KeychronがAmazon限定でメカニカルキーボード「C3 Pro」を国内発売しました。ウインタブではこれまでにKeychron製品のご紹介をしたことはありませんが、名の通った周辺機器(特にキーボード)メーカーではありますよね。ヨドバシカメラなどでKeychronのメカニカルキーボードの価格帯を見てみると、だいたい1万円台から2万円台のものが多く、メカニカルキーボードとしては中価格帯くらいのものが得意なメーカーかと思います。
その前提で言うと、今回ご紹介するKeychron C3 Proは「激安」です。Amazonで6,930円。Amazonで販売されているメカニカルキーボード全体で見てもボトムレンジの価格と言えます。
こちらがキー配列(バックライト点灯時)です。テンキーレスの英語配列で、残念ながら日本語配列はありません。
スペック表です。有線接続専用でサイズはテンキーレスキーボードとしては大きめ、重量もメカニカルらしく900 gオーバーです。…あまり持ち運びには向かないかと…。
キースイッチはKeyChronオリジナルのもので、茶軸(タクテイル)と赤軸(リニア)が選べます。茶軸は底打ち感(クリック感)のあるタイプで打鍵音は大きめ、赤軸はクリック感のないタイプで打鍵音は小さめです。どちらのスイッチがいいかはお好みによりますが、よりメカニカルらしい打鍵感を得たいなら茶軸、メカニカルキーボードに慣れておらず、打鍵音が大きいのは勘弁、という方は赤軸がとっつきやすいと思います。
バックライト色は赤、14種類のエフェクトに対応します(左から右に光が流れるとか、ランダムにキーが点滅するとかですね)。
キーキャップはダブルショットABS(キーキャップとしては特別な素材でもありません)。
内部に吸音フォームが入っていますので、いくぶん打鍵音は小さめです。ただし、よくあるメンブレン方式やパンタフラフ方式のキーボードと比較すると「ちょっと騒々しい」と思っておくほうがいいでしょう。
ブラウザー上で操作するアプリが使え、キーマッピングの変更やショートカット、マクロの登録もできます。
Keychron C3 ProはAmazonで販売中で、冒頭記載の通り価格は6,930円と非常に購入しやすい価格になっています。また、Keychronの公式サイトでも6,900円で購入できますが、公式サイトの場合は海外配送となり、送料無料で(製品価格が安いので)輸入消費税もかかりませんが、配送日数はやや長め(メーカー説明では「日本へのお届けは6〜9営業日」という記載になっていました)で配送中に破損する可能性もなくはない(製品そのものはまず大丈夫だと思いますが、箱が少し凹むとかは普通にあります)ので、素直にAmazonで購入するほうがいいんじゃないかと思います。
キースイッチがCherryとかGateronといった有名ブランドのものではなく、本体の質感も上位モデルには及ばないとは思いますが、KeyChronブランドのキーボードが6,000円台というのは非常に魅力的ですし、初めてメカニカルキーボードを試してみる、という方にもよさそうです。
関連リンク
Keychron C3 Pro:Amazon
Keychron C3 Pro QMK/VIA 有線メカニカルキーボード(US ANSI配列):Keychron公式サイト