こんにちは、コーヒー大好きなnatsukiです。今回は、コーヒーミルのレビューをさせていただきます。普段のウインタブの守備範囲ではありませんが、パソコンでの作業が多いと、集中力を高めるためにコーヒーが必須な人も多いと思います。すると、手軽に美味しいコーヒーが飲めるこういう製品は、ウインタブ読者の皆様にも案外需要が高いんじゃないでしょうか。
ちなみに私は、あんまり家でお酒は飲みません。その代わり、よく飲むのがコーヒーです。お気に入りの専門店で豆を買ってきて、自分で挽いて飲む。これがささやかな楽しみ。今まで、ながらくメリタの「パーフェクトタッチⅡ」を使ってきましたが、ちょっとガタが来はじめて、新しいコーヒーミルを探しているところでした。そんなこともあり、今回のレビューをさせていただくことになりました。なお、今回レビューする製品は、Amazonに出品しているRegissから提供していただきました。Regissにはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。いやー、楽しみ。いつにも増して気合いが入ってますよ。
目次
1.コーヒーミルの3つのタイプについて
実際のレビュー前に、コーヒーミルのタイプについて、基本的なことを整理しておきたいと思います。コーヒーミルというのは、もちろん、コーヒー豆を粉々に砕くためのものですが、その砕き方には、大きく分けて3通りの仕組みがあります。
まずひとつ目は、プロペラ式。今回の製品はこれです。要は、ミキサーと同じ。プロペラをぶん回して豆を砕くシンプルな仕掛けです。仕組みが単純なので、廉価で手入れがしやすい反面、粒が揃わなかったり、雑味やえぐみの原因となる微粉が出やすかったりと、挽き方にムラが出やすく、挽きの粗さの調整も苦手です。エスプレッソ用の極細挽きとかはまず不可能。また、連続使用した際に発熱しやすく、その熱によって風味を損ないやすいとも言われます。発熱による風味うんぬんは、よっぽど大量に挽かなければ気にしなくてよいとは思いますけどね。
次に、臼式。その名の通り、臼状の構造によって豆を挽きつぶします。私が今まで使ってきたパーフェクトタッチⅡは、このタイプ。手引きのコーヒーミルを電動にしたようなもので、仕組み的には一番想像しやすいんじゃないかと思います。オーソドックスですが、手入れはしづらいです。この方式は、挽きの粗さをある程度調整できますが、それでも基本的にドリップ用の中挽き専門で、粗挽きやエスプレッソ用クラスの極細挽きは苦手です。
そして、カット式。コーヒー豆を刻むように砕く方式で、専門店で使うのはこのタイプ。構造は、ちょっと文章では説明しづらいんでパス。ともかく、粗挽きからエスプレッソ用極細挽きまで、粗さの調整の幅が広く、何より、挽きムラが少なく均一に挽けます。デメリットは、まず、高価。1万数千円から数万円はします。また、それなりにかさばり、手入れも手間がかかります。徹底的にこだわるならカット式で決まりなんですが、お手軽さとは対極にあるので、使用のハードルは高いです。今回も、そこまで本格的でなくてもいいということを前提にして、カット式との比較は考慮に入れずに話を進めさせていただきます。
臼式って、実際使ってみてどうよ
とはいえ、以上の話は、あくまで一般的な傾向についてで、例えば臼式なんかは臼の形状が千差万別ですし、プロペラ式も、単なるミキサーってだけで、挽きの調整は勘で行うものから、今回の製品のようにタイマー付きである程度機械的に設定できるものまでいろいろです。要は、実際に使ってみなきゃ分からん、ということです。
