1(人差し指・中指側)、側面2(親指側)」です。エルゴノミクスマウスは、非常にざっくりいうと「普通のマウスを斜め方向に引っ張ったような形」をしています。ただ、形が面白い、というのはあるものの、側面1を見ると左右クリックボタンにホイール、モードボタン(解像度などの切り替え用)があり、配置そのものは普通のマウスとあまり変わりません。また、側面2には進む、戻るボタンがあります。なお、詳細は不明ですが、この製品の6つのボタン(左右クリック、ホイール、モード、進む、戻る)のうち、4つは専用アプリ「Logi Options+」を使ってカスタマイズ(操作割り当ての変更)できます。
それと、このマウスは静音タイプで、スクロールホイールにも高速で静かに回転する独自技術、SmartWheelを採用しています。
底面です。この製品は電池式で、上部にBluetoothの切り替えボタンがあります。この画像を見てわかる通り、「3デバイスにマルチペアリング可能」です。
また、ロジクールの独自技術「Flow」にも対応しています。Flowを使うと、複数のデバイス間でマウスカーソルがシームレスに行き来できるようになります。
利用イメージです。よく言われることですが、エルゴノミクスマウスは「手首をひねらずにマウスを操作できる」「自然な握手の位置でマウスを操作できる」ので、手首への負担が小さく、疲労も小さいとされます。ただ、このあたりは人それぞれで、全ての人が快適に使えるとまでは言えません。
カラーバリエーションは「ローズ」「グラファイト」「ペールグレー」の3色。年齢や性別を問わずに使えそうですね。
ロジクール LIFT M800は5月19日の発売予定で、ロジクール公式ストア、Amazon、楽天、PayPayモールで予約販売がスタートしています。4月21日現在、Amazonでの価格が税込み7,000円、他は税込み7,700円です(ただし、それぞれのサイトでポイントやクーポンがあるので、必ずしもAmazonが最安値とは言えません)。
同じエルゴノミクスマウスのMX Verticalよりはワンランク安くなっていますし、BluetoothとLogi Boltに両対応しFlowも使える上位クラスのエルゴノミクスマウスなので、この機会に試してみてもいいんじゃないでしょうか。
関連リンク
LIFT縦型エルゴノミックマウス:ロジクール
ロジクール LIFT M800:Amazon
ロジクール LIFT M800:楽天
ロジクール LIFT M800:PayPayモール