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EMEET GeniusCall HS80 - 6,000円台で購入できるコスパ最強の充電スタンド付き無線ヘッドセット(読者投稿:emiraさん)

EMEET GeniusCall HS80
EMEET GeniusCall HS80の実機レビューです。充電スタンド付き、左右確認不要、Bluetooth/USB無線/USB有線の3種類の接続方式にも対応と、便利機能満載のヘッドセットとなっています。ZOOMやGoogle Meetなどのオンラインミーティングの機会が多い今、選択肢の一つとして検討しやすいように使用感をレビューします。

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1.GenuisCall HS80スペック

スペック表

  EMEET GeniusCall HS80
ヘッドホンタイプ オーバーヘッド
バッテリー(カタログ値) 連続通話時間: 46時間
連続再生時間: 70時間
充電時間(完全): 3時間
充電時間(簡易): 15分の充電で6時通話可能
接続方式 USB有線/USB無線/Bluetooth 5.2
重量(計測値) ヘッドホン本体:170g
スタンド:142g
内容物 EMEET GeniusCall HS80 本体
充電スタンド
ユーザーマニュアル
USB A-C ケーブル 1.5m
USBドングル(ワイヤレスアダプター)

コメント

接続方法はBluetoothやUSBワイヤレスアダプター(子機)を使っての無線接続はもちろんのこと、USBケーブルを繋げば有線でも利用できます。付属の充電スタンドに差しておけば使用していない間に充電ができるので、カタログ値のままであれば充電残量を気にしなくてもいいのではないでしょうか。

マイクブームが270度動くため、ヘッドセットの左右を気にせず装着できることが特徴です。真ん中まで動かせばミュートになります。カチッと音がするため「ミュートにしたつもりだったのに音が入ってしまった」という事故が起きにくい仕様です。

本体重量が実測170gと軽いため、長時間の使用でも疲れにくいです。重さだけではなくヘッドセットでは装着感も疲れに影響しますが、実際の使用感は後述します。

2.GenuisCall HS80 筐体

HS80内容物
内容物は、HS80ヘッドセット本体、充電スタンド、USB(A-C)ケーブル1.5m、USBワイヤレスアダプター、説明書(日本語を含む9言語)の5点です。

持ち運びにもお勧めできるレベルで本体重量は軽いのですが、ポーチは付属していないので頻繁に持ち出される方はご自身で用意する必要があります。

HS80マイク可動範囲
HS80はヘッドセットの左右を気にせず使用ができる、と書きましたが、「マイクブームが270度可動する」ことでこれを実現しています。写真は手前がマイクブームになるように撮っているものですが、ご覧のように左右どちらの向きで付けても問題ありません。

左右どちらでも良いとなると「ステレオ音声はどのように聞こえるのか?」と疑問に思う方も多いかと思いますが、実はマイクを倒した角度に合わせて左右の音声が切り変わります。写真左の場合だとマイク側から左側の音声が、写真右のように倒すとマイク側から右側の音声が流れます。真ん中の位置に戻した場合は直前の角度に合わせて音声が流れるため、通常使用時において左右が頻繁に切り替わって使いづらいということはありません。

また、真ん中の位置に戻すことでミュートができる仕様となっていますし、マイク部分についているボタンを押してもミュートができます。ロゴ部分を押すと再生/停止や受話/終話が可能で、ロゴの上下を押すことで音量調整ができます。

HS80イヤーパッド
イヤーパッドの素材は合皮で、全体的にも安っぽさは全く全くありません。

HS80ヘッドバンド
普通のヘッドセットと同じようにバンドの長さを調整するのですが、それだけではなくご覧のようにヘッドの部分がバネのように伸びるようになっています。このため微調整ができ、更にフィット感が高まります。


マイクブーム側に電源ボタンがあり、長押しすることでオンオフできます。オンの状態で長押しすればBluetoothのペアリングができます。短く押すことで現在の電池残量が音声で案内されます。

USB-Cケーブルをさせば有線ヘッドセットとして利用ができるため、使いたい時に充電がなくなって使えないという心配をしなくて済むのが良いです。

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HS80充電スタンド
充電スタンドはこのようにマイクブームが付いている側を差し込むようになっています。作りが雑な製品だとこの差し込みが難しくなるのですが、意識せずにスタンドに差し込むだけでしっかり端子にささるのでストレスはありません。

スタンドは程よく重さがあり安定感があります。1週間ほど何度も抜き差ししましたが、一度も倒れることはありませんでした。


充電中はマイクの部分が光ります。消灯すれば充電完了の合図です。

3.アプリ「EMEETLINK」

EMEETLINK
公式ウェブサイトからダウンロードできる専用アプリ「EMEETLINK」を使えば、ファームウェアのアップデートや充電残量確認時や接続時に流れる音声案内の言語を変更できます。日本語版アプリは、ご覧のように少し表示崩れがあるのですが使用には全く問題ありません。