今まで使ってきたパーフェクトタッチⅡは、臼式の中では最も安い価格帯のものである一方、大手メーカー製であることもあって、検索してみると膨大なレビューがあります。おおむね、プロペラ式との比較では高評価で、カット式との比較では酷評されている場合が多いです。で、実際に使ってきた感想としては、「大きい粒子の粒は揃うが、それなりに微粉は混じる」ということです。他の臼式と比較したことはないので厳密な評価はできませんが、専門店で挽いてもらったのに比べると、明らかに微粉は多いです。フレンチプレス用の機具も持っていますが、はっきり言ってフレンチプレスに使うのはやめておいた方がいいでしょう。ドリップ用であれば、お勧め設定よりやや粗めに挽いたくらいで、十分、挽きたての味と香りを楽しめるので使ってきました。
2.抽出環境
抽出方法と、使った豆の種類です。オーソドックスを微妙に外して遊んでいるので、気になる人は気になる部分かと思いますので、きちんと書いておきます。特にこだわりがなければ、適当に読み飛ばしてください。
ドリップはステンレスフィルターで
抽出方法は、もちろんドリップ式です。サイフォンとかやってみたいけど、さすがに手間とスペースが…… ただし、フィルターに、一般的な紙製ではなくステンレス製のものを使っています。
ハリオ製の、ステンレスフィルターの中では安価なやつです。汚くてすみません。マメに洗ってはいるんですが、何年も使っているとどうしてもシミが付いてしまいますので。で、このステンレスフィルターというのはなかなかにクセが強く、ネット上の解説・評判などを見ても、相反することがいろいろ書いてあって、一般的なペーパードリップと比べてどう違うのか、耳情報だけではイマイチつかめないと思います。
その特性は、ひとつには「油分まで通すので、より香りや風味を楽しめる」ということ。そして、あまり書かれないのですが重要なのが、ズバリ「豆の粒子の状態によって味が大きく変わる」ということです。特に大きな影響をあたえるのが抽出速度。ステンレスフィルターは、全体的な挽きの粗さもさることながら、微粉の混じり具合でドリップのスピードが大幅に変化します。もちろん、ペーパードリップでも同様のことは言えるのですが、ステンレスの方がよりピーキーです。微粉が多いと、目詰まりを起こしてドリップが非常にゆっくりにになります。また、コーヒー自体が粉っぽくなり、それによるえぐみが出てしまいます。微粉が少なければ、基本的には、ペーパードリップよりもサラッと流れます。ただし、粗すぎると、それはそれでじっくり味が出ません。この目詰まりの具合で、味や香りはもちろん、ステンレスフィルター特有の、油分や風味がちゃんと抜けてくれるかが大きく変わるわけです。Amazonのレビューで、抽出が速い、遅い、と、相反するレビューがあるのは、ここに起因すると思われます。
ともかく、粒子の状態による味わいの変化が面白くて愛用しています。そういう意味で、自分で豆を挽く人にとっては、挽き具合による違いを楽しめるお勧めの方法です。ただし、裏を返せば、いろいろ試して自分の好みに合った挽き具合を探す必要があるので、そこに手間をかけたくない場合は、ペーパードリップにしておいた方が無難です。
豆
お気に入りのコーヒー店のもあるんですが、今回は、たまたま手元にあった次の2種類を使っています。
「東亜珈琲」のブレンドと、珍しいオーストラリア産豆「キュランダレインフォレストコーヒー」のミディアム。いずれも、苦みとコク重視の味わいで、前者はその中に一定の酸味もありますが、後者は、ほとんど酸味はありません。
3.筐体
それでは、まずは筐体を見ていきます。
開封
箱です。
同梱品です。ハケがはじめから付いているのは嬉しい。説明書も日本語です。文章はときどき怪しい部分もありますが、意味の通じにくいところはありません。……あ、表の中の「g(グラム)」が、中国語の「克」になってる。予想できるとはいえ、けっこう重要な部分だし、ここは惜しかった。
