Keychronが磁気センサースイッチを搭載するメカニカルキーボード「Keychron K2 HE」をクラウドファンディング中です(@Makuake)。ラピッドトリガーにも対応するゲーミング仕様の製品ですが、素材に天然木を多用しており、シンプルで美しい、そして高級感のあるデザインになっているのが魅力です。
スペック表です。テンキーレス・75%サイズで注文時に日本語配列と英語配列を選択できます。接続は有線/USB無線/Bluetoothの3種類に対応し、3台マルチペアリングも可能です。
スイッチはGateronダブルレール磁気スイッチ(Gateron Double-Rail Magnetic)でホットスワップ(ハンダコテを使うことなくスイッチの交換が可能)対応です。また、「各キーのアクチュエーションポイントを0.2〜3.8mmの範囲で0.1mm単位で調整可」「ラピッドトリガー(キーをアクチュエーションまで押し込んだらオン、指を離した瞬間にオフ、という挙動)」など、非常に細かい設定が可能です(Keychron Launcher Webアプリ使用)。
例えばこれ。Dynamic Keystrokes (DKS)という機能ですが、キーの押し具合で最大4つのアクションを割り当てることができます。
と書くと、ゲーマー、それも腕の良いゲーマー専用の製品かな、と思いますが、それだけではありません。
筐体色はホワイトとブラックの2種類で、筐体の一部に天然木が使用されていますので、自室でもオフィスでも映える、非常に美しいデザインです。この画像だけ見ると高度なゲーミング機能を備えた製品には見えませんよね。一方でバックライトは「RGB」でイルミネーションにも対応します。仕事で使う際はホワイトとかの地味なバックライトにしておきましょうw
メカニカルキーボードは一般に「騒々しい」です。特に青軸なんかは「タイピングしている自分が耐えられない」くらいの打鍵音が出ますので、オフィスで使うのは憚られますが、Keychron K2 HEは内部に吸音材がふんだんに使われており、控えめで心地よい打鍵音(製品ページの説明)に仕上がっています。
ウインタブでは以前Varmilo Muse65という磁気式スイッチ搭載のキーボードをレビューしたことがありますが、確かに打鍵音は「控えめで心地よい」ものでした。というかめちゃめちゃ気持ちの良い打鍵音・打鍵感でした。なので、Keychron K2 HEも「普通にタイピングするだけでもすごく心地よい」と思います。
これ、底面の「脚」です。この構造により、3段階(脚をたたむ、小さい脚を使う、大きい脚を使う)の角度調整が可能です。
Keychron K2 HEはMakueakeでクラウドファンディング中で、12月2日現在、最も安価なプランは21,750円(通常価格の6%OFF)です。ちなみに先日レビューしたVarmilo Muse65の実売価格は25,000円弱(24,000円台くらいです)なので、K2 HEが天然木素材を使っていたりすることを考慮すればお買い得なのではないかと思います。また、これまで簡単にご説明した通り、磁気式スイッチ搭載のキーボードは優れたゲーミング機能を備えているだけでなく、普通に使ってもすごく気持ちの良い打鍵感が得られますので、非ゲーミング用途にもおすすめです。
関連リンク
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2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。