中国メーカー「JAMESDONKEY」がメカニカルキーボードの新作「RS2」をリリースしました。JAMESDONKEYのキーボードはウインタブで先日「RS4」というゲーミングキーボードを実機レビューしています。今回ご紹介するRS2はRS4とは全然雰囲気が異なる、レトロデザインのメカニカルキーボードです。
RS4の実機レビューはこちらです。あわせてご参照下さい。
JAMESDONKEY RS4の実機レビュー - スイッチにGateron G Pro Yellow 2.0を採用したメカニカルキーボード。有線/無線/Bluetooth接続が可能です
JAMESDONKEY RS2 | |
キースイッチ | Gateron G Pro Brown / Red(ホットスワップ) |
キー数 | 99 |
Nキーロールオーバー | 対応 |
ライティング | ホワイトバックライト |
接続方式 | USB有線/USB無線/Bluetooth |
バッテリー | 3,000 mAh |
サイズ | 不明 |
重量 | 950 g |
キースイッチはRS4と同様にGateron G Proで、軸色は茶と赤を選べます。赤はクリック感(底打ち感)のないリニアタイプ、茶はクリック感のあるタクテイルタイプで、お好みに合わせて…ということなのですが、打鍵音が小さく、押下圧(キーの重さ)も小さい赤軸のほうがメカニカル初心者の人には向くと思います(ウインタブの主観です)。また「ホットスワップ」なので、工具(ハンダコテなど)を使わずにスイッチを交換することもできます。
接続はUSB有線、USB無線、Bluetoothの3つに対応します。これも便利ですね。ただし、RS4の実機レビューではBluetooth接続の使用感がイマイチで、少し遅延(≒しばらく使っていないときにアイドル状態になるが、そこからの復帰がやや遅い)を感じました。また、バッテリーも搭載しており、USB無線接続・Bluetooth接続の際は最大4週間の駆動が可能とのことです。
キー配列です。当然と言いますか残念ながらと言いますか、英語配列のみです。まず、この色使いが素晴らしいですね!もちろんお好みによるとは思いますが、個人的にはこのレトロな配色は大好きです。また、バックライトはカラフルなものではなく「ホワイトのみ」で、イルミネーション(発光パターン)にも対応します。
ただ、一見すると普通のテンキー付きキーボードに見えますが、それにしては「99キー」というのが中途半端です。
この製品、一般的な英語配列キーボード(104キー)よりもサイズが小さくなっています。具体的にはアルファベットキーとテンキーの間にある「Insert」とか「Page UP/DOWN」キーのある部分が小さいです。そのため、方向キーが少しアルファベットキー部分に食い込んだ感じになります。
中国メーカーのキーボードで最近たまに見かける「ダイヤル」もついていまて、現状は「音量調整」のみに使えるようです。JAMESDONKEY製のキーボードは設定アプリが用意されていないことが多いのですが、せっかく立派なダイヤルがついているので、もう少し多目的に使えればいいですね。
内部構造です。ここに「Silencer Cotton」というのが入っていて、メカニカルキーボードの大きな打鍵音を軽減してくれるようです。実機に触れていないので効果の程はわかりませんが、多少でも打鍵音を小さくしてくれる効果があるとうれしいです。
底面の「脚」は2段階に高さ調整が可能です。
JAMESDONKEY RS2は中国の通販サイト「MECHKEYS」で販売中(予約販売中)で、7月19日現在の価格は79ドルです(セール価格です)。また、MECHKEYSからウインタブ読者向けにクーポン「MECHKEYSHIFIGO5」を頂いていますので、これを使うと74ドルになりますが、送料(輸入消費税込み)20ドルがかかりますので、合計で94ドル(約13,000円)となります。
円安のため、割安感が小さくなっているのが残念ですが、Gateron軸を使ったレトロデザインのテンキー付きキーボードというのは個人的にはすごく気に入りました。また、一般的なテンキー付きキーボードよりもサイズがコンパクトにまとめられているのも魅力です。
関連リンク
JAMESDONKEY RS2 Hot-Swap White Light Mechanical Keyboard:MECHKEYS
※クーポンコード「MECHKEYSHIFIGO5」で5ドルOFF