パーフェクトタッチⅡと並べて。homgeek 電動コーヒーミルの方が、ひと回り小ぶりですね。
豆入れとプロペラ
先ほどのプロペラ式で例示した写真をもう一度。このように、プロペラ式カッターが付いています。構造としては非常にシンプルで、ここに豆を入れ、右側に見えるフタをして、プロペラを回して豆を粉砕するわけです。先に述べたように、このタイプは、そのシンプルさゆえにメンテナンス性とコスパに優れる反面、挽きムラが心配なわけですが、その辺はこれからじっくりとレビューします。
また、豆の量の目安となるメモリも付いています。豆を入れる部分の材質は、おそらくステンレス製です。初回使用時は、ざっとフキンでから拭きしてから使ったんですが、少し豆に金属臭が付いてしまいました。何回か使えば大丈夫ですが、一番はじめは、少し念入りに拭いてから使った方がよいでしょう。ついでに、使いはじめのうちは、多少ゴムが焦げるような臭いがしました。豆に付くほどのものではありませんが、どこか軸受けなどがこすれているのかもしれません。使っているうちに落ち着いてきたので、はじめにある程度空回しして、慣らして運転してやった方がよかったのかもしれません。
とりあえず、理論上、あんまり一気にたくさんの豆を挽くと、挽きムラも大きくなるはずです。また、少なすぎてもプロペラに上手く絡んでくれないので、2杯~4杯分くらいが一度に挽く適量でしょう。
このように、豆入れの部分はまるまる取れるようになっています。挽き終わった豆をドリッパーなどに移すときは、こうして移すわけです。この構造は、手入れのしやすさにも寄与しています。
サイズ感
片手で持てます。子供だときついかな。持った感じの重量感は、けっこうありますね。後述のように、電源コードを収納できるので、ぱっと取ったときに他のものを引っかけたりということも少ないと思います。
量と粗さの設定
前面に間違えようのないつまみが付いています。下のつまみを上下にスライドさせて豆の量を設定し、上のつまみを回して粗さを調整します。
プロペラ式なので、これらのつまみによってプロペラの位置や動きが変わるというわけではなく、挽く時間が変わるだけです。要は、豆の量が多ければ多いほど、粗さが細かければ細かいほど、長くプロペラを回すというだけですね。もしかしたら、プロペラの回転速度くらいは変化しているのかもしれませんが、見た感じでは分かりません。
プロペラ式のものは、こういう設定が付いていないのも多いので、「毎回同じ条件で」挽けることは重要ですね。挽き上がりが気に入らなければ、次回は設定を変えて、と比べることができますから。
巻き取り式電源コード
電源コードは、まさかの掃除機のように引き出すタイプ。巻き取りはバネではなく手動です。これは、収納性を大きく向上させるよいアイデア。
4.実際に挽いてみました
さあて、本題です。メリタ「パーフェクトタッチⅡ」と、適宜比較しながらいきます。分量は30gで3杯抽出で、何回かやってます。
挽いてみた
挽きあがりました。3杯分くらいなら、10秒程度。あっという間です。
分量が違っていますが、縮尺はだいたい同じになっているはず。上から順に、
「パーフェクトタッチⅡ ― やや粗挽き ― キュランダレインフォレスト ミディアム」
「homegeek 電動コーヒーミル ― やや細挽き ― 東亜珈琲ブレンド」
「homegeek 電動コーヒーミル ― 中挽き ― キュランダレインフォレスト ミディアム」です。
一番上のパーフェクトタッチⅡは、微粉の発生を少しでも抑えるために、マニュアル上でのドリップ式にお勧めの中挽きよりも、やや粗めに挽いています。個人的には、これがドリップ用のベストの状態。homegeek 電動コーヒーミルは、全体的にパーフェクトタッチⅡよりもやや粗めの挽きあがりになるようで、真ん中は、homegeek 電動コーヒーミルの「やや細挽き」設定ですが、これでほぼ同じくらいだということが分かると思います。一番下は、homegeek 電動コーヒーミルの「中挽き」設定ですが、一番上のパーフェクトタッチⅡの「やや粗挽き」よりも粗いことが見てとれると思います。