このアプリを使用する際に注意しなければいけないのが、本体とPCをUSBで直接有線接続しなければ認識しないという点です。充電スタンドに差しても認識はしませんし、USBワイヤレスアダプターを使用していても認識しません。

できることは少ないので頻繁に起動をするアプリではありません。デフォルトの音声案内が英語になっているので、日本語に変えたい方はこのアプリをダウンロードして変更してください。ファームウェアの更新のためにたまに起動してみるくらいで良いと思います。

余談ですが、このアプリを起動していると私の無線キーボード(Logicool G913 TKL)の挙動がおかしくなります。アプリを閉じれば元通りの反応となるので相性が悪いのでしょう。

3.GenuisCall HS80 使用感

装着感

HS80の装着感は一言で表すと「ふわっとした」感覚です。

私は頭が大きめなので、他のヘッドセットだといつもバンドを長めに調整しているのですが、それでも耳が痛くなってくるということがあります。しかし、HS80はギュッとした装着感ではないので一日装着していても違和感はほとんどありません。微調整ができるヘッドバンドも疲れにくさの助けとなっている気がします。

キーボードを見たりやメモを書いたりするために下を向くくらいではヘッドセットが落ちるということはありませんが、さすがに上を向くとずれます。作業の休憩に椅子を倒して休憩しようと背もたれにもたれたら外れてしまったということが何度かありました。

イヤーパッドが合皮素材のため夏の蒸れが気になるかと思いますが、これについては私は一切気になりませんでした。これは耳を完全に覆う大きさではなく、耳の上に乗っているような形になることが理由かと思います。

操作感

音量の調整はマイクブームが付いている側の側面を押すことでできます。音量を大きくするには2点の突起がある部分を、音量を小さくするには1点の突起がある部分を押せば可能です。ヘッドセット本体で音量調整ができるのはやはり便利です。これなら音源となるPCやスマホから離れたところでも調整ができます。また、調整ボタンが物理ボタンというのも個人的には支持したいポイントです。押した感覚があるのは直感的で、押すと「ポン」という音がするのも非常にわかりやすくなっています。

音量大小のボタンは突起が付いているためわかりやすいのですが、多機能ボタンと呼んでいる真ん中のボタンには何も印が付いていないので少しわかりにくいです。

音質

1万円以内で買える無線ヘッドセットであれば、これくらいの音質があるのは優秀だと思います。イコライザーもありませんし、7.1ch対応でもありませんが、試しにこのヘッドセットを使ってAPEXで遊んでみたら足音も聞こえやすくてかなり実用的だったのは驚きました。

もちろん音質という意味では未だに有線と無線の間に越えられない壁はあるかと思います。ただ無線に関しては安価なものと高価なもので音質がかなり変わるので、コスパという意味では大変満足できる音質です。

充電について

この記事を書いている今、6時間くらい再生したままになっているのですが電池残量の音声案内はフルのまま変わっていません。使っていない間は充電スタンドに差しているということはあると思いますが、カタログ通りかなり充電持ちは良さそうです。自宅や職場の定位置に置いて使うという方だと、充電を気にしながら使うということはないでしょう。

このヘッドセットを使って一番気に入っている部分は充電スタンドといっても過言ではありません。様々な無線接続のデバイスを個人的に使っていますが、USB-Cを差すという作業にはやはり差込口を確認して、しっかり奥まで差して…という手順が必要なのに、HS80はスタンドに置くだけで充電ができます。また、このスタンドに戻す際もスッと直感的に差し込めばいいだけなのでストレスがありません。これだけでも価値があると感じました。

4.GenuisCall HS80 レビューまとめ

EMEET GenuisCall HS80はAmazonで販売中で、8月3日現在の価格は税込み9,999円ですが、製品ページに3,000円OFFクーポンがあり、これを使えば6,999円で購入できます(クーポン期限は8月13日)。

無線ヘッドセットというだけで1万円以内で購入できるとなれば安価な方ではあるので、正直あまり期待せず使ってみたのですが良い意味で期待を裏切られて驚きました。これに充電スタンドがついているというのだから太っ腹です。ヘッドセットは意外に置き場が困るのが難点となるので、これがあるだけでスッキリ収納できて良いですね。

見た目についても安っぽさは全くなく、隅々まで見ても丁寧に作られている印象を受けました。肝心な装着感や音質についても満足です。

無線ヘッドセットはコードのわずらわしさが無いので、飲み物を取りに行くのに立ち上がったりするときにも装着したまま移動できるのは思ったより快適でした。

1週間使い込んでみた感想として、コスパが非常に優秀なヘッドセットなので、これから無線ヘッドセットの購入を考えようという方がエントリーモデルとして手に入れるには大変おすすめです。

5.関連リンク

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