ただし、パーフェクトタッチⅡが、豆の種類が変わっても挽き上がりにさほど違いがないのに対し、homegeek 電動コーヒーミルの場合は、同じ設定の同じ分量で挽いても、「東亜珈琲ブレンド」の方が「キュランダレインフォレスト ミディアム」よりも、やや細かくなる傾向が見られました。構造がシンプルな分、豆の種類や状態によって、仕上がりに多少差が出るようです。
で、写真だと分かりづらいんですが、よく見ると、この時点で、すでに予想を覆す事態が発生しています。
淹れてみる
淹れてみます。
なん……だと!? ここで、当初の予想を大きく外れる事態が発生。
先ほど述べたように、私はドリップのフィルターにステンレス製のものを使ってまして、こいつは微粉の混じり具合によって、濾過の速度が大きく変わります。そして、パーフェクトタッチⅡの「やや粗挽き」で挽いたものより、homegeek 電動コーヒーミルの「やや細挽き」で挽いたものの方が濾過の速度が速い。つまり、homegeek 電動コーヒーミルの方が微粉が少ない、すなわち挽きムラが少ないということが示唆されます。
先ほどの写真でも、よく見ると、細かい粉はパーフェクトタッチⅡの方が多いことが分かります。ちなみに、先ほどの一番下の「中挽き」のキュランダレインフォレストだと、ステンレスフィルターでは、あまりお湯が溜まらないくらいでちょっと粗すぎ。
まさかの、挽きムラについて、プロペラ式コーヒーミルが臼式コーヒーミルに勝るという常識を覆す事態に。
飲んでみる
うおお、やはりというか、なんというか、homegeek 電動コーヒーミルの方が明らかにスッキリとした味わい!
顕著なのは「東亜珈琲ブレンド」の方で、パーフェクトタッチⅡで挽いたものは、苦み先行の味わいで、酸味は引っ込んでいます。それに対して、homegeek 電動コーヒーミルで挽いた方は、酸味の主張がしっかりある。パーフェクトタッチⅡの方では、微粉の雑味が酸味を覆い隠してしまっているものと思われます。
結論
以上から見ると、まさかの、homegeek 電動コーヒーミルの方が挽きムラが少なく、より均一に挽けているという結果となりました。
もちろん、設定の具合や豆の種類や量など、様々な条件によってこの結果は変化するでしょう。実際、homegeek 電動コーヒーミルの場合、豆の種類以外にも、挽く分量によっても挽き上がりに差が出ることを確認しています。理屈通りというか、挽く分量が多いと挽きムラも大きくなります。それに対し、パーフェクトタッチⅡの方は、豆の種類や分量などの条件による挽き上がりの差はあまりありません。
それでも、少なくともオーソドックスなドリップ向けの中挽きにおいて、homegeek 電動コーヒーミルは、プロペラ式ながらも臼式のパーフェクトタッチⅡと互角以上に渡りあえる品質を持っているということです。マジか。
5.メンテナンス性
メンテナンス性は、細かく見るまでもなし。homegeek 電動コーヒーミルは、静電気もさほどなく、ハケで豆入れを掻き出すだけでほぼ完全にきれいになります。多少残った粉もペーパータオルなどで簡単に拭き取ることができます。粉の周囲への飛び散りも、フタを開けて豆を移すときさえ注意すれば、ほとんどなし。豆入れを外せるので、もともとプロペラ式はメンテナンス性が高いものを、さらに向上しています。
一方のパーフェクトタッチⅡは、臼の形状や、内部の固定用の溝やネジ穴など、粉が入り込みやすい部分が多く、完全な清掃はほとんど不可能です。毎回の手入れも、臼の上側、粉の吹き出し口、粉受けの隅など、けっこう大変。また、静電気のせいか、しっかりフタを閉めていても隙間から微粉が飛び散ります。これは、Amazonのレビューなんかを見ると分かりますが、パーフェクトタッチⅡに限らず、臼型の宿命です。
6.まとめ
総評 ― ドリップ用に、手軽で十分すぎる品質
正直、実際に使うまで、しょせんプロペラ式とナメてました。レビュー前は、大筋で「挽きの品質は手軽さとのバーター」というような展開を想定していたんですが、いい意味で大きく裏切られました。コスト、手軽さ、挽きムラのバランスが高いレベルで保たれている! 通常のドリップ式コーヒーを飲むには十分な品質を実現しています。もしこれに満足できなければ、数万円クラスのカット式コーヒーミルを検討した方がいいでしょう。
また、収納性や、挽きの調整の単純さなど、挽き品質以外の使い勝手にも十分な配慮がされていて、製品の設計としての完成度もとても高い。
もちろん、限界もあります。例えば、さすがに微粉厳禁のフレンチプレス用は厳しいです。また、エスプレッソ用の極細挽きも、エスプレッソ機具を持っていないので試していませんが、これも、構造上厳しいかと思います。ドリップ専用と考えた方がいいでしょう。ただ、これはほとんどのワンランク上の臼式にも言えることです。
また、シンプルな構造ゆえに、マメの種類や分量によって挽き上がりに差が出がちです。こればかりは、ちょうどよい設定を自分で探るしかありません。ただ、これは、いろいろな挽き具合を試して、違いを楽しむことこそ、自分で挽くことの醍醐味ですからね。先述のように、分量は20g~40gくらいがベスト。スペック上は最大12杯分挽けることになっていますが、挽きムラを考えると小分けした方がいいでしょう。少なすぎてもムラが出やすいので、「コップに直接一杯分だけ抽出する」という人は、飲まない分の挽き終わった豆は、とりあえずジップロック付きビニル袋に入れて冷蔵庫へ。
今まで豆を自分で挽かなかった人にこそ勧めたい
homgeek 電動コーヒーミルはAmazonで販売中で、10月24日現在の価格は税込み3,280円です。この製品は、コーヒーは好きだけど、自分で挽くまではやっていなかった人へ、文句なしにお勧めです。使用の手軽さ、メンテナンス性の高さにおいて、おそらくこの製品を上回るものはまずないです。肝心の品質も、挽きたての美味しさを十分に実感できるだけのレベルを備えています。価格、品質、扱いの簡単さ、いずれをとっても、コーヒー挽きデビューに最適な1台ですよ。
また、すでに自前で挽いている人でも、もし、現在使っているコーヒーミルについて、メンテナンスなどの手間が面倒だと感じているなら、試してみる価値は十分にあると思います。そりゃあ、カット式コーヒーミルには敵いませんが、手軽さのわりの品質には、驚くべきものがあります。使用状況によって、例えば毎朝の忙しい中で淹れるにはこちらを使い、休日などゆったりと時間をかけられる場合にはカット式を使うなどの使い分けもいいかもしれませんね。
我が家でも、これからメインのコーヒーミルとして存分に活躍してもらうつもりです。
7.関連リンク
homgeek 電動コーヒーミル:Amazon
コメント
本筋から外れた斜め上のコメント失礼。
ご存知かもしれませんが、酸素系漂白剤に漬けておくとびっくりするくらい
綺麗になります。
そして味も変わります(汚れが酷い場合は)。
当方もステンメッシュフィルターを使っていますが(同じ商品ですw)、
汚れが酷くなって抽出速度が落ちてきて味が変わったんですよね。
で、漂白剤に漬けたところ復活したという。
恐らくですが、汚れている=目詰まりしていると思ったほうが良いようです。
え、コーヒーミルですか?
一度カット式の味を知ったら、カット式からは戻れないです・・・
と言うかプロペラ式はダメだと思うんですがねぇ。この製品はマシなんで
しょうかね。
うちはVARIO使ってますが、個人的には高い豆を安いミルで挽くよりも、
安い豆でもちゃんとしたミルで挽いた方が美味しいコーヒーを楽しめる
ような気がします。
酸素系漂白剤で綺麗になるのはステンメッシュフィルターです。
推敲してたら「ステンメッシュフィルター」が消えてた orz
蛇足ですが、VARIOの前はパーフェクトタッチを使ってました。
パーフェクトタッチが壊れたのでエスプレッソ向けの極細挽きが
できるVARIOを購入したのですが、ドリップ用に挽いても
あまりのコーヒーの出来の違いに衝撃を受けたという・・・。
因みにエスプレッソ用の豆としては、衝撃どころか同じ豆とは
思えないほど味が違いましたね。まあパーフェクトタッチを
エスプレッソ用に使うことが間違っているのでしょうが。
コメントありがとうございます。
いちおう、フィルターのシミが付いてしまっているのは周囲の部分だけなので放置していたんですが。見目も悪いし、漂白してみます。アドバイスありがとうございます。
VARIOいいなぁ。うちは、コーヒーをがっつり飲むのが私だけなので、台所の一角を占拠するわけにもいかず、使うたびに出し入れできるミルじゃないといけないので「専門店でパーフェクトに挽いてもらって置いておく」か「挽きムラに妥協して挽き立ての香りを楽しむか」の永遠のジレンマです。
そして、レビューした製品ですが、マジで「けっこう良い」ですよ。カット式と比べるのはおこがましいですが、30gくらいで挽きすぎないように気をつければ、これがなかなかどうして、均等に挽いてくれるものです。正直、私も今までプロペラ式にはあんまり良いイメージを持っていなかったのですが、ちょっと刮目させられました。砕き方が荒っぽい分、長時間回さなければ微粒子は案外出にくいようです。
豆は、個人的には、何よりも焙煎の鮮度ですね。行きつけのコーヒー店は、作り置きではなく、豆を注文したらその場で焙煎してくれるので、これが最高。ガスの量が違います。お湯を注ぐと、マフィンのように膨らんで、泡がはじけて香りが広がる。至福です。
そんなに早く飲むなら、その店で挽いてもらえば? という突っ込みは甘んじて受けます。いいじゃん、自分で色々試すのが楽しいんだから(笑) うーん、手段と目的が逆転する悪いクセが……
与太話に付き合って頂いてありがとうございます。
漂白前の我が家のフィルターが、丁度写真のような感じかもうちょっと
汚れてた感じだったので気になってコメントせせて頂きました。今まで
漂白されたことが無いようでしたら、きっとイロイロ変わると思います。
私は挽きたて>焙煎したてですねー。挽きたてじゃないと蒸らした時の
盛り上がり?が出来なくて、それだけで寂しくなります。挽きたての香りの
高さも憧れですが、我が家は1kg/月くらいコーヒー豆消費しているので
コストを考えるとまとめ買いになってしまいますしw
我が家ではパーフェクトミルの前に一時期プロペラ式を使っていたのですが、
余りにもダメダメだったのでプロペラ式に良い印象が無いんですよね。
まあミルの使い方に問題があったのかもですが。
で、ミルで変わるなーと思うのがこの蒸らしの時ですね。VARIOにした時、
この蒸らしの時の盛り上がりと言うか肌理の細かさに感動した記憶が
あります。逆にプロペラ式の時は湿っただけの感じでした。今回レビュー
されたミルだとどうでしたでしょうかね?
VARIOは2万くらいですが、お小遣い1ヶ月分と思えば・・・
パーフェクトミル→パーフェクトタッチです。
酔っぱらい失礼。
蒸らしの盛り上がりは、しっかりありますよ。ご心配は不要です。
ただし、やっぱり、豆の種類・保存期間による差は大きいですね。でも、これはミルよりは豆の方の要因な気がします。